トレポンのオーバーホールついでにカスタム(ピストン周り仕様変更、FET変更、ピニオン位置調整) | エボログ

トレポンのオーバーホールついでにカスタム(ピストン周り仕様変更、FET変更、ピニオン位置調整)

「何度目だよ」って感じですが、また流速ポン弄っていきます。
やっぱり以前の調整では納得が行かなかったんですよ…。
あと、色々と消耗してきたパーツもあったので、それらの交換も…。

という訳で、まずはピストン周りから弄っていきます。

流速ポンのピストンヘッドに入れていたG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーを交換します。
部屋探したら5個くらい転がってたので在庫消化です。

まあ、実際写真右のような感じでガッツリ潰れてたので、「交換しても良いかな?」と思ったというのもあります。
潰れたと言っても、まだ弾力はしっかり残っていますので、この状態でもショックアブソーバーとしての機能は残っているはずです。

ショックアブソーバーを交換したのが確か去年(2018年)の9月だか10月くらいなので、5ヶ月程度の使用ですね。
尚、以前「ピストンヘッドを取り付けるネジが変形した為に斜めに潰れる」という問題が起きましたが、ネジを新品に交換したおかげで今回は大丈夫でした。

以前起きていた斜めに潰れる問題

続いて、DEFCON1オリジナル SYSTEMA PTW用スラストベアリング(ピストン側)を取り付けます。
元から入っていたVCW ブレナイナーとセットで取り付けてみました。

尚、この組み合わせを行なった場合、ピストンヘッドの稼働量が大きく減少する事になり、給弾不良を起こしやすくなります。
最悪の場合ノズルやチャンバーを損傷させてしまう可能性もありますので、十分ご注意下さい。

ちなみに、「流石にこのままだと稼働量がマズイかな…」と思って、リターンスプリングを1.5巻きカットしておきました。
後はスラストベアリングにGAW G-LUBEを塗布して組み込み。

尚、ピストンやスプリングガイドなどにスラストベアリングを組み込んだ事による効果はいくつかあると思うのですが、私は下記の効果があるかな?と思っています。

  • バネ鳴りの防止、軽減
  • バネの変形抑制
  • バネが圧縮された際にヨレてピストンやスプリングガイドに引っかかるのを防止
  • 圧縮されたバネが元に戻る時の速度安定
  • 若干の嵩増し(スペーサーと同じ役目)

という訳で、これらのパーツを組み立てた結果、このようなピストンヘッドの稼働量になりました。
めっちゃ短いでしょう…?

でも、セミ・フル共にバッチリ給弾されるんですよ。

続いて、FETの交換です。
私は『AIRO Mini FET for PTW』という社外製の小型FETを使っているのですが、なぜFETを交換しようと思ったのか?という理由は下記。

  • コントロールケーブルの皮膜が破れ、断線しかかってた
  • モーターに伸びるケーブルの皮膜破れ
  • モーターのヨーロピアンコネクタが劣化、金メッキが少し剥がれてきた
  • ちょうどほぼ新品の純正FETが余ってた

といったところです。
ちなみにケーブルの皮膜破れ等の問題が起きたのは実は1年以上前なんですが、無視して使ってました。
しかし、結構な頻度で動作不良を起こすようになり、この間外でバラした時に遂に動かなくなったので、交換する事に…。

4年以上頑張ってくれたAIRO製の小型FET

このFET、SYSTEMA純正の2013年FETよりも小型で、トレポン用FETの中では長らく最小サイズの基盤だったと思います。

SYSTEMA純正小型FETとの比較

今では社外製だと陽炎5型円形マイクロFET基板、SYSTEMA純正でも、PTWリコイルモデルや10周年記念モデルに搭載されているレシーバー内蔵型など、非常に小型なFETが出ていますがね…。

円形マイクロFET基盤

今回はSYSTEMA純正の小型FET(バリューキット3に付属してきた2013年仕様のもの)に交換します。
トリガー側の基盤はそのままです。

とりあえずFETを交換したらケーブルをモーターに取り付ける前に動作チェックとモーター側の調整を行いました。

ギアボックスは前回のオーバーホールで調整が済んでいるので、今回はモーター側のみの調整を行います。
具体的にはピニオン位置の調整ですね。

私が普段行なっているピニオン位置の調整方法をちょっと紹介します。

まずは、限界までピニオン位置を下げます。
この時、イモネジにネジロックは塗布しません。

この状態で動かすと、高確率で甲高いギアノイズが発生するはずです。
なので、この状態から0.1mm〜0.2mmずつピニオンの位置を上げていきます。
限界まで上げても高音のノイズが消えない場合はシャフトを加工し、更にピニオンギアの位置を上げられるようにします。

削る際にシャフトが歪まないように力加減には注意

高い音(ギャッ!みたいな音)から低い音(ゴッ!みたいな音)に変わるギリギリの所が適正位置だと思います。

尚、この調整はある程度ギアの位置が決まってくるまでの間はテイクダウンした状態で動かす事をお勧めします。
ピニオンギアの位置がおかしい状態だと、負荷が掛かった際にギアが噛み込んでロックしたり、滑って空転し、ピニオンギアやベベルギアを削ってしまう可能性があります。

ピニオンの位置が決まったらイモネジにネジロック剤を塗布してピニオンギアがズレないようにします。

最後に配線をハンダ付けして完成。

「あれ?コネクタは?」と思うかもしれませんが、コネクタ式はやめました。
最近あんまりメリットを感じなくなってきたので…。

と言う訳で、こんな感じの動作になりました。

高音域のノイズはかなり減り、駆動音が全体的に低くなりました。
少しピストンの打撃がレシーバーに反響して「キーン」という感じの音が鳴っているので、これを改善できればな〜と思ってます。(現在調整、検証中…)

ちなみに、セクターギアの停止位置が以前の状態よりも更に後ろになりました。
おそらくFET周りを交換したりした事によって電気の流れが変わってサイクルが上がったんでしょう。
モーターのコネクタ式をやめたのも大きな理由かもしれません。

おかげで11.1Vで駆動させる事が出来なくなりました。
常に2点バーストになります…。
今までは11.1Vのセミオートまでなら使えてたんですが…。

まあ、元々11.1Vを使うつもりは無かったですし、プリコック位置が更に後ろに下がったという事なので、むしろ良かったです。

発射サイクルは秒間9発台だったのが12発台まで上がりました。
初速も0.20gで94m/s辺りで安定しているので、問題なし。

と言う訳で、流速ポンの再調整は以上になります。

あと、たまに勘違い(誤解?)してる人がいらっしゃいますが、「流速ポン」って名前で呼んでいるだけで、この銃は流速チューンでも何でも無いです。
ピストンスプリングはSYSTEMA純正よりも柔らかいですし、加速シリンダーですし、バレル長も270mmもありますし…。

この銃で一番最初に行なったカスタムが流速チューンだったから「流速ポン」と呼んでるだけです。