トリガープルを計測するツール『Wheeler 710904 Professional Digital Trigger Gauge』を買ってみた
記事作成日:2019年4月10日
トリガープルって気になる人は気になる内容だと思います。
軽い方が良い、重い方が良いなど人それぞれ好みのトリガープルというものは存在すると思います。
また、トリガープルだけではなくトリガーストロークや、「シアー感」と言われるシアーが解放される瞬間の重みとシアーが解放された直後の軽さなどに拘りを持っている人もいる筈です。
総称してトリガーフィーリングとか言ったりもしますね。
という訳で、今回はそんなトリガープルの重さを計測するツールを買ってみました。
実は色々な種類があり、高い物から安い物まで様々ですが、今回私が買ったのは安い奴(Amazonで7980円)です。
海外で買っても60ドル弱くらいするので、日本のAmazonの値段はそこまで悪くは無いかなと思って、これにしてみました。
US Amazonの評価も悪くは無さそうでしたし。
Wheeler 710904 Professional Digital Trigger Gauge
対応している重量は0〜12ポンド(約5.44kg)までで、精度は1オンス(約28.3g)です。
中に入っている説明書は英語表記。
まあ、読まなくてもなんとなく使い方は分かると思います…。
という訳で、こちらがWheeler 710904 Professional Digital Trigger Gaugeです。
アンテナみたいに伸びている部分をトリガーに引っかけて重量を測ります。
背面に電池ボックスが付いており、単4電池を2本入れます。
ここがトリガーを引っかける部分。
窪んでいる黄色い部分にトリガーを引っかけます。
この先端は90度回転させる事が出来ます。
使いやすい角度に回転させるのが良いと思います。
尚、GlockやM&Pのようにトリガーセーフティが搭載されている製品を使う場合は付属のゴムカバーを付ける必要があるようです。
このゴムカバーは、ストレートトリガーで使う際にも付けた方が計測しやすかったです。
カバーなしだとツルツル滑って不安定…。
電源を投入すると液晶がこのように光ります。
バックライト付き。
重量はオンス表記とキロ表記の2種類が選択可能で、最大重量で停止する「PEAK」というモードと常に重量が変化し続ける「LIVE」というモードがあります。
後は「何回計測したか」「最大重量、最低重量はいくつか」「平均値はいくつか」などの表示があります。
では、トリガープルを計測してみます。
ストレートトリガーにカスタムした東京マルイ M4 MWSを使ってみます。
1回やってみた所、1.5キロでした。
続けて10回計測してみます。
トリガーゲージを引っかける部分を少し変えるだけでも重量に変化が生じるのでなるべく同じ位置(トリガーの中央)で計測するよう心がけます。
結果、最大が1.58kg、最低が1.18kgという結果になりました。
今更ながら平均の方の画面を撮っておけば良かったかもしれません…。
まあ、大体この間のトリガープルである事が分かりました。
という訳で、このように銃のトリガープルを測る事が出来るようになりました。
今後は色々なカスタムやレビューでこのようなトリガープルゲージを使っていけたらと思います。
ちなみに早速先日、Ver2メカボックス用強化トリガースプリング『STDちゅぷりんぐ』のレビュー記事にてこのトリガープルゲージを使って純正トリガーよりも重くなっているという事を数値化する事が出来ました。