ライフルマガジンを4本携行可能で、優れた機能性を持つチェストリグ、HUSAR CONCRETE 2.0 Chest Rigをレビュー | エボログ

ライフルマガジンを4本携行可能で、優れた機能性を持つチェストリグ、HUSAR CONCRETE 2.0 Chest Rigをレビュー

ミリタリー用品やエアーガン向けのカスタムパーツを扱うオンラインショップであるMilitaryShop TORAYAMA様より、『HUSAR CONCRETE 2.0 Chest Rig』をお借りしたのでレビューしていきます。

製品をお借りして記事にしていますが、いつも通り思ったことを良し悪し問わず色々書いていきます。

そして、以前レビューしたプレートキャリア『HUSAR NOBLE 3.0 PlateCareer』の時と同様、友人の撮影スタジオをお借りして撮影しております。
お馴染みの「いつもの床」では無いので、ご了承下さい。

という訳で、こちらが『HUSAR CONCRETE 2.0 Chest Rig』になります。
カラーはマルチカムになります。

HUSAR社はポーランドにあるミリタリーギアメーカーで、実際に軍務につく方に向けた高品質な製品を作っているメーカーになります。
実際に軍務に就かれている方の仕様例もある、実績のあるギアメーカーです。
※使用例があるのはプレートキャリアで、US NAVY SEALs Team5の隊員が使用しています。

トルソに着せるとこんな感じになります。
サイズとしては身長160cm半ば程度の人でも一応着用する事が出来ますが、全体的に紐を絞って短くする必要があります。
調整幅自体はかなり広く、身長170cm〜190cm程度の人に最適なサイズかと思われます。

体格の大きな方はもちろん、チキンプレートやソフトアーマーのような製品の上から着用するのにも問題は無さそうなサイズ感と仕様ですね。

サスペンダーの肩紐の部分には、インカムのコードなどを束ねておく為と思われるベルクロのループや、ポーチ類を取り付けられるようにMOLLEが付いています。

斜めから見るとこんな感じ。
このトルソーも身長170cm程度の人の胴と似たサイズになっていますが、それなりに絞っています。

例えば、脇下や腰周りに付いている紐にはこのようにベルクロが縫い付けられており、余った生地をクルクル巻いてベルクロで固定する事が出来るようになっています。
そのため、ガッツリ絞って紐が余ってしまっても丸められるので邪魔にならないという利点があります。

サスペンダー部分はHサスになっています。

このHサス部分はベルクロで固定されているだけなので、剥がして上下に位置を調整出来るのに加えて…

完全に取り外してサスペンダーをクロスさせる事によって、写真右側のようにXサスとして使う事が出来るようになっています。

※Xサスの状態での撮影を忘れてたので、公式の画像を使っています。

肩幅の狭い人の場合、HサスよりもXサスの方が着心地が良かったりするので、これは非常に有り難い仕様です。
ちなみに、自分はXサス派です。

サスペンダーの肩の部分と脇下の部分のつなぎ目がパラコードになっており、腕を動かしたり体をひねったりした時、体にしっかり追随するような設計になっているのがユニークだと思います。

実際に着用して体を動かしてみると、このパラコードがしっかり機能しているのがよく分かりました。

マガジンポーチになっているパネル部とサスペンダー部の連結にはワンタッチで着脱が可能なファステックス、『NMI D-FLEX』が採用されています。

ITW グリムロックのようなロック機構を備えており、このように着脱する事が出来るのです。
つまり、ファステックスを取り外して使う使い方もできるという事(詳しくは後述)です。

パネルにはマガジンポーチの他に、カンガルーポケットが用意されており、その中にエラスティックバンドが4コマ用意されています。
このカンガルーポケットは普段はベルクロによって閉じられているのですが、口元にはハイパロンで出来たタブがあり、それを引っ張ると開く事が出来るようになっています。

工具やペンなどの小物を入れておくのに便利なスペースですね。

M4マガジンを入れるとこんな感じになります。

マガジンはM4系やAK系のマガジンに対応しており、バンジーリテンションタブで固定します。
タブにはハイパロンが採用されており、中央に穴が空いているので非常に掴みやすくなっています。

※AK74用でギリギリなので、AK47のような湾曲が強いマガジンだと挿せても少し抜きにくいかもしれません。

尚、バンジーコードのテンション調整には非常にユニークなでザインのコードストッパーが採用されています。

マガジンポーチ部はインナーとアウターで分離させる事が出来ます。
また、インナー(写真右側)にもハイパロンが採用されており、穴だらけにする事で軽量化を図っているようです。

スペース的にやろうと思えばに前(マグポーチ部)に4本、後ろ(エラスティックバンドが付いているカンガルーポケット)に3本といった具合でマガジンを携行する事も出来そうですね。
流石にめちゃくちゃ嵩張りますが…。

さらに言うと、パネル正面にはMOLLEも付いているので、ここにポーチを増設する事も出来ますね…。
モリモリなチェストリグを作るのも不可能では無さそうです。

尚、このパネル(マガジン収納部)の裏面は一面ハイパロンになっており、しっかり体に密着し、ズレにくいです。
更にハイパロンはベルクロで付いており、剥がすと写真右側のような状態になります。

もうお気づきかと思われますが、このプレートは以前レビューした『HUSAR NOBLE 3.0 PlateCareer』と合体させる事が出来るのです。

ファステックスは先述した通り着脱する事が出来るので、この構成で使う際は6箇所全てのファステックスを外せば良いと思います。

HUSAR NOBLE 3.0 PlateCareer付属のパネルは3連、このプレキャリは4連なのでこちらの方がキャパシティが大きいですね。
その分、少し左右にパネルが飛び出るような形になってしまっていますが…。

そして、これだけ機能山盛りなのにも関わらず、総重量が500gとかなり軽いのが特徴です。

HUSAR NOBLE 3.0 PlateCareerもそうでしたが、このメーカーの製品はハイパロンを多様する事により軽量化を測りつつ強度も担保しているのだと思われます。

総評、所感

個人的にこのチェストリグで一番「ここが良い!」と思えたのはHサスとXサスの切り替えが出来るという事ですね。

Hサスは比較的肩幅が広くないと安定して着る事が出来ず、私の場合は改造してHサスほ横棒部分をかなり短くしたり、Xサスにしてしまったりとそういった事をやっていましたが、このチェストリグでは予めHサスをXサスに変更する機能が付いているのでそういった手間を省く事が出来ます。

また、サスペンダーの長さを調整した後に、余った紐を束ねる事が出来るのも高評価ですね。

マガジンがハイパロン+バンジーリテンションタブでの固定なので、不意に脱落する心配はありませんし、「抜こう」と思った時にはすぐに抜く事が出来る、優秀な設計だと思います。