
リコイルを更に上げるために、CRUSADER製 VFC MP5 GBB用 スチールボルトキャリアーを買いました
記事作成日:2016年12月8日
これが最後のリコイルUPチューンになると思います。
リコイルスプリングやリコイルバッファーを調整し、ボルトの重量を増やすために真鍮製シリンダーを組み込んだりしたVFC MP5A2 GBBですが、更にリコイルを上げる為にスチールボルトキャリアーを買ってみました。
内容物はこんな感じで、インストールマニュアルと本体、両面テープ付きの樹脂板(ガタツキ調整用)が付属します。
錆止めと思われる茶色い油がぎっとり付いています。
ボルトの色はマットな黒色。
純正(左)と比較。
当然ながら、材質が違うので質感も違います。
スチールボルトキャリアーは見るからに重そう。
CRUSADER製 VFC MP5 GBB用 スチールボルトキャリアーは151gもあります。
プラス27gですね。
基本的な寸法は同じですが、細部で差異が見られました。
まず、ダミーボルトをろっくする為のピンを入れる穴がありません。
余分なガスを抜く為の穴?と思われるボルト後部に空いている穴も、スチールボルトキャリアの方には空いていません。
また、シリンダーを入れる穴の内径が狭く、純正の樹脂シリンダーならかろうじて(ゴムハンマーで押し込めば)入る程度、先日購入した「Azimuth製 VFC MP5 GBB用真鍮シリンダー」はそもそも入れる事が出来ませんでした。
ほんのコンマ数ミリ程削っただけなので、そんなに加工に時間は掛からなかったです。
後はパーツを組み込んでいくだけです。
今回も組み立てる時にはGAW Gグリスを使いました。
ボルトの組み立てが完了したら、重量測定です、
結果、ボルト全体の重量が210gと、遂に200gを突破しました。
流石にこれ以上重くする事は困難なのでは無いでしょうか…。
とりあえず、かなりずっしりくるボルトになりました。
最後にレシーバーとのすり合わせを見ながら、付属の樹脂板を貼っていきます。
私は溝の谷の部分に1枚ずつ貼りました。
当然ながら、接着面のグリスはしっかり落としておく必要があります。
ただの両面テープなので、「撃ってる最中に剥がれるんじゃないかな?」とも思ったのですが、意外と粘着力は高いようで、CO2でかれこれ150〜200発程撃ってますが特に問題は無さそうです。
また、動作検証中にボルトとハンマーが擦れ合う部分の凸凹が気になったので、研磨する事にしました。
純正だとかなり凸凹しており、ハンマーを削ってしまう恐れがあったので…。
という訳で、これで組み込みは完了。
エジェクションポートから拝めるボルトの溶接跡が最高にクールです。
尚、肝心なリコイルの量ですが、今まで以上の物になっています。
以前、真鍮シリンダーを取り付けた際も結構いい感じのリコイルになっていたのですが、それ以上ですね。
やはり200gオーバーのボルトは最高です。
ただ、少しだけボルトの移動速度が遅くなってしまったような印象があります。
こればかりはボルトの重量が重くなったので仕方ないのかもしれませんが…。
とりあえず、この構成で頃く使ってみて、追々リコイルスプリングの硬さなどを調整し、最適なリコイルの感じに仕上げていきたいなと思っています。