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A&K STW HK416Dを調整していきます Part.3(バレル・チャンバー)

記事作成日:2017年10月29日

A&K STWの調整記事は実質これが最後になります。(この次に総集編みたいなのでまとめようと思っていますが、調整した内容の詳細は省きます)

というわけで、バレルとチャンバーで行った調整を紹介します。

まず、純正のチャンバーパッキンはお世辞にも良い物と言えるものでは無かったので、パッキンを買ってきました。

何を買うか少し悩んだのですが、STW純正チャンバーの方式だとやはりメイプルリーフのマカロンとの相性が良さそうな気がしたので、マカロンの60度(黄色)を買ってきました。
ちなみに、60度という硬さを選択した理由は私が0.25gをメインで使う為です。

まず、このチャンバーパッキンをSTWのインナーバレルに取り付けられるようにカットします。

そして、HOPアジャスターを入れるのですが、STWのHOPアジャスターは単なる親中の棒で、クッションも何もなかったので、ドラゴンフォースオリジナルのでりほっぷに付属するOリングみたいなパーツをクッション材代わりに入れてみました。
結構硬い材質なので、クッション材として機能してるかは分かりませんが、真鍮直押しよりかはマシかなと…。

HOPの突起は最大でこんな感じになりました。

そして、これからが大変でした。
ピストンASSYを調整した際の記事でも書きましたが、単に組み上げただけだと給弾不良が多発しました。

全自動BB弾粉砕機と化したSTW HK416の餌食となったBB弾達

原因の1つはピストンASSYだったのですが、残りは全てチャンバーが原因だったので、それを修正していきます。
また、チャンバーでも気密漏れが起きていたので、合わせて修正しました。

まず、給弾不良の原因の1つが、チャンバーとノズルに起因する問題です。

チャンバーの内側には塗装による凹凸が至る所に存在し、これにノズルが干渉、前進を妨げていたのでチャンバーの内側を研磨しました。
そして、もう1箇所。
ノズル自体の精度が低くガタガタなので、まれにチャンバーの入り口にノズルがぶつかり、ノズルの前進を妨げていました。
その為、チャンバーの入り口にテーパーを掛け、多少ノズルがぶつかってもスムーズに入るようにしました。
更に、ノズルの先端とチャンバーパッキンの間に僅かな隙間が出来ていたので、チャンバーを削り、ノズルの前進位置を調整しました。

これらがチャンバーとノズルに起因する問題です。
しかし、それだけではありませんでした。

今度は給弾ルート側の問題です。

まず、そもそもマガジンのリップの位置とチャンバーの位置が合っていませんでした。
なので、マガジンのリップと干渉していた部分を削りました。
そして、給弾口の内側を研磨し、BB弾の通りを良くしました。
箱出し状態だと、ここも塗装のムラによって凸凹してたので…。

これらの微調整を行った結果、給弾不良は解決しました。
もうBB弾も砕けません。

尚、インナーバレルはCQBRサイズ(10.5インチ)相当まで短くしました。
テーパーはとりあえず適当な感じで、流速ポンで試している段付きテーパーが良さげだったら、こちらも段付きテーパーにしようと思っています。

とりあえず、チャンバー周りの調整は以上になります。

正直は所、以前購入したSTW M4A1よりパーツの精度や組み付けのレベルは落ちている気がします。
「個体差」の一言で片付けられると言えばそうなのですが。

まあ、これもSTW弄りの楽しみの1つですね。
単に組み立てて動く銃が欲しければ、トレポンのチャレンジキットを買えば良いのです。


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