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SYSTEMA PTW用 MOVEオリジナル タンゴダウン グリップを買ってみた

記事作成日:2017年9月1日

「Tango Down GRIPの実物を形どって、実物変わらない握り心地と質感を再現しました。」というSYSTEMA PTW用グリップ、MOVEオリジナルTDグリップを買ってみました。

手に取った瞬間に分かるのは「樹脂の硬さ」「グリップの細さ」です。

樹脂の硬さは言わずもがな、強く握っても歪みません。
グリップの細さに関しては、私はKingArms製PTW用、G&P製PTW用、実物のタンゴダウングリップを握ったことがありますが、一番実物の握り心地に近い気がします。
尚、実物より少し表面のザラつきが強い気もします…。

という訳で、こちらのグリップをリコポン(SYSTEMA PTW リコイルモデル)に組み込んでいきます。
元々こちらの銃にはKingArms製のタンゴダウングリップを付けていましたが、強く握り込んだ時にグリップが歪むせいか、モーターの動作音に変化が生じるのが気になっていました。

左がMOVE製、右がKingArms製です。

表面の見た目はほぼおなじ感じですが、MOVEの方がザラつきが強いのと、光沢(テカリ)が少ないです。

内側はこんな感じになっています。
MOVE製が全体的にくり抜かれているのに対し、KingArms製はSYSTEMA純正グリップのような感じで配線を逃がす溝が付いており、肉厚です。(肉厚でも樹脂が柔いので歪むんですよね…)

尚、見ての通り490モーター専用のグリップです。

また、MOVEオリジナル タンゴダウン グリップの方はモータープレートが専用品になります。(左がMOVE TDグリップ付属品、右がSYSTEMA純正)
パット見SYSTEMA純正のモータープレートのように見えるのですが…。

内側が少し違っています。
SYSTEMA純正のモータープレートに付いている前後の段差が削られています。

リコポンに取り付けるとこんな感じになります。
前側(トリガー側)に隙間が出来ていますが、まあこれくらいは許容範囲内でしょう。
実銃でもここは個体差に寄って隙間が出来てしまうみたいですし…。

握ってみた感想ですが、まずガッチリ感がKingArmsと全然違います。
一切歪まないです。

当然、割と無茶な力を掛けて動作させたりもしましたが、今まで起きていたような動作音の変化(ギアノイズ)はありませんでした。
とても静かに動いてます。

KingArmsやG&Pのグリップに比べると割高(倍以上します)な製品ですが、価格に見合う精度、強度は十分にあるかと思います。

やっぱり、SYSTEMA PTWを使うなら硬い方が良いですよね。
以前、「ZSHOT Magpul MIAD Grip for PTW」を買った時につくづく思いました…。