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ASCU GEN4のMOSFETが焼けたので、ASCU GEN4 Plusを買いました

記事作成日:2016年9月8日

前にE&L M4に組み込んだASCU GEN4ですが、MOSFETが焼けました。
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何で焼けたのか、イマイチよく分かってないんですがね…。
なんか焼けました。

家で試射してたら、何やらギアが噛みこんだような感じでモーターの動きが停止し、直後に異臭がして慌ててバッテリーを外しました。
この間1秒足らずなんですが、まあ焼けるのは一瞬ですね。見事に焼けてました。

見ての通り、下側に付いているPチャネル用のMOSFET(AP1RA03GMT)の片方が膨らんでます。
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樹脂製のフレームを剥がしてみました。
フレームはホットボンドで基盤に張り付いているだけなので、ヒートガンで溶かせば簡単に剥がせます。
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この事をTwitterに書き込んだ所、同様に焼けたという報告が上がってきたので、恐らくGEN4はよく焼けるんだと思います。
GEN3では大丈夫だったけど、同じ設定でGEN4にしたら焼けたという報告もありました。

尚、ASG CZ EVO3A1に入っているFCU(これもASCU製品で、GEN3とほぼ同等のスペックだと思われる)はギアクラッシュを起こしてギアが停止してもエラーのビープ音が鳴るだけでFCUへのダメージはありませんでした。
この時使っていたバッテリーは11.1V 900mAh 30Cなので、そこそこ大きな電流が流れていたはずなのですが、それでも問題はありませんでした。

恐らくMOSFETに致命的な大電流が流れる前にデジタルヒューズが動作し、通電をカットしていたのだと思われます。

これは私の憶測ではありますが、今回MOSFETが焼けたGEN4でも当然デジタルヒューズは実装されていたと思われるのですが(流石にデジタルヒューズを省く理由が無いと思いますし…)、デジタルヒューズが動作する前にMOSFETが焼けてしまったのでは無いかと思われます。
GEN4ではMOSFETが小型化したり負荷分散なのか、4個のMOSFETが搭載されているので、AIRSOFT SYSTEMS自身もMOSFETの耐久性には自身が無かったのではないでしょうか。
使用されているMOSFET自体のスペックはかなり高い物のようなのですが…。

という訳で、焼けてしまったものは仕方ないので、別のに交換します。

ASCUは3年保証があり、修理に出す事も出来るのですが正直面倒くさいので今回は買い換える事にしました。

で、再びASCUを買って見ました。
今度はASCU GEN4 Plusです。
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ASCU GEN4からソフトウェアのアップデートが行われたASCU GEN4 Plus。
ハードウェア自体はGEN4と変わらないので、耐久性的な面も同じだと思うんですが…。

パッケージロゴの「4」が「+」と掛かってるのが良いですね。
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「PLUS VERSION INSIDE」との事
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内容物もGEN4と変わりありません。
付属のセレクタープレートやカットオフレバーもGEN4に付いてきた物と同じでした。
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MOSFETもGEN4と同じで「AP1RA03GMT」と「AP6681GMT」が付いています。
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ちなみに、信号線はGEN4がオレンジ色だったのに対し、GEN4 Plusでは赤色になってました。(これに大きな意味は無いと思いますが)
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スイッチ側の基盤も全く同じ。
GEN4スイッチ側の基板にGEN4 PlusのMOSFETを付けても問題なく動くんじゃないか?とも思いましたが、MOSFETが焼けた影響がどこにどう出てるのかが分からないので、スイッチ側の基盤も交換しました。
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後は色々パーツを組み込んでいくだけ。
内部のパーツ構成は変更せずに、FCUを交換するだけの作業なので、一気に全部のパーツを組み込んで行きます。
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尚、この後モーターの位置(ピニオン位置)の調整を行うので、ピストンスプリングは抜いておきます。

メカボックスが組み上がったらグリップを取り付けて動作テストを行うのですが、グリップだけは交換しました。
純正のグリップ(外観はステッピングしたり塗装したり改造してますが)は、モーターの角度がイマイチで、調整してもベベルギアとピニオンギアの当たり具合が改善されないので…。
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安心と信頼のVFC製グリップをチョイスしました。
自分の経験上、VFC製のグリップが一番いい精度出してると思います。

ちなみに、今回使うのはVFCオリジナルデザインのグリップ、VFC QRSグリップです。
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このグリップを取り付けて、モーター側の配線の長さを調整します。
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続いて、ヒューズを取り付けます。
出来ればモーターとFCUの間とかに付けたかったのですが、スペース的に現時的では無いので、バッテリー側に付けています。
アンペアは30A。正直25Aで良いのですが、手元に余りが無かったので…。
まあ、無いよりかはマシでしょう。
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一旦この状態で動作テストとピニオン位置の調整を行います。
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特に問題が無さそうだったので、ロアレシーバーにメカボックスを組み込んで、この状態で再度動作テストを行います。
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問題なければ、ピストンスプリングを入れて、再度動作テストを行い、ピニオンギアの位置を再調整します。
ピストンスプリングを入れた時と入れてない時ではギアノイズの具合が違いますからね。

ピストンスプリングを入れててない時は静かだったのに、ピストンスプリングを入れると煩くなるという事は良くあります。(もちろんその逆も)

最後にコネクタをディーンズタイプ(SYSTEMA PTWで採用されてるタイプ)に交換します。
ちなみにヒューズをハンダ付けしてる理由としてはなるべく伝導率を落としたくなかった為です。
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バッファーチューブを付けるとこんな感じ。
少しバッテリーは入れづらくなりましたが、問題なく入ります。
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実際の動作はこんな感じです。
セミ・フル共に快調。
後はMOSFETが焼けない事を祈るばかりです…。

組み直しただけなので、初速は大きな変化はありませんでした。
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という訳で、これにてASCU GEN4 Plusの組み込み作業は終了。
EVO3のFCUが安定しすぎていたせいか、なんだかGEN4には不安を感じますね…。

ASCUは数年単位でアップデートしていっているようなので、GEN5に期待です。


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