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PTW用オリジナルスプリング@7ぽんの90と110を購入、DSGを組み込んだトレポンで初速の変化を見てみました

記事作成日:2018年2月23日

ヤフーオークションで出品されていたり、ドラゴンフォース(東京都板橋区のガンショップ)にて委託販売されているPTW用オリジナルスプリングを買ってみました。
硬さが90と110の2種類が存在しているので、とりあえず2つとも購入。

1個1000円と、PTW用スプリングの中では非常に安価で提供されているのが特徴です。

上がSYSTEMA純正のピストンスプリング、下がそれぞれ今回買ってきた110と90のスプリングになります。
※真ん中のスプリングに100と書いてますが、正しくは110です。

この通り、SYSTEMA純正よりもかなり短く、長さは15cmを下回っています。
ピッチは90よりも100の方が若干広いですね。

という訳で、いつもどおり重量測定を行います。
そして、今回からスプリング圧縮用のツールを作ったのでそれを使っていきます。

まだまだ使い勝手的な部分で要改良な箇所もいくつかあるんですがね…。

まずはSYSTEMA純正のスプリングの硬さから。
通常電動ガンのスプリング比較では東京マルイ純正のピストンスプリングを基準に、他のスプリングの硬さを紹介していましたが、トレポン用スプリング比較では、このSYSTEMA純正のピストンスプリングを基準に比較していこうと思っています。

結果、約4.9kgでした。
SYSTEMA PTWを弄った事がある人なら分かると思いますが、SYSTEMA純正のピストンスプリングってめっちゃ固いんですよね。そして自由長が非常に長い…。

あと、ついでにDSGトレポンこと「流速ポン」を使って初速の変化を見ていく事にします。
ちなみに、現在の流速ポンに入れているピストンスプリングは『ゲロバナナオリジナル 95%スプリング』です。

上記記事でも紹介している通り、このスプリングにスペーサーを追加して0.20gでの初速が92m/s程度、最近少し初速が上がり、93m/s程度出るようになりました。

SYSTEMA純正スプリングを入れた状態の初速は、0.20gで80m/s程度でした。

続いて今回比較対象となる『PTW用オリジナルスプリング@7ぽん』を測っていきます。

PTW用オリジナルスプリング@7ぽん 90

結果、約4.9kgでした。
SYSTEMA純正とほぼおなじ重量が計測されました。

初速は74m/s程度。

硬さがほぼ同じなのに、SYSTEMA純正のスプリングを組んだ時よりも若干低いのは、自由長の問題かと思われます。
SYSTEMA純正の場合は自由長が長く、無負荷状態でもスプリングが結構圧縮された状態の為、初速が高く出ていたのだと思われます。

『同じ重さでもスプリング自体の仕様や銃のセッティングによって初速が変わる事がある』というのが証明出来た気がします。

DSGではこのような差が出ましたが、フルストロークの場合はまた違った結果になるかと思います。

オリジナルスプリング@7ぽん 110

結果は約7.0kg。
SYSTEMA純正比142%の硬さになります。
結構固いですねぇ…でも、DSGカスタムとの相性は非常に良さそうです。

初速は93m/s程度。
中々良い初速。というか、ゲロバナナ 95% + スペーサーとほぼ同じ初速になりました。

正直スペーサーは無いに越したことは無いので、このスプリングと流速ポンの相性はとても良さそうです。

90、110スプリング共に動かした時の様子はとても安定しており、変なバネ鳴りも無く普通に使える製品だと思いました。

フルストロークのトレポンに組んだ際の初速の変化も気にはなりますが、やはり初速オーバーの可能性があるので、これは検証しません(今後もするつもりはありません)。

とりあえず、『PTW用オリジナルスプリング@7ぽん 110』を流速ポンに組み込んだ状態で暫く使っていこうと思います。
半年〜1年位使えば耐久性とか色々分かってくると思いますし…。

スプリングの良し悪しってどうしても暫く使ってみないと分からないですからね。
酷い製品だと組み上げて数百発程度でスプリングが変形し始めるのとかありますが…。

今まで計測してきたピストンスプリングの硬さデータ一覧

※こちらのデータは随時更新されるので、当ブログで掲載していないスプリングも追加されているかもしれません。