ARES SA VZ-58-Lの内部カスタムを行いました(いつも通りのプリコックカスタム) | エボログ

ARES SA VZ-58-Lの内部カスタムを行いました(いつも通りのプリコックカスタム)

先日分解レビューを行ったARES製電動ガン、SA VZ-58-Lカスタムを弄っていきます。

今回は最初からやる事が決まっているので楽です。
というか、私は基本的にARESのEFCS搭載機種はこういう弄り方しかしません。

  • ピストンをちょっと重くする
  • 加速シリンダーを入れる
  • プリコック仕様にする
  • チャンバー周りを変える
  • インナーバレルを短くする

といった所ですね。

という訳で、まずはピストン周りから組み立てていきます。
もう組み込むパーツが決まっているので、カスタムというよりもプラモデルに近いです…。

ピストンスプリング用のOリングにはGAW FRUS-Oリングを使用、ピストンヘッドやピストン本体は純正のままです。
そして、ピストンヘッドとピストンの間にAOE調整用のワッシャーを入れ、ピストン内部にベアリングと重りを入れていきます。

今回入れる重りはビバホームで売られてる、家具用の部品です(何の部品かは不明)
メッキコーティングされており、外形が丁度電動ガンのピストンスプリングの内径、ちょうど良い重さだったので、買ってみました。

重量は49gと、ちょうど良い重さになりました。
この重量であれば加速シリンダーが活きてきます。

続いて、シリンダーを用意します。
今回使うシリンダーはRetroArms製の加速シリンダー、Type B、シリンダーヘッドは純正です。

たまに「Oリングってどんなサイズにしてます?」みたいな事を聞かれるのでこの記事で紹介しておくと、大体こんな感じです。

まず、ポイントはピストンは自重で動くか?という点です。
Oリングの摩擦によってピストンが動かないようであれば、Oリングが大きすぎます。

続いて、シリンダーヘッドの穴を塞いだ状態でピストンを指で押した際に抵抗が高まってピストンが動かなくなるかを確認します。
これがスカスカで動いてしまうようであれば、Oリングが小さすぎます。

正直、この辺りって調整者の好みが現れる部分だと思うので、本当にこれが良いのかは定かでは無いんですけどね…。
単に色んなパターンを試した結果、これが一番初速が安定し、弾の飛びも良かったです。

尚、こちらは後方吸気での考え方で、前方吸気では少し考え方が変わります。
前方吸気の場合は少しOリングはタイトの方が良い気がしています。

という訳で、続いてギア周りを調整していきます。
ベベルギアとスパーギア、逆転防止ラッチは純正のままですが、プリコックカスタムをする為に、ZC製のセクターギアを新調してきました。
このギア、昔はAPSなりZCなりSHSからギアセットとして販売されている物を買うしか選択肢が無かったのですが、最近は単品販売が行われているので便利です。

このセクターギアの窪みにネオジウム磁石を埋め込みます。
写真左が純正の状態、写真右がプリコック仕様にしたセクターギアです。

使用するネオジウム磁石は直径5mm、長さ3mmの円柱状のサイズが丁度良いです。
セクターギアの窪みの深さは3.8mmなので4mmの磁石を入れてしまうと0.2mm削らないとタペットプレートと干渉して動作不良やパーツの破損を起こす可能性があります。

尚、ARES EFCSのプリコックカスタムに関するデータはこちらの記事にまとめておりますので、ご興味があるかたはご参考にどうぞ。
ってか、これやり始めたもう4年も前になるんですねぇ…。

軸受は結構スカスカだったので、接着剤を使って固定していきました。
いつものロックタイトのブラシ付き強力瞬間接着剤を塗って固定します。

後はシム調整をしてグリスアップ、ピストンを取り付けてギア周りは完了です。

尚、ピストンを取り付ける前に一旦仮組みしたメカボックスでギア周りの動作チェックは行っています。
これをやっておかないと、いざ全部組み上げた時に致命的な問題が発覚したら非常に面倒ですからね…。

それにしても、トリガースイッチが無いだけでかなり組みやすいですねぇ…。

後はメカボックスを閉じてEFCS基板を取り付け、配線を整えるだけ。

メカボックス側の調整が完了したので、続いてチャンバー周りを弄っていきます。

今回、チャンバー周りを弄る為に買ってきたのはMAPLE LEAF MONSTER AST AEGの60度と、同社製のHOP UP TENSIONER Ωです。
インナーバレルは長さ278mm程度のインナーバレルで、バレル先端のOリングやHOP窓の構造から察するに、恐らくクライタック製電動ガンに使われている純正インナーバレルだと思います。

これは確か御徒町FIRSTの中古コーナーで売られていたインナーバレルだったと思います。
結構前に、5本くらいまとめて買ったのでちょっと記憶が曖昧ですけど…。

という訳でまずは、クソみたいな仕様のHOPアームを改修していきます。
やる事は、チャンバーパッキンを直押ししているHOPアームを削り、HOPクッションを仕込めるようにします。

基本的にARESの電動ガンはこれと同じ加工を行っています。

尚、今回はHOP UP TENSIONER Ωを使うので少し深めに削っていますが、東京マルイ方式のようなゴムチューブをテンショナーとして使う場合はここまで深く削る必要はありません。

後は普通にバレルにチャンバーパッキンを取り付けて、チャンバーを組み立てていくだけです。

特に変わったことは無かったので色々省略してます…。
このメイプルリーフのチャンバーパッキンも以前SIG MCXをカスタムした際にレビューしてますしね…。

メカボックスにチャンバーとメカボックスとグリップ、モーター等を取り付けていきます。

  1. レシーバーにチャンバーを入れる
  2. レシーバーにメカボックスを入れる
  3. グリップを取り付ける
  4. モーターを入れる

という順番で組み込んでいきます。
尚、モーターは純正のままです。

プリコックの設定的には多少トルクより、サイクルよりのモーターに交換しても問題なく使えるようになっていますが、純正モーターでも普通に使えますからね…。

一旦最小限の構成で動作テスト、初速チェックを行います。

結果、初速はいい感じだったので、組み立てていきます。

が、暫く使ってたらどんどん初速が上がっていき、自主的に設けている安全マージンを超えて危険域に突入してしまったので初速を下げる事にしました。

普段はバレルカットで初速を落とす事が多いのですが、今回はインナーバレルのOリングを活かしたかったのでスプリングカットで調整する事にしました。
とりあえず二巻カットします。

ちなみに、プリコック位置はこんな感じ。
丁度加速穴の後ろ側辺りでシリンダーヘッドが停止します。

初速調整後はこんな感じになりました。
東京マルイ 0.20g 樹脂弾を使ってHOP最大の状態で一番初速が低く、86m/s前後、しっかりHOPが掛かる状態で最大初速が出て、それが88m/s前後、ノンHOP状態だと87m/s程度になります。

2巻カットはやりすぎたかな…予定よりも下がってしまいましたが、まあこんな初速でも全然問題なく使えるのでとりあえずこのままで。

発射サイクルは7.4V 1300mAh LiPoバッテリーを使って13発〜14発とゆっくりしたサイクルですが、プリコックのおかげでレスポンスは高めです。

最後にコネクタを交換します。
純正のタミヤミニコネクタからXT30に交換、そのままだと短すぎるので延長ケーブルを造りました。

バッテリーを入れるとこんな感じ。

全体像はこんな感じ。
実際にサバゲーでも使ってみたのですが、結構使い勝手良い銃でした。

飛距離としては0.25gで適正HOPの状態だと40m位が有効射程といった感じでしょうか…。
45m位なら少し射角を付ける事で十分狙えます(着弾点よりも50cm位上を狙う程度の射角)。

あと、延長コネクタが目立つのが気になったのでビニールテープを巻いてなるべく目立たないようにしました。

最後に、この銃の特徴とプリコック解除方法をまとめて紹介した動画を撮りましたので、載せておきます。

もう、いつものARESカスタム過ぎてちょっと飽きてきたんですけどね…。
実は記事にしていない所で何個かかARESのEFCSメカボ搭載機種を弄ってるんですよ…。

私が個人的に買った製品ですらM4系が2つ、Ver3亜種(GSG G14)が1つ、そして今回のVZ58の4つ弄ってますからね。
全てほぼ同じ仕様で組み立てられています。