VFC/Cybergun SIG MCXの分解レビュー(主に内部の分解をしていきます) | エボログ

VFC/Cybergun SIG MCXの分解レビュー(主に内部の分解をしていきます)

発売されて早速購入した、VFC/Cybergun SIG MCXをその日のうち(厳密にはちょっと日を跨いでしまいましたが…)に分解しました。
買った銃は即分解。これ、基本です。

という訳で、VFC/Cybergun SIG MCXの分解をしていきます。

尚、外装や箱出し状態の動作に関するレビューはこちらをご参照ください。

まず、ファーストインプレッションの時にも紹介した通り、ピポッドピンを外すとハンドガードが外れるのですが、その状態でアッパーレシーバーを手前にズラすとアッパーレシーバーも外れます。
尚、その際にアウターバレルに固定されている配線を外しておく事を忘れないように…。

分解してびっくりしたのがボルトとチャージングハンドルの形状です。
電動ガンでしょう?何でこんなにリアルな造りしてるの…。

ボルトハンドルに至っては実銃の仕様にとても良く似せられています。
実物のチャージングハンドルは持っていないのでトレポン(左側)との比較になりますが、加工すれば実物のチャージングハンドルを加工して付ける事も出来そうな感じ…。
また、ボルトに関しては『5.56 NATO / 7.62×39』という刻印まで打たれています。

VFC/Cybergun SIG MCXのチャンバー、インナーバレル

チャンバーとインナーバレルを見ていきます。
とは言っても割と普通で、珍しいものは無いんですが…。

VFC製の電動ガンでは一般的なドラム式の樹脂チャンバーで、HOPテンショナーはゴム棒、チャンバーパッキンは割と柔らかめでした。
HOPの突起は東京マルイ等で採用されている普通の形状。

インナーバレルは真鍮製でHOP窓の近くにはガスブロ用のものと思われる溝が入っています。
バレル長は約240mmでした。

ロアレシーバー周りのパーツを外していく

続いて、メカボックスを取り出す為にロアレシーバーに付いているパーツを外していきます。

まずはストック。
ストックの外し方は説明書に載っているのですが、ストック側面の六角ネジを外して(緩めて)ストックを上方向にスライドさせます。
そうするとストックが外れるのですが、基部が20mmレイルになっています。

こちら、実銃のMCXやMPXでも同様の仕様で、色々な形状のストックを簡単に付け替えられるようにする為に、このような仕様になっているようです。

ちなみに、20mmレイルなのでこんなアホな事も出来ます。
しかし、この仕様を上手いこと使えば変態ストックが作れるかも…。

ピストンスプリングはこの状態で外す事が可能です。
スプリングガイドに六角レンチを突き刺して押しながら90度回すとピストンスプリングとスプリングガイドが抜けます。

ピストンスプリングはVFCのJPバージョンで一般的な柔らかい不等ピッチで自由長がかなり長い物になります。

続いて、ボルトリリースボタンとマガジンキャッチを外します。
ボルトリリースボタンは手前側(銃口側)からピンを抜き、反対側に付いているボルトストップを押し下げながら引っこ抜きます。
マガジンキャッチはガスブロ系と同様、マガジンキャッチボタンを押しながら、クルクル回していきます。

この仕様の為、先にボルトリリースボタンを外さないとマガジンキャッチを外す事は出来ませんし、取り付けるさいは逆の順番で行う必要があります。

続いて、グリップを外していきます。
グリップ底部の蓋は少しユニークな仕様をしており、後ろ側がピン、前側がネジ固定になっています。
グリップの形状的に、後ろ側にネジ穴を掘るスペースが無かったんでしょうね…。

グリップの内側はかなりタイトで、モーターは簡単には外れませんでした。
エンドベルをラジオペンチで掴んで引っこ抜く必要がありました。
モーターは一般的なロングサイズなのですが、いかんせんグリップ内側の寸法がタイトなので、「モーターが入らない」「入れたモーターが抜けない」等の相性問題が発生しやすそうです。

最後にセレクターレバーを外し、トリガーピンを抜き、テイクダウンピンを外してメカボックスを取り出します。
尚、セレクターレバーを外す時に小さなボールが落ちてくるので、要注意。

メカボックスはVFCでは一般的なアンビ仕様 Ver2メカボックスです。
左右のセレクターレバーを連動させる歯車が4枚付いてきます。

このように、VFCのアンビVer2メカボックスは、普通のVer2と少し異なる仕様になっています。
他にもボルトストップのノッチの下側にネジが隠れていたり(ノッチを外さないと分解出来ません)、逆転防止ラッチ解除の穴が開いていたりですね。

メカボックス内部はこんな感じ。
グリスは程よい粘度の物が、程よく塗布されており、割と綺麗です。
VFC XCR Microの時はまだピストンが半透明水色のポリカーボネートだったのですが、赤色の樹脂(材質は不明)に変わっていました。

恐らくピストンとタペットプレートの材質が一緒になったのだと思います。
ちなみにこのタペットプレートはXCR Microの分解時にポッキリ折れてしまうという苦い経験があるので、組み立てる際には別のものに交換するつもりです…。

弾性はそんなに高くなく、ある程度力を掛けると割れます。

ピストンやシリンダー、タペットプレート、ノズルなどの吸気系はこんな感じ。
ピストンは最後の7枚が金属歯になっている樹脂ピストンで、ピストンヘッドはアルミ製。
シリンダーは加速シリンダー(バレル長に対して加速量が少ない気がします)、シリンダーヘッドやタペットプレート、ノズルはM4/M16系と互換がありそうです。

ノズルの長さは21.25mmでした。
まあ、形状的にもM4/M16系が流用できそうなノズルですね。

ちなみに、ノズルの内側にOリングが入っている、シーリングノズルになっていました。

トリガー周りも普通のM4と同じですね。

続いて、ギアを見ていきます。
ギアの仕様は今までと変わらずVFC刻印入りの歯の形状がちょっと特殊なギアなのですが、なんと自動シム調整が無くなっています。
今までならスプリングが入っていたスパーギアとセクターギアからスプリングが無くなり、代わりに筒が付いています。

次に配線を外していくのですが、こんなパーツが付いていました。
恐らく黒い配線(+側の配線)が暴れてピニオンギアと干渉しないようにする為のパーツだと思います。

地味に便利アイテムっぽくて感動。

スイッチ部分はFET内蔵のスイッチが組み込まれています。
最近の海外製電動ガンはすごいですねぇ…。FCUが組み込まれてたり、こんな省スペースなFETが組み込まれてたり…。

ただ、信号線ちょっと雑すぎないですかねぇ…。
まあ、構造上というかレイアウト的に仕方がないのかな…。(信号線なので、ぶっちゃけ電気が通れば何でもOKな線です)

ちなみに、FETが標準装備されている事もあってか、トリガーの消耗は全く見受けられませんでした。
箱出しでも消耗してる事、割とありますからね…。

特殊な仕様のスイッチではあるものの、形状自体はVer2の物理スイッチと同じなので、サードパーティ製のFCUに交換する事も可能だと思います。
※メカボックスとの相性問題による若干の加工はあるかもしれません。

最後に、セレクタープレートを外そうと思ったのですが、軸受の出っ張りと干渉していて外せませんでした…。

無理に外そうとすると曲がりそうでしたし、再度取り付ける時に面倒な事になりそうだったので、これはものまま放置です。
まあ、ここは別に外さなくても良いパーツですし、良いかなと…。

という訳で、タイトルの通り基本的に内部パーツの分解記事になりましたが、VFC/Cybergun SIG MCXの分解レビューは以上になります。

次は調整しながら組み立てていく予定です。

尚、フロント部の分解はバッテリーの配置を何とかする為に追々やっていくかもしれません。