
VFC製電動ガン、KAC SR635 8.5インチを購入しました
記事作成日:2018年3月1日
特に新商品でもなんでもないのですが、ナイツアーマメント社正式ライセンス品のVFC KAC SR635 8.5インチですが、前々からちょっと気になっていたので、買ってみました。
購入してから知ったのですが、この製品にはZSHOTも関わっているみたいですね。
という訳で、KAC SR635本体はこんな感じ。
アウターバレルが8.5inchと非常に短いのが特徴的です。
KAC SR635は、KAC PDWの後継機種のような存在で、AR15のロアレシーバーにSR635のアッパーを取り付ける事により使用弾薬を6×35mmに変更する事が出来るようになる、コンバージョンキットのような形で提供されている銃です。
SR635の細部を見ていきます。
まず、マズル〜ハンドガードはこんな感じ。
KAC PDQ含め様々なナイツ製で使われているInconnelフラッシュハイダーが付いており、ハンドガードは上下左右全てに20mmレイルが付いています。
URX2っぽい見た目をしていますが、左右のレイルは真ん中の部分が窪んでいる特徴的なデザインをしています。
下部の20mmレイルには最初からハンドストップが付いています。
ハンドストップ正面にはナイツの刻印と、QDスイベルの穴が空いています。
付属のフラッシュハイダーはマズルの内径が6.5mmと非常に狭いので、射撃時にBB弾がハイダーに当ってしまう可能性がありそうです。
もし、この銃を使っていて変な弾道の弾が混ざるようであれば、フラッシュハイダーを疑った方が良いでしょう。
マグウェルの刻印はこんな感じで、しっかりとしたSTONER RIFLEの刻印が彫られています。
また、アンビ仕様のマガジンリリースボタンはライブです。
トリガーガードもKACタイプ、グリップはKAC PDWでも採用されているような少し短いすらっとしたデザインのグリップです。
ストックの根本(レシーバーの後ろ側にはQDスイベルも付いています)
レシーバーの反対側はこんな感じで、刻印を見る限りSR-16のレシーバーのようです。
また、マガジンキャッチの上部にはボルトリリースボタンも付いておりこちらもライブ、KACタイプのアンビセレクターレバーも当然ライブです。
そして、とても特徴的なのがボルトフォアードアシストノブが付いていないという点でしょう。
尚、チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退し「カチッ」と後退状態でロックされます。
チャンバーはVFC製品おなじみの樹脂製のドラム式です。
シリンダーが赤色ですね…。
ハンドガードやレシーバーの質感は流石はVFC、文句なしといったところでしょうか。
非常にクオリティの高いレシーバーだと思います。
ストックはLMT SOPMODタイプのストックが付いています。
バッファーチューブは5ポジション。
最後部にはバッファーチューブの蓋を固定する為の穴も開いていますが、蓋は付いておらず、コネクタが見えています。
コネクタはタミヤミニコネクタ。
その先には30Aのヒューズが例のごとく基盤の上に付いています。(基盤にはヒューズが付いているだけで、特に回路などは組まれていません)
バットプレートを外すとこんな感じ。
チークピースの部分にバッテリーが収納できるようになっています。
フロントサイトとリアサイトはKACタイプのマイクロフリップアップサイトです。
続いて、箱出し状態の初速と発射サイクルを見ていきます。
使用したバッテリーは7.4V 1200mAh 25C、弾は東京マルイ製の樹脂弾です。
HOPの量を変えての初速も測ってみました。
左上から順にノンHOP、弱HOP、中HOP、最大HOPです。
ノンHOPが最も初速が高く、90〜91m/s程度、HOPを強くすると少し初速は下がるものの、80m/s台後半で安定しています。
かなり強くすると一気に下がり始め、70m/sまで落ちます。
VFC製品は他の銃もこんな感じですが、海外製電動ガンの中では割とHOPはまともな方だと思います。
動画でも撮ってみました。
相変わらずのギアノイズ。
VFCは外装に初速、HOPの掛かり具合と非常に良い感じなのですが、こればかりは改善されませんねぇ…。
そういえば、以前SIG MCXの分解レビューを行った時に自動シム調整が無くなっている事を発見したのですが、この銃はどうなんでしょうね。
当然このSR635も分解していく予定なので、中身がどうなっているのか楽しみです。
一応、最近入荷したばかりの個体らしいので、ロットとしては新しめの個体だと思います。