トレポン用カスタムホップチャンバー、G.A.W. x M-Factory M-chamber for SYSTEMA PTWを買ってみた | エボログ

トレポン用カスタムホップチャンバー、G.A.W. x M-Factory M-chamber for SYSTEMA PTWを買ってみた

G.A.W. x M-Factory製のSYSTEMA PTW用カスタムホップチャンバー、『M-chamber(Mチャンバー)』を購入したのでレビューしていきます。

当記事の内容は組み立てと、初速計測までです。
多くの方が気にしていると思われる命中精度に関しては、後日シューティングレンジにてデータを取ろうと思っています。

G.A.W. x M-Factory M-chamber for SYSTEMA PTW』は、AR15系のSYSTEMA PTWで東京マルイ規格のインナーバレルとチャンバーパッキンを使用出来るようにする為のカスタムチャンバーで、従来のトレポンでは出来なかったような幅広いセッティングが可能となる製品です。

尚、チャンバー本体はA7075アルミ(超々ジュラルミン)の全切削で作られ、アルマイトが施されています。
強度や精度は申し分のない物になっていると思います。

SYSTEMA PTW用のカスタムパーツはまだまだ少なく、圧倒的に東京マルイ規格の電動ガン用パーツの方が種類が豊富ですからね…。

インナーバレルは様々な長さ、内径に加え最近はマズル形状がユニークな製品もちらほら出てきています。
チャンバーパッキンやHOPクッションも多種多様な製品があり、それらをトレポンに組む事が出来るようになる訳です。
これにより、トレポンカスタムの幅が飛躍的に広がります。

内容物はこんな感じ。
チャンバー本体のパーツに加え、専用のロングノズル、インナーバレルとアウターバレルのガタツキを取る為のOリング(5個)が付属します。

尚、HOPダイアルの所で使う大きいサイズのOリングとHOPアームを固定する為のピンはそれぞれ2個付属するのですが、HOPダイアルのOリングは微妙に経の異なる物が1つずつ、HOPアームを固定する為のピンは1個は予備です。

とりあえず、まずはノズルの交換から。

SYSTEMA PTW純正のノズルは、ネジロックでしっかり固着しているので、加熱してネジロック剤柔らかくする必要があります。
その際、ヒートガンやバーナーのような広範囲を温めてしまうような道具を使うとゴムパッキンにダメージを与えてしまうので、ハンダゴテ等を使ってピンポイントに加熱するのが良いと思います。

ちなみに、私のトレポンのシリンダーヘッドは簡単に分解・組み立て出来るように弱い強度のネジロック剤に変えているので、少し力を入れるだけで外れます。

左がSYSTEMA純正のノズル、右がM-chamber専用ノズル。
見た目で分かる位にM-chamber専用ノズルの方が長いです。

長さはSYSTEMA純正ノズルが10.00mmなのに対し、M-chamber専用ノズルは11.19mmでした。

ノズルを交換し、元に戻します。
今回もネジロックにはロックタイト425を使用しました。

続いて、M-chamberを組み立てていきます。

尚、今回使用するバレルやパッキン周りのパーツはこちら。
VFC製のインナーバレル(約200mm)と、メイプルリーフ MONSTER AST AEG用チャンバーパッキン(60度)、BATON airsoft製 フラットクッションラバーです。

当ブログをよくご覧になられている方からすると、「またかよ!」という感じかもしれませんが、またこの構成です…。

元々、インナーバレルはMADBULL ブラックパイソン(6.03mm)にしようと思っていたのですが、それではいよいよVFC/Cybergun SIG MCXと全く同じ構成になってしまうなと思ったので、せめてバレルだけは変える事にしました…。

という訳で、M-chamberの組み立てです。
まず、HOPアームの形状はこのような感じで、HOPクッションが収まる部分の窪みが比較的浅いので、様々な形状のHOPクッションがポン付け出来るようになっていますね。

HOPアームをチャンバーに取りつけるには、付属のピンを圧入します。
圧入にはウォーターポンププライヤーや、万力があると便利です。

※こちらのピンは割ピンの為、ピンポンチで力強く叩くと変形してしまう可能性があります

チャンバー側のHOP窓はかなり広めに作られており、長さは7.66mmもありました。
LayLaxのHOPテンショナーや、FIREFLY 電気なまずのような長めの製品でも問題なく使えるサイズになっています。

チャンバーパッキンをインナーバレルに取り付け、チャンバーに入れていきます。
このままではチャンバーパッキンがバレルクリップに干渉し、取り付ける事が出来ませんでした。

※こちらはメイプルリーフのチャンバーパッキンに限った事では無く、ほぼ全てのチャンバーパッキンで起きる事で、オンライン版説明書にも注意が書かれています。

その為、チャンバーパッキンの先端を数ミリ切ってあげる事で、綺麗にバレルクリップを取り付ける事が出来ました。
しっかり気密を取り、ガタを抑える為だと思うのですが、チャンバーの内径がかなりタイトなので、シリコンオイルを少量塗布してあげると入れやすいです。

ちなみに、バレルクリップはこのようにバレルのセンターに入っている溝にもハマる突起が付いているタイプの物です。
この突起のおかげでバレルクリップがバレルのセンターでしっかり固定されます。

バレルクリップの形状的にM-chamber専用品という訳では無さそうです。(他社製のバレルクリップとの互換は未検証です)

続いて、HOPクッションとHOPアーム用のスプリングを取りつけ、アームを降ろしてOリングを取り付けます。
この際、しっかりアームがHOPクッションを押せているかどうかを確認します。

尚、冒頭の内容物紹介でも述べましたが、付属のOリングは大小2種類存在します。
HOPダイアルの硬さを確かめながら、好みの硬さになるサイズの物を入れれば良いと思います。

問題無さそうだったので、HOPダイアルとバレルホルダー(カバーみたいなパーツ)を取り付け、イモネジで固定します。

この状態でHOPダイアルを回し、真っ直ぐHOPの突起が降りてくるかを確認し、問題なければコレットナットを締め込みます。
コレットナットを締め込む事により、バレルがきっちりセンターで保持され、以後ズレたりすることが無くなります。

このバレルの固定方法は、RETRO ARMS GEN2 Hop-Up Chamber for M4と同じですね。

コレットナットを締め込んだら一旦、シリンダーASSYと組み合わせてしっかり気密が取れているかどうかチェックします。
やり方は簡単で、シリンダーASSYとチャンバーを密着させた状態でマズルから息を吹き込んだりエアダスターを吹いたりします。

動画に登場する1個目のノズルはSYSTEMA純正で、2個目のノズルはM-chamber専用ロングノズルです。

SYSTEMA純正ノズルは勢い良くエアダスターの空気が給弾口から放出されますが、M-chamber専用ロングノズルではそういった事は無く、しっかり気密が取れています。
※2個目のノズルでもたまにエアーが漏れているような音がするのは、エアダスターの圧力でシリンダーASSYが押し出されてしまい、チャンバーと密着出来ていない状態で一時的にエアーが漏れているだけです。

『マズルからエアダスターを使って空気を送り込むとピストンが後退する』というのが理想の気密ですが、流石にDSG用に固いスプリングを入れているエアダスターの圧力程度ではピストン動かないですね…。

気密が問題なく取れていることが分かったら、最後にバレルのガタツキを防止する為のOリングを取り付けるのですが、今回はOリングではなく真鍮パイプを使うことにしました。
太さ10mm、厚さ0.5mmの真鍮パイプを適度な長さに切断し、インナーバレルの先端付近に接着します。

これにより、SYSTEMA純正のインナーバレルと同じ外径になります。

トレポン(DYTAC製アウターバレル)に取り付けるとこんな感じ。
マズルからインナーバレルを押したりしてみましたが、問題になるようなガタツキはありませんでした。

また、組み込んでから「そう言えば…」と気づいたのですが、この手のチャンバーはいつもダイアルをどっち方向に回せばHOPが強くなるのか分からなくなる事があるので、印を付けておきました。
アルミテープで三角形を作り、チャンバーに貼ります。(上方向にHOPを回せばHOPが強くなるという意味)

初速は東京マルイ 0.20g樹脂弾を使って89m/s程度でした。
※組み立て直後は86m/s程度で、暫く撃ってたら初速が徐々に上がっていったので、まだもう少し上がるかもしれません。

初速の誤差は誤差は1m/s以内に収まっているのでバッチリな感じ。
※この動画は上の写真を撮影するよりも前に撮った物なので、初速が88m/s前後と少し低めに計測されています。

元々流速ポンの初速は92m/s位だったので、M-chamberを組み込んだ事により少し落ちている感じがしますが、先述の通りもう少し上がるかもしれないのでそしたらどっこいな初速になりそうです。

という訳で、G.A.W. x M-Factory M-chamber for SYSTEMA PTWのレビューは以上になります。

冒頭でも述べた通り、集弾性についてのレビューはまた後日…。
ほぼ同じ仕様のシリンダーASSY(使用しているピストンスプリングとかが異なりますが、共に同じ初速になるように調整済み)と、昔流速ポンで使っていたバレル(SYSTEMA純正のチャンバーASSYにドラゴンフォース でりほっぷGen2を組み込んだ物)で比較しようと思っています。

バレル長も同じなので、良い比較が出来る気がします…。