BATON airsoft(バトン)製 CO2カートリッジの先端の変形には注意した方がよいかもしれません
記事作成日:2017年1月1日
BATON airsoft(バトン)から発売されているCO2 12g カートリッジですが、使っていると少し気になる点というか問題点が発覚しました。
左と右のカートリッジの先端を比較して頂くとよくわかると思いますが、明らかに先端の太さが異なっています。
というか、左側のカートリッジは潰れたような感じに変形してしまっているのに対し、右のカートリッジは真っ直ぐ伸びています。
当然、右のカートリッジの方が正常な形です。
左のカートリッジを拡大するとこんな感じで、かなり潰れている事が分かるかと思います。
そもそもこの部分は真円では無いのですが、とりあえず最長の直径を測ってみた所、左側の方は7.84mm。
この差が結構問題のようで、マルシン EXB2 FN57やVFC MP5 GBB用CO2マガジンでこの変形したカートリッジを使おうとすると、正常にバルブに穴が開かなかったり、穴が空いても気密が保てず、ガス漏れを起こしてしまう事がありました。
50本セットを順に使っていったら気づいた問題なので、正確に何本入っているのかは数えられていませんが、軽く見た感じ5本に2本位の確率でこの変形したカートリッジが含まれているようです。
尚、APS ドラゴンフライ BSPで使用する分にはこの変形は問題ありません。
しかしこれはAPSのマガジンが少々特殊な構造になっているためで、世間一般的なCO2マガジン(マルシン、KJ Works、WE、VFC、CyberGun、VIPER-TECH、BELL等)で採用されている方式の場合は先述の通りバルブに穴が開かなかったり、ガス漏れを起こしてしまったりする可能性がありますので、使用の際には先端が変形していないか確認してから挿入する事をお勧めします。
もっとも、変形していても変形具合によっては問題が無かったりもするので、一概に「変形したカートリッジだから全て駄目」という訳では無いのですが、ガスが漏れ、CO2が勢い良く放出してしまうと急激にマガジンやパッキンが冷やされてパッキンの変形を起こす可能性があるので注意が必要かと思います。