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レプリカのMAGPUL MOE SLストックと実物のMAGPUL MOE SLストックを細部まで比較していきます

記事作成日:2018年8月27日

先日レビューしたMAGPUL MOE SLストックレプリカですが、実物のSLストックを持っている友人にストックを貸してもらったので、比較していきます。

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当記事では左側がレプリカ、右側が実物といった感じで比較していきます。
とりあえず、まずは全体像。

反対側はこんな感じ。

まず、全体的な見た目として質感が異なります。
共にマットな黒色という色味は同じ感じなのですが、レプリカの方はツルツル、実物の方はザラザラした肌触りです。
実際、凹凸の感じがレプリカと実物で大きく異なっています。

パット見の形状は、よく再現されていると思います。

では、細部を見ていきましょう。

前回のレビューの時にも書きましたが、このレプリカSLストックは無刻印仕様です。
そのため、MOE SLのロゴがありません。

本来ロゴが記載される場所に窪みは用意されています。
窪みが用意されているという事は、一応金型を修正すればロゴの追加が可能ですね…これ…。

もしかしてリアル刻印仕様もそのうち出るのでは…

反対側も同様に本来MAGPULロゴが入っている場所には窪みが用意されています。

ロックレバーの再現度も高いのですが、ちょっとサイズ感が異なっていました。

特に違うのはレバーの軸となる部分の膨らみですね。
この部分の大きさ、高さが異なっている事がレプリカと実物を見比べて分かりました。

反対側も同様に軸の部分がちょっと大きいです。
また、レバーを固定しているネジが実物はトルクスネジなのに対してレプリカは六角ネジになっていました。

また、レバー下部もちょっと違いがありました。

ストック後部に付いているQDスイベルはレプリカも実物も共に金属製なのですが、実物の方は樹脂部分の色合いと似た黒色に塗装されているのに対し、レプリカは灰色っぽい色合いになっており、目立ちます。
また、QDスイベルの左上に丸い窪みが実物には付いているのですが、レプリカには付いていません。

ストック後部の刻印もレプリカSLストックには入っていません。

ストック後部、下側のボコッとなっている部分の大きさがレプリカの方が一回りほど大きいです。

バットプレートとストックのつなぎ目が、実物は綺麗に繋がっているのに対し、レプリカでは段差が出来ています。

レプリカではバットプレートのMAGPULロゴが入っていないのに加えて、ネジの仕様も異なっていました。
実物よりも深い位置にネジが付いており、レプリカはなべネジ+ワッシャーに対し、実物はワッシャーヘッドなべネジが採用されています。

ストックパイプを挿入する部分の仕様も異なっており、実物ではガタツキを抑える為の板バネが入っているのですが、レプリカには入っていません。

という訳で、レプリカのMAGPUL MOE SLストックと実物のMAGPUL MOE SLストックを比較して分かった違いはこんな所です。

以前から販売されているMAGPUL MOE SL-Kストックレプリカの再現度に比べると、やはりこのMOE SLストックの再現度は今ひとつな感じがしますね。
※最近、無刻印仕様の流通も増えており、無刻印仕様の方はどの程度の再現度なのかは不明です。

刻印の有無以前にここまで細部の仕様が違っていると流石にレプリカか実物かがすぐに分かってしまいます。

一方、SL-Kストックはの方は正直交互に見比べても違いを見つけるのが大変なレベルでした。
質感、細部の仕様はもちろん、フル刻印なので、実物持ってる者からするともう「なんなんだよこれ…」な状態でしたが、それに比べてSLストックのレプリカはそこまで再現度高くはない事が分かりましたので、SLストックユーザーの方はご安心ください。


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