酸化型生分解性プラスチック「P-Life」を採用した、東京マルイ 新製品 0.12g バイオBB弾のレビュー
記事作成日:2017年6月5日
東京マルイが2017年の静岡ホビーショーで発表した新商品、0.12gのバイオBB弾を買ってみました。
今まで東京マルイは0.20g、0.25g、0.28gのバイオBB弾を出してきましたが、0.12gは初となる製品です。
東京マルイ パーフェクトヒット 酸化型生分解 0.12g BB弾 800発入
他のメーカーだと昔はExcelしか選択肢が無かった気がしますが、最近BLSが0.12gのバイオBB弾を発売していますね。
という訳で、東京マルイ 0.12g バイオBB弾のレビュー記事になります。
バイオBB弾の成分としてメジャーなのは「PLA樹脂(ポリ乳酸)」ですが、こちらのバイオBB弾はP-Lifeという物で出来ているようです。
P-Lifeについて詳しく知りたい方は公式サイトを御覧ください。
BB弾はこんな感じ。
パッケージに収まっている状態ではグレーっぽい色かな?と思っていたのですが、実際は鮮やかな緑色でした。
率直な感想は「これ、カメのエサだろ」でした。
似てません…?
マルイ 0.12g バイオBB弾を見た時の第一印象は、「これ、カメのエサだ」 pic.twitter.com/ZrtadlrNEo
— 橋田 優一@短い筒はいいぞ (@Evolutor_web) 2017年6月4日
表面は若干光沢のあるツルツルした感じですが、色ムラというかブツブツした模様になっています。
細かい粉末を固めたような感じですね。
見た感じ、変形した弾やモンスターボールのような歪な形の弾は無さそうでした。
東京マルイ 0.12g バイオBB弾の重量について
続いて、いつもの重量測定です。
適当に袋から10発つまんで測りにかけていきます。
- 0.119g
- 0.119g
- 0.118g
- 0.119g
- 0.117g
- 0.117g
- 0.117g
- 0.117g
- 0.118g
- 0.118g
最大:0.119g
最低:0.117g
誤差:0.002g
平均:0.1179g
なんというか、驚くべき安定感でした。
以前レビューしたエクセルの0.12g バイオBB弾では誤差0.007gと結構広めの誤差が出ていたのですが、それと比較すると驚くべき安定感だと思います。
と言うか、誤差の話しだけなら0.20gとか0.25gとかのバイオBB弾と比較してもかなり安定している感じがしますね。
東京マルイ 0.12g バイオBB弾の給弾について
Twitterで「P-Lifeは添加剤としてCYCの弾でも使われている」との情報を頂いたので、念のため給弾チェックもやってみる事にしました。
CYCの弾は昔試した時にかなり給弾が悪かったですからね…。(それ以来買っていないので、今のロットがどうなっているか不明ですが)
給弾不良がよく起きるのはやはり電動ガンなので、電動ガンで試してみる事にしました。
しかし、我が家で稼働する電動ガンは全てDSGなので普通の設定では無いのでご了承下さい…。
実験台となったのはDSG EVO3。
昔、S&Tの0.25g バイオBB弾を試した時に給弾不良多発、ノズル閉鎖不良多発で壊滅的な状態だった銃なので、弾上がりが結構シビアな銃だと思います。
結果はセミフル共に快調。
2マガジン試しましたが、給弾不良は一切起きませんでした。
初速も非常に安定しており、117〜119m/s程度でした。
※弾速計の設定は0.20gですが、使用弾は0.12gなので、初速が高く出ています。
マルイ製のBB弾という事で精度には期待していたのですが、ここまでとは…といった感じです。
いい意味で予想を裏切ってくれました。
BLSの0.12g バイオBB弾と雰囲気が凄くよく似ている…
「東京マルイの0.20gや0.25gのバイオBB弾はG&Gと同じでは無いか?」とよく言われていますが、こちらの0.12gもBLSのバイオBB弾に良く似ています。
まず、弾の外見も色が違うだけでブツブツした模様だったり光沢感だったりよく似ていますし、BLSのバイオBB弾もP-Lifeですし…。
Amazonの商品ページより引用
気になったので買ってみました。
明日辺りに届くので、またレビューしようと思います。