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東京マルイ M45A1にAce1Arms製 G10グリップを付けました(要加工)

記事作成日:2018年2月24日

発売当日に購入し、レビュー記事を書いた東京マルイ M45A1のグリップは形状や配色でG10グリップをよく再現しているのですが結局のところ単なる樹脂グリップなので、物足りなさがあります。

今回は、本物のG10(ガラス繊維の材質名)を使っているAce1Arms製のG10グリップに交換する事にしました。
G10グリップは、積層されたガラス繊維で構成されたグリップを削り出している為、削り出しの木製製品のような年輪みたいな模様になるのが特徴です。

今回買ってきたのはG10グリップ2種類(ブラウンとグレイ)、Anvil製のグリップスクリューです。(グリップスクリューの必要性は後述)
尚、こちらのグリップは従来品のガバメントシリーズ対応の製品で、M45A1にはポン付け出来ません。

ちなみに、Ace1ArmsのG10グリップはVZ Grips社が作っている実物のG10グリップと同様の材質で、作り方、削り方もよく再現されているので本物と遜色ないクオリティの製品だと思います。

こちらがAce1Arms製のG10グリップです。
左がブラウン、右がグレイです。

M45A1に取り付ける為に、まずは純正のグリップを外していきます。
グリップスクリューを外すとグリップと錘、ネジ、Oリング(緩み防止に使われている?)が外れます。

錘は両方合わせて151g。
結構ズッシリした重量感があります。

樹脂部分はこんな感じ。
ハリボテの舞台裏と同様、裏側を見せちゃ駄目な奴ですね…。

まあ、しっかりG10グリップっぽい模様を再現しているので頑張ってはいると思うのですが…。

東京マルイ M45A1純正とG10 ブラウン、G10 グレイを並べてみました。

Ace1Arms製のG10グリップを取り付けるに当って、M45A1純正のグリップスクリューは使えません
M45A1のグリップスクリューは従来品のガバメントシリーズと違って少し大きいので互換が無いのです…。

その為、今回はAnvilのグリップスクリューを買ってきました。
ネジのサイズやネジピッチは同じなので、ネジ頭の部分さえ小さくなればOKです。

左がAnvil、右がM45A1純正のグリップスクリューです。

Oリングを入れて、ネジを締めてグリップを取り付けます。

こちら側の面はこれで交換完了なのですが、反対側は少々厄介です。

というのも、アンビセーフティレバーに付いている突起(赤矢印)が、グリップパネル側の窪み(青矢印)よりも長く、分厚いので干渉してしまうのです。
そのままグリップを取り付けようとするとセーフティレバーが動かなくなってしまいますし、グリップにも少し隙間が出来てしまいます。

これを解決するにはアンビセーフティレバーの突起を切断するか、グリップ側を加工するかの二択になります。

今回はあまり銃本体を弄りたくなかったので、グリップ側を加工する事にしました。

このように、リューターを使って窪みを拡張します。

G10グリップは色の異なる素材が積層されているので、どの程度削ったかが分かりやすくていいですね…。

という訳で、ブラウンのG10グリップをM45A1に取り付けるとこんな感じになりました。

同様の加工をグレイのG10グリップでも行い、取り付けました。

比較用として、純正の状態も載せておきます。

ちなみに、G10グリップに交換した状態での重量はこんな感じ。(マガジンなし)

純正の状態よりも少し軽くなってしまったので、追々ウェイトを足したりしたい所…。

とりあえず、握り心地は抜群に良いですね。

また、G10グリップの特徴として吸水性が非常に高いので、素手で握ると手がカサカサになります。
G10グリップは何度か友人が持っているのを触らせてもらった事があるのですが、割とおもしろいです。

グリップ力は非常に高く、硬い材質の割にはラバーグリップ並のグリップ力があるような気がします。
とても握りやすいグリップだと思います。

また、吸水性が高いためか、手が汗ばんだ状態で握ってもグリップ力が損なわれないのも特徴です。

ただ、先述の通り手がカサカサになるのが欠点かもしれません…。
肌の弱い人は肌荒れ起こしやすくなるかもしれないので、注意が必要かも…?


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