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SYSTEMA PTW リコイルモデル CQBRを買いました【ファーストインプレッション】

記事作成日:2016年8月26日

つい、うっかり、手が滑って予約注文をしてしまったSYSTEMA PTWのリコイルモデルですが…

ようやく入手出来ました!(言うほど待ってないけど)
会社帰りにショップに寄って回収してきたので、とりあえずファーストインプレッションとして外装と動作性のレビューをしていこうと思います。

今回私が購入したのはリコイルモデルのCQBR(10.5インチ)になります。
マイブームが10インチ前後なのと、もう1つはリコイルをより体感しやすいようにです。
どうしても銃本体が重いとリコイルもその分弱くなってしまいますからね。
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リコイルトレポンは、完成品のみの販売で、チャレンジキットは現状販売されていません。
私としてはチャレンジキットを組み立てて行った方が楽しみが倍増するのですが、今回は仕方ないですね…。

内容物はこんな感じで、本体とローダー、説明書類が入っています。
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説明書類の詳細は下記の通りになります。
まず、トレポンおなじみのCDとオーナー登録ハガキ、バッテリー接続時の注意書き、BB弾、HOP調整工具です。
リコイルモデル特有(だと思われる)付属品として、バッファーチューブのケツの部分が付いてきます。
また、リコイルモデル用の注意書きも付属しています(日英二枚ずつ)
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リコイルトレポン特有の注意書きが幾つかあるので、一通り目を通しておいたほうが良いです。
普段は説明書なんて読まない私ですが、一応これは読んでおきました。
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SYSTEMA PTW リコイルモデル(T.W M4-A1 MAX2 Type CQBR Recoil Model)の外観レビュー

「リコイルトレポン」と言っても、見た目は普通のCQBRなトレポンですね。
パット見の外観でリコイルモデルか、そうじゃないかを判別するのは無理だと思います。
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レシーバーの刻印はいつもの焼き鳥刻印。
そういや、SYSTEMA組み立てのトレポン買うの初めてなんですよね。
なんだか新鮮です。
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マグウェルから中を覗くと、リコイルモデル固有のパーツである端子が見えます。
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アンビセレクターバージョン(リコイルトレポンはアンビしか出てない)なので、反対側にもセレクターレバーが付いています。
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グリップ底部のプレートはこんな感じ。
そういえば、2013年モデルからでしたっけ?中央のイモネジが無くなったのって…。
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ストックは普通の6ポジションですが、底部に六角ネジが2本ささっているのが見えます。
これもリコイルトレポン固有のパーツで、バッファーチューブ無いのギアを支える物だと思われます。
これが緩んだりしたら大変な事になるのは明らかなので、絶対触らない方が良さそうなパーツですね。
SYSTEMAの事ですし、勝手に緩んだりする事も無いと思います…。
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バッファーチューブのケツは、このように直角になっています。
先ほど紹介した付属品のバッファーチューブのケツは斜めになっている物なので、そのタイプを使いたい人は交換する必要があります。
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バッファーチューブのケツには小さな穴が開いており、こちらは実銃にもあるリコイルバッファーの稼働時に発生する気流を逃がす為の物だと思われます。
説明書曰く、リコイルバッファーにグリスを塗布する時はこの穴からシリコンスプレーを吹きかけるそうです。
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それにしても「ケツ」とか言ったり「穴」とか言ったり、何か汚いレビューになってしまいました…。

リアサイトはMAGPULのフリップアップです。
昔みたいにキャリングハンドルは付いてきません。
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リコイルトレポン専用マガジンの紹介

続いて、マガジンを見ていきます。

リコイルトレポンは、その構造上バッファーチューブ内にバッテリーや配線を仕込む事が出来ません。
その為、バッテリーはマガジン内部に収納される構造になっています。
マルイの次世代HK416Cの専用マガジンみたいな感じですね。

で、こちらがリコイルトレポンの専用マガジンです。
見た目からして若干異なるのが分かります。
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まず、通常のトレポンマガジンには無い端子や大きなボタンのような物(上部に付いている黒いUの字をしたパーツ)が見られます。
大きなボタンは「クイックリリースボタン」と呼ばれるパーツで、マガジンを挿入した時にシリンダーと密着し、スプリングテンションでマガジンのガタツキを抑える為の物のようです。
マガジン側のコネクタ(メス)と、本体側のコネクタ(オス)の接触不良を軽減させる為に設計されたパーツだそうです。
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マガジン内バッテリーは、マガジン底部のフロアプレートを外す事でアクセスが可能です。
フロアプレートを外すとバランスコネクターが見えるので、ここから充電します。
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尚、出力端子は普通のディーンズタイプですが、マガジン内部でタイラップで固定されているので、基本的に外す事を想定していない作りのようです。

フロアプレートはこんな感じ。
多分これは普通のマガジンと変わらないと思います。
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ちなみに、フロアプレートの固定は結構柔らかく、簡単に外せました。
これといったロックは無く、片手でも用意に外せます。

なんだか撃ってると勝手に脱落してしまいそうなので、何かしら対策を考えたほうが良いかもしれません…。

また、マガジンキャッチの穴からケーブルの端子が見えます。
ここに金属製の異物でも入ってしまったらショートしてしまう可能性もあるので、扱いには注意をした方が良さそうです。
リロード時に、マガジンを放り投げて捨てるとか、言語道断ですね。(癖でやってしまう可能性が高いので、気をつけねば)
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バッテリー入りの状態でのマガジンの重量は371g。
出来ればSYSTEMA純正マガジンと比較したかったのですが、手元のマガジンは全部FCCのPマグにしちゃっているので、比較出来ません…。
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ちなみに、マガジンの装弾数は76発のようです。

外観のレビューはこんな所です。

SYSTEMA PTW リコイルモデルの初速とリコイルについて

最後に、実際に撃った感じのレビューになります。
まず、初速は東京マルイ 0.20g バイオBB弾を使って94m/sでした。
連射速度は未測定ですが、そんなに速くはないですし、遅くもないです。
普通に秒間15発位ではないでしょうか。
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[2016年8月27日追記]

連射速度も測ってみた所、秒間18発のようです。
また、暫く撃ってたせいか、最初の頃より初速が若干上がってました。
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[追記ここまで]

続いて、リコイルの感触についてです。
リコイルトレポンのリコイルは、正直「激しいリコイル」とは言えません。
「激しいリコイル」を求めるなら、素直にリコイルバッファーを重くしたガスブロを真夏に撃ったほうが断然良いです。

実際に射撃時の動画を撮ってみましたが、こんな感じです。

あえて形容するなら、「冬場、東京マルイ純正のM4 MWSを撃っているような感じ」ですね。

ただ、厳密にはそうじゃない・・・。
非常に言葉にし辛いのですが、かなりユニークなリコイルの感触が味わえます。

純粋に肩を叩きに来るようなリコイルで、マルイの次世代電動ガンやKSC ERG、BOLTのリコイルM4シリーズのように、前後に振られるようなリコイルでは無いのです。

正直、リコイルの強さ(肩にズッシリくる振動か)だけで言うと、恐らく…。

「真夏のガスブロ > 越えられない壁 > ERG ≒ BOLT > リコイルトレポン ≒ 次世代」

位のリコイルだと思います。

ただ、先述の通りリコイルトレポンのリコイルは本当にユニークです…。
こればかりは恐らく実際に撃ってみないと分からない感触だと思うので、興味のある人は是非ショップで試射してみて下さい。

という訳で、ファーストインプレッションはこんな感じです。

丁度今週末、サバゲーに行く予定があるので、その時に持って行ってしっかり外で撃ってこようと思います。

ちなみに、一緒に予約していた予備マガジンは、SYSTEMAの出荷が遅れているらしくまだショップの方に届いていないそうです。