VFC MP5A2 GBBのリコイルバッファーやスプリングを交換、比較検討してみた
記事作成日:2016年11月29日
ガスブロの醍醐味と言えば、やはりリコイルだと私は思います。
そして、そのリコイルを生み出すのはボルト、リコイルバッファー、リコイルスプリングといったパーツ。
VFC MP5はボルトの重量は殆ど変える事が出来ない(社外のスチールパーツを使ってもせいぜい数10g増える程度)ので、リコイルバッファーとリコイルスプリングを交換する事でリコイルを強化していこうと思います。
という訳で、色んなパーツを買ってきたんですが、まずは最大限まで重くした場合、どうなるのかを試します。
尚、パワーソースはCO2です。
以前調整した放出されたガスの殆どをシリンダー側に流す調整を施した物で動作検証しています。
と、その前にとりあえず、純正の状態での重量を乗せておきます。
純正は151g。
今回買ってきたのはストライクアームズオリジナル商品、「VFC MP5 GBBRシリーズ対応 ヘビーリコイルスプリングガイド/バッファセット (固定ストック用)」です。
これはバッファーだけで、スプリングが付いていないので、同じくオリジナル商品の「VFC MP5 GBBRシリーズ対応 ベリーハードリコイルスプリング」を組み込む事にしました。
重量は260g。
プラス109gの重量です。手に取った時のずっりし感が違います。
この状態で撃ってみたのですが、たしかにリコイルは強い。というか、重いです。
ずっしりとしたリコイルが来るのですが、その反動で前にも振られてしまいます。
リコイルバッファーがバウンドしてしまっているのだと思われます。
試しにリコイルスプリングにスペーサーを入れたり、スプリングを2個入れたりと、色々試したのですが、結果は殆ど変わらず、バッファーがバウンドしてしまいました。
かなり気持ちの悪いリコイルになってしまったので、この組み合わせはお蔵入り…。
続いて、また懲りずにこんな物を買ってきました。
こちらもストライクアームズオリジナル商品の「VFC MP5 GBBRシリーズ対応 ハイプレシジョンリコイルスプリングガイド」です。
これに、またまたオリジナル商品、「VFC MP5 GBBシリーズ用 リコイルスプリング Ver.2」のハード(黄)を組み込みます。
ちなみに、リコイルスプリングガイドを重くして意味あるのか?と思われがちですが、VFC MP5はボルトとの後退と一緒にリコイルスプリンガイド自体も動きます。
その為、リコイルスプリングガイドを重くする事によって少なからずリコイルへの影響もあるはずだというのが私の推測。
ちなみに、このリコイルスプリングガイドはしっかりネジロックを塗布しないと直ぐにネジが緩んでしまうようだったので、ロックタイトのネジロック剤(263)でガッチリ固めました。
結果、純正に比べるとかなり強いリコイルになり、ボルトの動きもスムーズになりました。
今まではボルトの前進が少し遅い感じがしたのですが、リコイルスプリング Ver.2 ハード(黄)を入れた事によって、ボルトの前進速度が上がったのだと思われます。
ただ、これだけだとまだ少し物足りない。
続いて、純正のリコイルバッファーをカットして、ボルトの可動量を増やしてみる事にしました。
バッサリ2cmカット。
これにより、ボルトが2cm多く稼働するようになりました。
実はもっと切っても良かったのですが、あまり切りすぎるとリコイルスプリングが圧縮された時や、そもそもボルトが必要以上に稼働してしまい、ストック側の受け皿にぶつかってしまう恐れがあったので、これくらいの長さに留めておきました。
この状態で動作させた所、かなりリコイルが強くなりました。
ボルトの可動量が増えた事によって、速度も少し上がったのだと思われます。
パワーソースがCO2なので、スプリングを圧縮する事による負荷(ボルトの移動速度低下)はほとんど考えなくて良い印象です…。
実は外にも「VFC MP5 GBBシリーズ用 リコイルスプリング Ver.2」のソフト(赤)も買ったりしていたのですが、これは柔らかすぎてボルトの前進速度が大幅に低下してしまうのがイマイチだったので採用は見送る事にしました。
引き続きリコイルアップの調整は行って行こうと思いますが、リコイルバッファーとリコイルスプリング周りはこの構成で良いかな?と思っています。
ちなみに、リコイルの違いを動画に収めようかとも思ったんですが、あまりに微妙な差で正直動画だと伝わら無さそうだったのでやめました…。
1000fps位で撮影出来るカメラがあればまた話は別なんでしょうけど…。