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ハンドガードリムーバーを入手したので、E&L製電動ガン、M4A1 DX(Platinum)とEliteのフロント周りを詳しく見てきます

記事作成日:2016年6月16日

いろいろと投稿してきたE&L電動M4のネタですが、フロント周りの分解記事が一番最後になってしまいました。
メカボックスまで分解しておいて、フロント部分の分解記事が遅れたのには、2つの理由があります。

1つ目は、ハンドガードを取り外す為にリムーバーが必要だったという事です。
一般的なエアソフトガンのハンドガードは、手でデルタリングを押したら簡単に外れるのですが、このE&L M4は「実銃かよ?」と思える位にデルタリングが硬いです。
なので、リムーバーを使って外す必要が出てきたのですが、リムーバーを持っていなかった私はネットで注文し、届くのを待ってました。

2つ目は、フロントサイトの分解が非常に厄介であった事です。
こちらも「実銃かよ?」と思える位にガッチリ打ち込まれたピンを抜く事が出来ませんでした。
ピンポンチとハンマーを使ってガンガン叩きまくってましたが、1mmたりとも動きませんでした。
実はこのピンはダミーなんじゃないか?と思える位に硬かったです。

という訳で、結局フロントサイトが外せない為に完全分解とは行きませんでしたが、E&L M4A1 DX(Platinum)とEliteのフロント周りを詳しく見てきます。

ファーストインプレッション記事と同様、写真は上がDXで下がEliteか、左がDXで右がEliteになっています。

E&L M4A1のDXとEliteでは、メカボックスで使われているパーツも異なっていましたが、外観で大きく異るのはやはりフロント部分の重さです。
というか、外観の違いはこれしか無いです。

DXはスチールアウターなのに対して、Eliteはアルミアウターなので、全然重さが違います。
もちろん、質感も違いますね。

DXのフロント周りは1258g。
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Eliteのフロント周りは876g。
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重量差は実に382gの差があります。
持ってみると明らかな重量差を感じ取れます。

という訳で、フロント周りのパーツをバラしていきます。
まず、フラッシュハイダーから。(これは以前、撮影した写真ですが・・・)
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フラッシュハイダーはDX、Elite共にスチール製で、スペーサーと緩み防止の為にOリングが付いています。
茶色いグリスが塗布されており、ハイダーを外すと手が汚れます。

続いて、ハンドガードを外します。
びっくりする位にガッチリ固定されたハンドガードですが、それを外す為にELEMENTのハンドガードリムーバーを購入しました。
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テコの原理でデルタリングを押し下げます。
ちなみにリムーバーは金属製ですが、ゴムチューブで包まれているので、傷を付ける事は無さそうです。
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取り外されたハンドガードはこんな感じ。
一般的な樹脂ハンドガードですが、内側に放熱板が設置されています。
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ハンドガードの淵には、凹凸が付いており、これがハンドガードのガタつきを抑制します。
ちなみに、デルタリングに付けなくても、ガタつきが無い位に精度が出ています。
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太さはこんな感じで、上下に幅が広い楕円形。
左が前側、右が後ろ側です。
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放熱板は、樹脂ハンドガードに作られた溝にはめ込まれているので、外しました。
一度焼かれたような感じの色ムラがあるのが何かいい雰囲気を出している気がします。
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というか、この質感、エアソフトガン用なのかなぁ・・・。
ここはE&LのAKシリーズと同様、実銃用パーツを転用してたりするんじゃないかなという疑惑が私の中で浮上しました。
ノリンコはCQ-AというM4を作ってますし・・・
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こちらから引用

続いて、フロントサイトを取り外して、ガスチューブやデルタリングなどを外そうと思っていたのですが、これがなかなかに大変というか、結局外せませんでした・・・。
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まず、Eliteを分解しようと思い、合計2時間近く掛けてピンポンチとゴムハンマーを使ってガンガン叩きまくっていたのですが、結局1mmたりとも動きませんでした。
DXも同様の硬さだったので個体差ではなくこういう物なのだと思います。

潤滑油を垂らしてみたりもしましたが、イマイチ効果は得られず・・・。

M4のフロントサイトを分解するための治具、「フロントサイトベンチブロック」が必要になるのかもしれません・・・。
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この治具にピンポンチを差し込んで、思いっきりハンマーでぶん殴ったらもしかしたら外れるかもしれません。
流石に手で抑えながらだとそんな力では叩けないですからね・・・。

まだトレポンの方が分解が楽だと思います・・・。

そんなこんなで結局フロントサイトが分解出来なかったので、分解はここまでです・・・。
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アウターバレルはハンドガードに隠れた所にまでちゃんとスリットが刻まれています。
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アウターバレルを取り外す事が出来ないので、こんな写真になってしまいましたが、チャンバーを差し込む部分は通常電動ガンと同じ構造でした。
試しに部屋に転がっていたG&Pの通常電動ガン用チャンバーを入れてみましたが、問題なく入ったので、互換はありそうです。
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という訳で、これにてE&L M4A1のレビューは全て終了になります。

次の記事からは内部調整ネタになります。
まずはDXをベースに1本組み上げ、その後設定を変えてEliteの方を弄っていこうと思います。

あんまりお金を掛けたくないので、基本的には必要最低限のパーツ交換と、グリスアップが主な内容になると思います。


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