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A&K STW HK416Dを買ってみたのでレビューします【ファーストインプレッション】

記事作成日:2017年10月21日

新たにUFC経由で入ってきたA&K STW HK416Dを買ってみたのでレビューしていきます。
尚、スタンダードというか、普通のSTW M4A1のレビューはこちらから

という訳で、A&K STW HK416Dです。
UFCが輸入した製品で、2017年10月16日に適合確認がされているファーストロットになります。

内容物はM4A1の時と同様、本体、マガジン2本、説明書、BBローダー、クリーニングロッド、BB弾です。

尚、以前STW M4A1をレビューした時に「ABBAバージョンって何だ?」と書いたのですが、どうやら本当にリコイル付きのSTWは存在するようで、その事のようです。
リコイルの原理はSYSTEMAのリコイルモデルとは違い、リコイルバッファーをピストンで押し下げて動かす、次世代電動ガンに近しい構造のようです。

付属のマガジンはHK416仕様になっており、Made In Germanyや5.56mm×45の文字が打刻されています。
色もマットな黒色です。

フォロワートップ部分というか、マガジンのインナーは恐らくSTW M4のと同じです。
マガジンバンパーはHK416仕様の物になっています。

STW HK416D本体はこんな感じ。
まあ、普通な感じですね。

細部を見ていきます。

フラッシュハイダーはバードケージ、フロントサイトはフリップアップ式になっています。
フロントサイトを起こした状態で少しガタツキがあります。
尚、アウターバレルやフロントサイトの基部はスチール製です。

また、アウターバレルはエクステンションになっています。
ネジは14mm逆ネジ。

ハンドガードはこんな感じ。
まあ、普通のHK416のハンドガードですね。
若干ガタツキます。

レシーバーはこの通り、一応フル刻印ですが、セレクターレバーの刻印無色だったり、でかでかとA&KのシリアルNOが入っているのが残念。
JPから始まる刻印なので、国内仕様である事が分かります。

また、マグウェル部分の刻印はよく見ると大分エッジが粗いです。
何だか解像度の低いデータを引き伸ばして印刷したような感じで「D」や「C」のような弧を描いている文字がガクガクです。

マグウェルの前側もこんな感じ。

反対側も同様で、刻印は入っているものの汚いです。
あと、塗装もだいぶ雑ですね。
塗装の質感に関してはSTW M4A1の方が良かった気がします。

なお、イジェクションポートカバーは樹脂製でした。

反対側のセレクターレバーの部分にも刻印は入っていますが、STWはアンビ仕様ではありません。

尚、セレクターレバーの動きが少し渋いというか、何かトレポンらしくない動作です。
単にパーツの精度が悪いだけだと思うのですが、「カチッ」「カチッ」という気持ちのいい切り替えはできず、「ヌルっ」としてます。
また、セミは変な角度(70度位の所)で1度引っかかった感じになります。

グリップ割とよく出来ており、リアルだと思います。
ぶっちゃけ、このグリップ目当てで買うのもアリかも?(んな訳ないか)

尚、グリップ底部の蓋を外すとモーターとグリップを固定する4本のネジが出てきます。

エンドプレートは左右にスリングスイベルが付いているタイプです。

ストックチューブは6ポジション。
ストックはガタツキが殆どなく、とても良い感じでした。

ストックを外すとバッテリーコネクタにアクセス出来ます。
コネクタはSTW M4A1がラージコネクタだったのに対し、HK416Dではミニコネクタになっていました。

という訳で、動作させていきます。

と、その前に、これは昔からの仕様(と言って良いのかよく分かりませんが)で、STWは7.4Vで動作しない個体が存在します。
また、7.4Vで動作しても暫く使っていたり、11.1Vを使った時点で7.4Vで動作しなくなります。
ぶっちゃけ不具合と言っても良い、挙動だとは思うのですが、これはSTWの「仕様」です。

私が購入したHK416Dもその個体で、7.4Vで動作しませんでした。

という訳で、11.1Vで動作させてのレビューになります。
使用している弾はG&G 0.20g樹脂弾、マガジンは純正です。

まずはセミオートから。

以前のSTWは96m/sとかめちゃくちゃ高い数値を出していたのですが、今回は90m/s前後と比較的大人しめな初速になっています。
また、以前のロットであったような大幅な初速のブレは無く、±1m/s程度に収まっていました。

フルオートも同様にとても安定していますが、発射サイクルは相変わらず遅いですね…。

動画でも撮ってみました。
最後、ボルトストップもちゃんと動作しています。

という訳で、A&K STW HK416Dのファーストインプレッションは以上になります。

ちなみに、FCC製のPマグを入れようとした所、マガジンキャッチが掛かりませんでした。
何かに干渉しているようです。(これは追々調べます)

とりあえず、簡単にまとめると…

  • スチールパーツが多用されており、ずっしり感がある
  • 塗装や刻印の雰囲気がとても残念。安物の中華電動ガンクラス。
  • 7.4Vで動作しないのは相変わらず
  • 初速は思いの外安定
  • 11.1Vでも発射サイクルは遅め

といった感じでしょうか。

とりあえず、次は分解レビューをしていきます。

いくら初速が安定しているとは言え、STWは箱出しで使うものではありませんよ…。
パーツの組み込み本当ひどいので、個体によっては箱出しでバカスカ使ってると取り返しのつかない破損をする可能性がありますので…。