マルゼン ワルサー PPK/S ガスブローバックハンドガンのレビュー | エボログ

マルゼン ワルサー PPK/S ガスブローバックハンドガンのレビュー

マルゼン製ガスブローバックハンドガン、ワルサー PPK/Sをレビューしていくのですが、この銃は2018年1月1日のエチゴヤ秋葉原店のガラガラくじで当たった物になります。
そのため、製品のロットのその辺りの時期に流通している物になります。

レビューするタイミングをどうしようか考えていた時に「ネタ減ってきたら消化するか〜」程度に思っていたので長らく放置されていたのですが、レビューしていきます。

今回レビューする、マルゼン ワルサー PPK/Sは、ワルサー社から正式ライセンスを得て作られているガスブローバックハンドガンで、色は黒色のモデルです。

反対側はこんな感じ。
正式ライセンスを得て作られているだけあって刻印はしっかりしている感じですが、ところどころエアーソフトガン仕様に変わっています。

スライドの刻印はこんな感じで、ABSスライドで刻印は非常に細いですがしっかりと掘られています。
インジェクションポート側の刻印はワルサーのライセンスに関する表記に加え「JASG 6mm MARUZEN」と入っています。

マガジンはこんな感じ。
装弾数は22発です。

ガスルートパッキンとリップ部分、注入バルブはこんな感じです。
リップ部分はマガジン一体型の金属製です。

マガジンのフォロワーは空打ちモードに対応しており、右の写真のように、少し押し下げた状態で右側の溝にフォロワーを引っ掛ける事で常時フォロワーが下がった状態の空打ちモードになります。

また、このフォロワーは一番下まで下げた状態で右側の溝に引っ掛ける事でスプリングを圧縮した状態で保持出来るようになります。
この状態で弾を入れていくと楽です。

尚、説明書によると旧モデルからバルブなどの仕様が変わっているらしいですね。
旧モデルのPPK/Sを触ったことが無いのでどういう風に変わっているのかは不明です…。

スライド上部やハンマー周りのディテールはこんな感じ。
光の反射を抑えてサイトを見やすくする為に設けられた、スライド上部の細かなチェッカリングがとても綺麗でいい感じですね。

サイトピクチャーはこんな感じです。
ホワイトドットとかは無い、シンプルな仕様です。

マルゼン ワルサー PPK/Sのセーフティは実銃と同様、ハンマーを起こした状態でセーフティをかけえるとデコッキングします。
また、ハンマーが倒れた状態でセーフティレバーを動かしてもデコッキングした時と同じ位置にハンマーが動きます。

尚、ハンマーを指で抑えたままトリガーを引いてデコッキングする「親指デコッキング」とか言われる方法でデコッキングをすると暴発するので、この銃でデコッキングを行う場合はセーフティレバーを使う必要があります。
まあ、殆どのガスガンは親指デコッキングには対応してないですよね…多分…。

ホールドオープン状態だとこんな感じ。
実銃もそうですが、PPK/Sにはスライドストップを解除するレバーやボタンが付いていないので、ホールドオープン状態を解除するにはマガジンを抜いてスライド引いてを戻すか、弾が装填されたマガジンを差し込んでスライドを引いて戻す必要があります。

箱出し状態での初速は常温(20度)で60m/s程度。
まあ、このサイズのハンドガンだと普通な感じでしょう。

初速のブレもそんなに大きくはなく、5m/s程度上下にブレがある程度といった感じ。

作動性に関しては正直小型な拳銃なのでそんなにリコイルは強くありませんが、キビキビした動きで非常にスムーズです。

切れの良いキックとスムーズなスライドの動きのおかげで「パン!パン!」と、撃っていて気持ちの良い銃です。

スライドの分解は実銃同様、トリガーガードを下に引っ張ってロックを解除したまま、スライドを引きながら上に持ち上げると外れます。
射撃〜スライドの分解までを動画に撮ってみました。

スライドを外すとこのような感じになります。
尚、スライドを外す際にスライドストップが外れる事があるので、要注意です。

HOPの突起はこんな感じ。
なんかすごい尖った形をしています。

ブリーチやローディングノズル周りはこんな感じ。
ノズルのリターンスプリングは付いていません。

最後に、同様の小型ハンドガンであるKSC SIG P230 アーリーと比較してみます。

重ね合わせるとこんな感じでほぼ同じサイズですが若干PPK/Sの方がスライドが短い事が分かります。
それにしても、グリップの角度やらトリガーの位置やらほぼ同じですね…。

という訳で、マルゼン ワルサー PPK/Sのレビューは以上になります。

総評としては外観のディテールは申し分ない感じで良い出来だと思います。
また、初速も安定していますし、ABSスライドのおかげか非常に切れの良い動作なのが好印象です。

個人的にはガスブローバックハンドガンではガツン!と来るリコイルも重要ですが、スライドのスムーズな動きも重要だと思います。

特にPPK/Sのような小型のガスブローバックハンドガンだと、スライドの重量やシリンダーのサイズの問題である程度までしかリコイルを得る事が出来ないので、スライドのスムーズな動きに重きを置いて貰った方が嬉しいです。

マルゼン ワルサー PPK/Sはまさにリコイルよりもスライドのスムーズな動きに重きを置いた製品のような感じがしました。
素早いスライド動作のおかげでキレの良い鋭いリコイルを体感する事が出来るので、「しょぼいリコイルだな〜、作動性イマイチだな〜」といった物足りなさはありません。