VFC製電動ガン KAC SR635の分解レビュー(真っ赤なシリンダーに驚き)
記事作成日:2018年3月7日
VFC製電動ガン、KAC SR635 8.5インチを分解していきます。
という訳で、とりあえずテイクダウン。
VFCってこんな真っ赤なシリンダーが入ってる個体もあるんですね…。
シリンダーは黒色のイメージだったので驚き。
ハンドガードの構造が気になったのでとりあえず外してみようとしたのですが、下部のレイルは左右のネジを抜く事で外せるのですが、根本のナットが特殊な形状をしている為、ハンドガード自体を外すにはURX専用の工具が必要かと思います。
まあ、ハンドガードを外すつもりは無いので、無理に外そうとはせずとりあえずこのまま他の箇所の分解を進めます。
バレル〜チャンバーはいつものドラム式HOPダイアルを採用している樹脂チャンバーで、例のごとく非常に外しにくいバレルクリップ(Cクリップ)が付いています。
尚、バレル長は約230mmでした。
バッファーチューブは一般的な通常電動ガンと同様、ピストンスプリングガイドにネジ止めされているタイプでした。
何故かワッシャーが2個入っていたんですが、これは仕様なのでしょうか…。
モーターはショートサイズ。
VFC製電動ガンではおなじみの真っ黒なモーターです。
SR635はショートモーター専用機種では無く、単に短いグリップが付いているだけなので、普通のロングモーター対応のwグリップに交換する事も可能です。
グリップの内側はこんな感じ(写真左)。
写真右のような短いスプリングがハマっていました。
ボルトリリースボタンのピンはOリングによって固定されるタイプの物、マガジンキャッチはマガジンキャッチボタンにねじ込むタイプのリアルな形状をしています。
SR635のメカボックスはこんな感じで、VFCおなじみのアンビセレクターレバー対応Ver2亜種メカボックスです。
メカボックスの中身はこんな感じ。
SIG MCXを分解した時にも感じましたが、グリスは程よい粘度の物が程よく塗布されており、割と綺麗に組み立てられています。
吸気系のパーツはそれぞれこんな感じ。
シリンダーが赤色になっている以外は、以前分解したSIG MCXと同じですね。
ギアは例のごとくVFCオリジナルのギアセット。
自動シム調整では無くなっており、今までスプリングが入っていたスパーギアとセクターギアからスプリングが無くなり、代わりに筒が付いています。
尚、SR635は後部配線仕様の為、プラスとマイナスのケーブルに加えて信号線も伸びており、結構ゴチャゴチャしています。
また、信号線には接着剤が塗布されており、暴れないような工夫がされていました。
こちらがFET搭載のトリガースイッチ。
SIG MCX含め最近のVFC製電動ガンはFETが標準で搭載されているようですね。
後方配線仕様の為か、SIG MCXの基盤とはレイアウトが若干異なっています。
セレクタープレートは例のごとく軸受と干渉しており、着脱は不可能。
軸受を外すか、セレクタープレートを切断しないと外す事が出来ません。
ちなみに、私はMCXのセレクタープレートを切断しています。
恐らくセレクタープレートが外せないと色々と調整が面倒なので最終的には切断する事になりそうです…。
という訳で、VFC SR635の分解レビューは以上になります。
SR635をどういう風に弄っていこうか現在悩み中。
何も考えずに普通に組んでいくとSIG MCXとほとんど同じ構成になってしまいそうなので…。