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VFC XCR-L Micro(DSGカスタム)を再調整しました(ベベルギア交換、シム調整)

記事作成日:2017年11月30日

FETとDSGを組み込んだVFC XCR-L Microですが、「ギアノイズ気になるなぁ」と思いつつ面倒くさかったので放置されていました。
もちろん、その間サバゲーにも投入せずな状態でした。

XCR-L Microを最後に弄ったのが6月末なので、実に5ヶ月近く放置されてた訳ですね。
というわけで、そろそろ何とかしようと思い、再調整する事にしました。

原因は大体分かってたので、とりあえずギアボックスまで分解し、歯のあたり具合とかを確認していきます。

結果、ノイズの原因はベベルギアでした。
具体的にいつ頃からか分からないのですが、ZCのベベルギア(6枚ラッチ仕様)の設計が変わっているようで、今まで以上に歯が深く、更に薄くなっているのです。
その結果、一般的なピニオンギアの角度と合わなくなり、結果ギアノイズが生じているような感じですね。

このベベルギアの形状が問題で起きるギアノイズは以前クライタック クリスベクターに組み込もうとしたZCのギアでも同様の症状が発生していたので、少なくともここ半年に流通しているZCのベベルギアは相性問題が起きやすいロットかもしれません。

とりあえず、適当に余っていたベベルギアを突っ込む事にしました。(メーカー不明)

ついでに全体的にシム調整もし直しました。

配線やFETは特に問題は起きていないので、そのままです。

組み立てて動作テスト。
今まで気になっていたギアノイズも抑えられ、動作も特に問題はありませんでした。

バッテリーは以前レビューしたEagleForce製の7.4V LiPoバッテリー、EA1350 40C+αを使います。

初速は0.20gで92m/s〜93m/s程度、連射サイクルは秒間30発ちょいな感じでした。
尚、HOPを限界まで強く掛けると最大初速が出るのですが、それが96m/s程あります。

まあ、初速に影響を及ぼす箇所は変えていないので、特に変わりなしですね。
尚、ベベルギアのラッチが6枚から4枚に変わっていますが、レスポンスには大きな変化は無いですね。
フルストロークでプリコックとかさせてると割と体感変わるのですが、DSGだとラッチの数は大して影響が無さそうです。

動作はこんな感じ。

VFC XCR-Lは専用メカボックスの為、細かい設定が出来る専用FCUを組み込む事が出来ず、組み込めるFCUは、JeffTronやGATEから出ている汎用品位です。
近々そういったFCUを組み込んでみようと思っていますが、現状は単なる物理スイッチの銃です。

しかし、DSGのお陰でレスポンスは悪くはありません。
というか、基本的にFCUが組めない銃はDSG化しないと満足出来ないので、いつもDSGを入れてます。

尚、上の動画は「サプレッサー有りと無しで音違うよー」みたいな事をやりたかったのですが、そこまで大きな違いが感じられませんね…。
よく聞くとサプレッサー有りは篭った音、サプレッサー無しは少し高めの音が混じっているのが何となく分かると思いますが、そもそも、動作音がやたらとマイクに拾われて煩い…。

耳で聞こえる音とマイク(スマホ)で拾える音、だいぶ違うのって何でなんでしょうね…。

とりあえず、この状態で近々サバゲーで使ってみようと思います。