
メイプルリーフのガスガン用新型チャンバーパッキン、WONDERとSUPERを買ってみた
記事作成日:2018年6月28日
MAPLE LEAF(メイプルリーフ)製のマルイ系ガスガン/エアコキボルトアクション用のチャンバーパッキンに新作が登場しました(登場したのは数ヶ月前ですが)
その名も「WONDER」と「SUPER」です。
ちなみに、今まで売られていたものは「AUTOBOT」と「DECEPTICONS」です。
メイプルリーフの中の人はアメコミ好きなんですかね。
「WONDER」と「SUPER」は色から分かる通りMACARONシリーズの新作です。
そのうちMONSTERシリーズでも出るんでしょうかね…。
尚、MACARONだとかMONSTERだとか、メイプルリーフのチャンバーパッキンの種類については以前の記事のオマケネタをご参照下さい。
AUTOBOT、DECEPTICONSとWONDER、SUPERの違いは大きく2つあります。
1つ、共通して異なっているのがHOP側面の突起が無くなったという点。
マルイ系のGBB用チャンバーパッキンには普通チャンバーパッキンがちゃんと定位置で固定されるように側面に突起が付いているのですが、WONDERとSUPERにはその突起がありません。
海外製ガスブローバックガンの中には純正でこの突起が省略されている製品もあるので、そういった製品にもポン付け出来るような配慮なのでしょうか…。
一応、対応製品は従来品と同様にマルイ、WE、KJWorks、VSR10となっています。(VSR10だけなぜ機種名…)
2つめはHOPの突起の形状です。
こちらもそれぞれ異なっていますが、方向性は共に同じような感じで、WONDERは先端に2つの山が作られている2点掛けタイプなのに対し、SUPERは面タイプのようなHOP形状です。
WONDERがAUTOBOT、SUPERがDECEPTICONSみたいな感じですね。
つまり、WONDERがレンジ型、SUPERがアキュラシー型だと思われます。
反対側から見るとこんなな感じ。
若干WONDERよりSUPERの方が突起の幅が広いようです。
という訳で、こちらの新作チャンバーパッキンを、東京マルイ M4 MWSに取りつけていきます。
MWSの分解はハンドガードを外してデルタリング下のネジを外せばフロント周りがごっそり抜けるので楽で良いです。
1年間ノーメンテで使ってきたチャンバー、見事なまでにドロドロでした。
入っているチャンバーパッキンはメイプルリーフ MACARON AUTOBOTの60度です。
パッキン交換ついでに押しゴムも変えます。
今までは純正アームにLayLax製のHOPテンショナー ブリッジタイプを切って入れていたのですが、強めにHOPを掛けて使っていたせいか、潰れて変形してしまっていたので、BATON Air softのフラットクッションラバーに変えます。
BATON airsoft フラットクッションラバー 面ホップアップ用
色んな銃で愛用しているこちらのラバーですが、硬さと大きさが丁度良くて優秀なんですよ…。
MWSの純正チャンバーに取り付けるとこんな感じ。
付属のCリングは取り付けました。
また、WONDERとSUPER、どちらを入れるか悩んだのですが、今までAUTOBOTが入っていたという事もあり、同じような理屈で作られていると思われるWONDERの方を入れました。
BATONのフラットクッションラバーはMWSの純正チャンバーにドンピシャでした。
尚、今回は取り付けた付属のCリングですが、このリングを取り付ける事によりノズルの咥えこみが強くなり、ガスのロスが減る(初速が上がる、安定する)といったメリットがあります。
しかし、個体によっては動作が不安定になる事もあるので、必ず付けないといけないというものではありません。
この辺りは動作検証をして確認する必要があります。
この通り、チャンバー側面の突起がありません。
ちょっと不安にはなりますが、MWSの場合は使っていて歪んでくるような事は無いと思います。
VSR10含めエアコキのボルトアクションライフルの場合、ボルトハンドルを動かす際にノズルが回転するので、パッキンを捻ってしまいますが、ガスガンならそういった問題は起きないでしょう。
尚、HOPの突起はこんな感じ。
あれ?先端に付いてるハズの2点の突起どこいった…。
AUTOBOTの時はちゃんと2点の突起が見えていたのですが、WONDERではこの状態だと見えないようです。
なんだか最近のタナカ製ガスガンみたいな形をしたHOPの突起ですね…。
実際に屋外(シューティングレンジ)で撃ってみましたが、40m先のマンターゲット程度のサイズなら余裕で集弾させれる程度の命中精度はありました。(セミオートに限る)
ただ、AUTOBOTとどう違うか?良くなったのか?悪くなったのか?と言われると、正直ほぼ同じ感じ…。
劇的な差は感じられませんでした。
ただし、先述の通りパッキン側面の突起が無くなった事によって、その突起を切らないといけないチャンバーでもポン付け出来るようになったというメリットは大きいと思います。
まあ、従来品でも爪切りとかカッターナイフを使って切れば良いだけなんですがね…。
オマケ
ボルトの上にあるこのパーツ、凹んできたなぁ…。
まだ大丈夫だとは思いますが、いつ壊れるか楽しみです。