これなら背丈の低い人でも大丈夫！FUSION SINGLE POINT SLING Sサイズのレビュー

記事作成日：2018年10月5日

ミリタリー用品やエアソフトガン向けのカスタムパーツを扱うオンラインショップであるMilitaryShop TORAYAMA様より、『FUSION SINGLE POINT SLING Sサイズ』をお借りしたのでレビューしていきます。

以前、『FUSION SINGLE POINT SLING』というスリングをお借りしてレビューした事がありましたが、今回ご紹介するこちらの製品は『FUSION SINGLE POINT SLING』のSサイズになります。

ワンタッチで着脱可能なワンポイントスリング FUSION SINGLE POINT SLINGのレビュー

こちらのスリングは製品名の通りワンポイントスリング（シングルポイントスリング/1点保持スリング）で、たすき掛けのような形で肩に掛けて使うスリングになります。

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こちらのスリングの特徴として、スリングスイベルとの結合部分にADF Raptorを採用している事が挙げられます
カチャカチャ音を抑制する為と思われるベルクロ付きのナイロン生地も付属してきました。

ADF Raptorとは、同社製のベルトのバックルにも採用されている製品で、小型・軽量でありながらも高い強度を持っているのが特徴になります。
尚、着脱などの操作方法はAustriAlpin製のコブラバックルとほぼ同じで、ワンタッチな着脱が可能になっています。

ADF Raptorの耐荷重としては、引っ張った場合は9キロニュートン、折り曲げるような負荷を与えた時は18キロニュートンになります。
1G下における1㎏は9.8ニュートンなので、引っ張った時は約917kg、折り曲げた場合は1835kgの耐荷重があるという事になります。（Googleの計算機で計算）

まあ、1トン近い重量に耐えれる訳ですから、銃をぶら下げる分には何の心配も無いですね。

尚、スリングに付属してくるフックは『HKフック』と呼ばれるものが採用されており、このフックはゴムバンドで覆われているため、カチャカチャという金属音を抑制出来るようになっています。
バックルに巻きつけるナイロンと合わせる事で大幅なカチャカチャ音の軽減が出来る仕様ですね。

尚、残念ながらバックルに巻きつけるナイロンの方はロットによってはゴムバンドだったり、そもそも付属してこなかったりする可能性があるとの事です。
発注時に「付けて欲しい」とオーダーはしているそうなのですが、不確定との事でした。

尚、別売りでリング状のフックが付いている『スナップフック（写真右上）』と、QDスイベル用の『プッシュフック（写真右下）』も存在します。

※この写真は以前『FUSION SINGLE POINT SLING』をレビューした際に撮影した物になります。

スリングの根本の部分に三角形のリングが付いており、そこから二手に分かれるような形でバンジーコードが伸びています。
バンジーコードの後ろ側、丁度首や背中に回る部分は長さが調整出来るようになっています。

バンジーコードの部分は程よいテンションがあり、重い銃をぶら下げた際の負荷を軽減してくれます。
また、長さ調節が出来るナイロン部分は比較的柔らかめで、表面が滑りやすい為、服や装備に引っかかりにくい仕様になっています。

スリングの長さはこんな感じ。
短くした状態で約55cm、最大ｍで長くした状態だと約70cmの長さがあります。

以前レビューした製品は短くした時が約60cm、長くした時が約77cm程度だったので、若干短くなっている事が分かります。
また、短くなっていても調整幅は十分にあるのがポイントです。

銃に取り付けるとこんな感じになります。
丁度良い所にスリングスイベルが付いていたVFC/Cybergun SIG MCSに付けてみました。

着用して使用感を確かめます

という訳で、このスリングを実際に着用して使い勝手を確認します。

まず、装備を着ていない状態でだとこんな感じ。
私は身長169cmで、基本的にUS-Sサイズでもちょっと大きいかな？位の背丈しか無いのですが、このスリングであれば丁度良い感じの長さで装着する事が出来ました。

また、装着感も非常によく、この状態で軽くジャンプしたり、胸辺りの高さから銃を落としたりしても、バンジーコードが程よく負荷を軽減してくれるお陰か肩が痛くなったりする事はありませんでした。