VFC MP5 GBBの給弾をスムーズにするはずのCRUSADER製強化フィーディングランプを付けてみたのだが…
記事作成日:2016年11月18日
VFC MP5 GBBの給弾ルートを改善するCRUSADER製のカスタムパーツ、強化フィーディングランプ(CR-VF22-0007)を買ってみました。
事前調査で「VFC MP5の給弾はあまり良くないからこのパーツを付けたほうが良い」という情報を見かけたので、本体購入と同時にこちらのパーツも買っておいたのです。(安いパーツですし)
で、実際に純正の状態で使ってみた所、給弾含め動作全般的に特に不満は無かったのですが、せっかく買ったパーツですし、試してみる事にしました。
左が純正(亜鉛合金)、右がCRUSADER製(樹脂)のフィーディングランプです。
見ての通り、形状が大分異なりますが、CRUSADER製の方はボルトのガタツキを抑える為の突起が追加されているだけだと思われます。
また、給弾ルートの形状が若干異なっており、これがどう影響するのか気になる所です。
また、材質が金属から樹脂に変更されている為、給弾時のBB弾へのダメージも軽減できそうですね。
給弾ルートが金属製だと、どうしても給弾中にBB弾に傷が付きのワックスが剥がれたり、場合によっては変形してしまったりする事が少なからず起こります。
取り付けは純正に比べて結構タイトです。
純正のフィーディングランプはアウターバレルを本体に取り付けた状態でも取り付けが簡単に出来たのですが、CRUSADER製強化フィーディングランプの方は無理でした。
まず、アウターバレルを外して、フィーディングランプを取り付け、アウターバレルを戻すという手順になります。
で、CRUSADER製強化フィーディングランプに交換した状態で使ってみた所、トラブルが続出しました。
起きた問題は下記の通り。
- やたらとジャムる(BB弾が給弾ルートから外れてボルトに挟まる)ようになった
- 2〜3発に1回は弾ポロする
- 初速が極端に不安定になった
- 手元にある6本のマガジンのうち、2本はマガジンキャッチが効かなくなった
やたらとジャムる理由
やたらとジャムるのは給弾ルートの形状が純正と異なるためでしょうか。
上に上げた画像の通り、CRUSADER製強化フィーディングランプの給弾ルートは中央の溝がかなり浅いです。
その為、BB弾は左右どちらかの溝を通って給弾されるのだと思うのですが、その時に弾かれてしまうのではないかと思っています。
この溝を深くしてやれば、改善されるのかもしれませんが、今のところ純正で不満が無いのでわざわざこれを加工する理由も無いんですよね…。
弾ポロと初速の不安定化について
弾ポロと初速に関してはボルトの停止位置がかなり前の方になってしまった為だと思われます。
このパーツはボルトと直接接触し、ボルトの停止位置を決めるパーツでもあります。
ボルトの停止位置が前になった事によって、ノズルも必要以上に前に行ってしまい、結果的にBB弾の保持位置も前になり、弾ポロしたり初速が不安定になったのだと思われます。
微調整レベルの話なので、アルミテープ等を使って調整してやれば改善できそうですが、上記の通り純正で不満がないので調整を頑張る理由が無いのです…。
マガジンキャッチが効かなくなった理由
正直これも微調整でどうにかなる話なのですが、恐らくこの部分(赤丸)の角度と長さが純正とCRUSADER製で違う為ではないかと思われます。
この斜めにカットされている部分はマガジンの上部と接触し、ガタツキを抑える為のパーツなので、ここがマガジンと必要以上に干渉してしまっているのだと思います。
実際に純正のフィーディングランプではガタついていたマガジンもCRUSADER製のフィーディングランプでは解消されていました。
という訳で、結局このCRUSADER製強化フィーディングランプは外して純正に戻す事にしました。
個体差なのかロット差なのか…。
自分のVFC MP5は純正の方が良い感じでした。
この手の調整パーツは実際に不満が出てから調べて買うのが良さそうですね。(調整したくなった時に直ぐに対応できないのが嫌なので、事前に必要そうなパーツは事前に買ってしまう癖がある私)
あと、今回の調整ついでにチャンバーも少し加工しました。
チャンバーパッキンに接触する部分のバリが酷くてパッキンを歪ませていたので削って補正しました。
ちなみに外にも色々なカスタムパーツを買っているので、それらも追々試していこうと思っています。