Vector Optics製20mmレイル用ライザーマウント(ハイ/ミドル/ロー)のレビュー
記事作成日:2019年1月12日
つぼみトレードカンパニー様よりVectorOptics製20mmレイル用ライザーマウントを3種類お借りしたので、レビューしていきます。
製品名はローマウントが「SCRA-58」、ミドルマウントが「SCRA-59」、ハイマウントが「SCRA-60」となっています。
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こちらはドットサイトなどの光学サイトと組み合わせて使うもので、高さを稼ぐ為の製品になります。
着脱は側面のノブを回して緩めたり締めたりして行います。
レイルの長さは全て40mm、高さに関してはハイが25mm (1 inch)、ミドルが21mm (0.83 inch)、ローが12mm (0.5 inch)となっています。
20mmレイルへ取り付ける部分のコの字状のパーツの色がハイ、ミドル、ローで違ってますね…。
アルマイトの掛かり具合が違うのでしょうか…度々こういう個体差を見かけます。
20mmレイルを挟み込む部分はこのように中にスプリングが仕込まれています。
この仕様は、ハンドルを緩めるとコの字状のパーツがスプリングテンションによって広がるので20mmレイルへの取り付けが楽なんです。
AR15系のレシーバーに取り付けてみました。
ロー、ミドル、ハイの高さはそれぞれこんな感じ。
高さの違いがより分かりやすいかなと思ったので、アイアンサイトの高さを基準に比較してみました。
まずはライザーマウント無しでHOLOSUN HS507Cを取り付けた状態です。
写真に引かれている赤い線がアイアンサイトの位置(高さ)です。
ローマウントを取り付けるとこうなります。
アイアンサイトとドットサイトの位置がほぼ直線状に配置されています。
いわゆるAbsoluteってヤツですね。
ミドルマウントを取り付けるとこうなります。
アイアンサイトよりもドットサイトの位置が高くなります。
Lower 1/3 Co-witnessよりも少し高い位置に配置されている気がします。
ハイマウントを取り付けるとこんな感じになります。
この状態でアイアンサイトは使えなくなる位に高くなります。
固くて厚みのあるフェイスガードを取り付けていたり、チークピースなどで頬付けの位置を高くしている場合はこれくらいの高さがある方が便利かもしれませんね。
という訳で、VectorOptics製品のライザーマウント「SCRA-58」「SCRA-59」「SCRA-60」のレビューは以上になります。
長さが40mmという事もあり、今回取り付けたようなミニリフレックスサイトを取り付けるのに最適な大きさだと思います。