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東京マルイ M&P 9L PCポーテッドで、マガジンを挿入した時にスライドストップが解除される問題を修正しました

記事作成日:2018年4月26日

まあ、これを問題と取るか取らないかは人それぞれだと思いますが、私は「スライドストップは自分で解除したい」と思っているので、こういう挙動は好きじゃないのです…。

という訳で、マガジンを勢い良く挿入した時にスライドストップが勝手に解除されてしまうという問題を修正していきます。

尚、今回紹介する方法は、M&Pシリーズに限らず、金属製の補強パーツが入っているガスハンドガンであれば多くの銃で使える方法だと思います。
※Glockのように棒状の補強パーツが差し込まれているタイプは難しいです。

また、ガバメント系はこの記事で紹介するのとは別の方法を行う必要があるので、これは追々ハイキャパ4.3を使って紹介しようと思います。
実は、M45A1でこのネタをやろうと思ったのですが、撮影した写真が全て消えてしまい、だいぶ萎えたのでM45A1のネタはお蔵入りにします…。

まず、スライド側の補強パーツを外します。
このパーツは小さなネジ2本で固定されています。

写真の赤丸の部分にスライドストップが引っかかるのですが、実はM&Pでは最初から少し斜めになっており、衝撃によってスライドストップが解除されにくい仕様になっているのです。

USPもほぼ同じ仕様なのですが、M&PはUSPに比べてリコイルスプリングが柔らかく、この傾斜では少し足りていないようです。
もちろん、リコイルスプリングを固くする事によってスライドストップが勝手に解除されなくなるものの、動作に影響を及ぼしてしまうので、今回は別の方法を取る事にしました。

それがこちら。
単に傾斜を更にきつくしただけです。

加えて、奥の方までスライドストップが入り込むように深めに掘りつつ、スライドが戻る衝撃によってクラックが入らないように割れ防止加工(電動ガンのメカボックスでよくやる手法と同じ理屈)を施しています。

同様にスライドストップ側も削ります。

これにより、箱出し状態よりも深くスライドストップが入り込み、強い傾斜も付いているので簡単には解除されないようになります。

結果、こんな感じになりました。
割とガンガンマガジン挿入していますが、特に問題はありませんね。

同社製ガスブローバックハンドガン USPと同じくらいに頑丈なスライドストップになっていると思います。
これなら私も満足です。

単にスライドストップ周りのパーツを削っただけなので、動作には影響はありません。
問題があるとすれば、傾斜を大きくした事によってどの程度速く摩耗するか?といった所でしょうか…。

引っかかる所の傾斜が大きいという事はそれだけスライドストップを戻す時に掛る負荷が増えるという事ですからね…。

とは言え、今回加工したパーツはノーマルの状態でも暫く使ってると削れていくものですし、修繕パーツ自体は安く手に入るので特に消耗速度に関しては気にする必要はないのでは?とも思っています。

まあ、暫くの間はM&Pをメインで使おうと思っているので耐久性に関して何かあれば追々記事にしようと思います。


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