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VIPER TECH M4用 CO2マガジンには、WA純正のバルブロックを小加工で取り付ける事が可能です。

記事作成日:2016年12月13日

表題の通りなのですが、VIPER TECH M4用 CO2マガジンには、ウェスタンアームズ純正のバルブロックを小加工で取り付ける事が可能である事が判明しました。

先日書いたファーストインプレッション記事で紹介したとおり、VIPER TECH M4用 CO2マガジンにはバルブロックが付いていません。
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↑左がWA純正のフロンガス用マガジン、右がVIPER TECH M4用 CO2マガジン(EB TECH CO2マガジン)

別にバルブロックが無くてもWA M4に挿したら一応は動いたのですが、せっかくなのでバルブロックを付けれないか?と分解してみる事にしました。

正しい分解方法が分からないので、とりあえずいつも通り、分解できそうな所から分解していきます。
まず、マガジンリップ側に付いているネジを2本外します。
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リップ形状比較。
左がVIPER TECH M4用 CO2マガジン、右がWA純正のフロンガス用マガジン。
大分サイズが違いますし、このパーツは互換がありません。
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内部はこんな感じ。
ガスルートの形状とか、かなりよく似ています。
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あれ?何か付いてるぞ…?と、ここで気づきます。
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マガジンの背中に付いているネジを外して…
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インナーを引き抜くと、なんとバルブロックを取り付ける為の基部が姿を見せました。
形状もWA純正と同じ感じ。律儀にもスプリングを収める為の溝まで掘ってあります。
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早速WA純正のバルブロックを取り外して付けてみる事に。
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結果、サイズはドンピシャ。
バルブロックの側面がマガジンのアウターに干渉するので、少し削る必要があるのと、バルブロックスプリングはWA純正だと少し短いので、適当に長めのスプリングに変える必要がありますが、それさえすれば動作はスムーズ。
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バルブロックの加工は最終的にこんな感じになりました。
1〜1.5mm位えぐっています。
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バルブロックを取り付けた所。
この状態でWA純正のようにスムーズに動きますし、バルブもちゃんとロックしてくれます。(CO2の圧力に耐えれるかは不明ですが)
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WA純正マガジンと比較。
まあ、概ね同じです。
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ちなみに、バルブロックを取り付けた状態で動かしてみたのですが、これと言って動作に変化はありませんでした。
理由としては恐らくバルブがちゃんと叩ききれていないのだと思います。

私のWA M4はフロンガスでの動作を良くする為にハンマースプリングを柔らかいもの変えているので、力負けしている可能性は高そうです。
フロンガスを充填したマガジンですら、真夏日はちゃんとバルブ叩けない事がありましたし…。

まあ、とりあえず近々ハンマースプリングを調達しようと思います。
G&Pから出てる120%とか買っとけばいいかなぁ。


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