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クラウンモデル ガスリボルバー M19 6インチ(最大飛距離60〜70m)を買ってみた

記事作成日:2018年5月2日

クラウンモデル製のガスリボルバー M19 6インチと、純正オプションパーツのスピードローダー、予備カートリッジを買ってみました。

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この製品の特徴は何と言ってもコレでしょう。
これに惹かれない訳がない。

60m〜70mも飛ばせるリボルバーとか最高じゃないですか。
ロマンの塊ですよ。

クラウン M19の内容物はこんな感じ。
銃本体に弾とゴムキャップ、カート6個、取扱説明書、ペーパーターゲットです。(取説とターゲットは写真撮り忘れ)

付属のカートリッジはこんな感じ。
真鍮製で、CROWN 357MAGNUMと書かれています。

リップ側にゴムパッキンが付いており、ここにBB弾をはめ込む仕様になります。

M19本体はこんな感じ。
今回購入したのは黒色の6インチ。
シルバーバージョンも販売されています。

反対側はこんな感じ。
樹脂感は凄いですが、テカリのある感じではなくマットな感じ。
価格を考えると悪くはないディティールだと思います。

バレル部分の刻印はこんな感じ。
『SMITH & WESSON』、『S.&W.357 MAGNUM』と入っています。

フロントサイトとリアサイトはこんな感じ。
フロントサイトはレッドポイント付き、リアサイトはちゃんと上下左右の調整が効きます。

サイトピクチャはこんな感じ。
レッドポイントが付いているお陰で結構狙いやすいです。

フレーム部分にはASGKのロゴが入っています。

シリンダーをスイングアウトした状態はこんな感じ。
シリンダーには真鍮製のパイプが組み込まれており、ここがインナーバレルになっています。

中々ユニークな構造ではありますが、弾がシリンダー内のバレルを通って一旦この樹脂製の入り口に入り、その後バレル側のインナーバレルに入り込み、HOPの突起(固定HOP)に当るといった構造になります。

バレルがシリンダー側とバレル側の2つに別れている上に、躓きHOPというなんとも凄くロスが激しそうな仕様です…。

グリップの根本部分にはSmith & Wessonっぽい感じのロゴで、よく見ると『SW』ではなく、『CM』と入っています。
CrownModelの略でしょう。

ハンマーはこんな感じで稼働します。
左はハンマーが倒れた状態、右がハンマーが起きた状態です。

尚、ハンマーの裏側には「MADE IN TAIWAN」のシールが貼られていました。

トリガーはこんな感じ。
左はハンマーが倒れた状態(ダブルアクションの状態)、右がハンマーが起きた状態(シングルアクションの状態)のトリガーです。

グリップは「特殊加工グリップ」らしく、ラバーコーティングが施されているグリップが付いています。
ホーグ社製のグリップに似ています。

このラバーコーティングは非常に薄く、かつ脆いので少し擦れただけでも傷つき、白くなってしまいます。
箱から取り出したり記事用に写真を撮っている間にも結構傷つき白くなってきました。

グリップ底部にはガス注入バルブが付いています。

クラウンM19の重量はそれぞれこんな感じ。
カートリッジ単体が7g、カートリッジ無しのM19が578g、カートリッジを6本全て入れた状態で618gでした。

また、カートリッジを入れつつガス(HFC134A)を満タンに入れた状態だと626gでした。
約8gのガスが入るようです。

クラウンモデル ガスリボルバー M19の初速

では、弾を入れて初速を測ってみます。
弾は東京マルイ製 0.20g 樹脂弾で、ガスはHFC134Aです。
特に暖めずに常温での動作になります。

6発連続で射撃し、初速はこんな感じでした。

  1. 48.08m/s
  2. 49.65m/s
  3. 38.81m/s
  4. 41.47m/s
  5. 32.57m/s
  6. 45.09m/s

最大が49.65m/s、最低が約32.57m/sと、割と初速の上下が激しい事が分かります。

どうやら、弾の保持位置によって初速が変わるらしく、弾を浅く入れ過ぎたり深く入れ過ぎたりすると初速が低くなり、丁度よい保持位置だと40m/s後半位の初速になるようです。

これは初速を安定させるのが難しい仕様ですね…。
マルシン製リボルバーも弾の保持位置によって初速が上下するので、カートリッジ式リボルバーの宿命でしょう。

純正オプションパーツのスピードローダーとガスリボルバー専用 カートリッジ(357マグナム用)

続いて、クラウンが最近発売したAIR/GAS共通 リボルバーオプションパーツ スピードローダーを試してみます。

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スピードローダーは44マグナム用と357マグナム用でそれぞれ製品が異なるので、自分の持っている製品に合った物を買う必要があります。
今回はM19なので、357マグナム用を購入。
対応機種にもM19が入っていますしね。

スピードローダーはノブの部分も含め、樹脂製です。
銃本体とは異なりこちらはかなり光沢があります。

357マグナム用のカートリッジを取り付けるとこんな感じ。
専用品にしてはだいぶ隙間があり、スカスカです…。

では、M19のシリンダーに入れてみましょう。
と行きたい所なのですが、入りません。
全然大きさ合ってないです…。

専用品とは一体…。
ちょっと大きさが違うならまだ許せますが、全然大きさが違っているのはいかがなものか…。

尚、先日苺屋さんに行ってきた時にこのM19を撃ってきたのですが、0.20gだと20m位は飛びました。

綺麗に飛ぶ時は割と真っ直ぐ素直な弾道でフラットに20m位飛んでいたので、ソコソコ遊べる銃だと思います。
ただし、6発中2〜3発程度は左右に曲がったり10m位でドロップしたりする飛びでしたが…。

また、0.25gだと重すぎて10m位しか飛びませんし、0.12gは軽すぎてかなり浮き上がってしまいます。

では、どうやったら60m〜70mという飛距離を実現出来るのか?と考えたのですが、恐らく

  • ガスタンクをしっかり温めておく
  • 強い追い風
  • 0.12gを使用
  • 銃口を斜め上に向けて射撃

の4項目が揃ったら実現出来る飛距離かと思います。
強風に煽られた0.12gの弾なら60m〜70m位は飛んでくれるでしょう。

まあ、60m〜70mなんて飛距離出るはずが無いという事は買って試す前から分かっていた事ですがね…。
単にネタとして面白いな〜と思ったので買ってみただけです。

ただ、初速とHOPさえ安定すればかなり高いポテンシャルを秘めた銃だとも思うので、暇な時にでも弄ってみようと思います。


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