エボログ

SIG MCXのピストンスプリングをG.A.W. Anti Shrink Spring “Soft”に交換しました。

記事作成日:2019年5月3日

以前、Ver2メカボックス用の強化トリガースプリング「STDちゅぷりんぐ」をレビューした際にSIG MCXの分解・組み立てを行ったのですが、実はこの時に色々と微調整を行っていました。

具体的には効率UPの為に各所の気密をしっかり取るようにOリングのサイズを微調整しています。

その結果、ピストンスプリングの全長が12.5cmと、かなり短くなってしまったのです…。
どれくらい短いかと言うと、QDスプリングガイドを外した状態でピストンスプリングが飛び出さない程度には短いです。

こんな状態でも0.20gでこれくらいの初速は出ますし、0.28gを使ってもしっかり40m近く飛ばす事が出来ます。
HOP周りも0.25g〜0.28gで使う想定の仕様にしてますからね…。

この通り、この長さでもちゃんと使えている状態なのですが、精神衛生上あまり良くないので、G.A.W. Anti Shrink Spring “Soft”を買ってきました。

このピストンスプリングは、東京マルイ製スタンダード電動ガン(Ver.2/3/6用)のスプリングレートを100%とした際に90%の硬さになっているスプリングになります。

MCXに入っていたスプリングと長さの比較。
G.A.W. Anti Shrink Spring “Soft”は、線形が細くて程よい巻き数と長さなので、使い勝手の良いサイズだと思います。

これならスペーサーで初速の微調整を行ったり、重りやスラストベアリングを入れたピストンで使う事も可能でしょう。

G.A.W. Anti Shrink Spring “Soft”を組み込んで初速は0.20gで91m/s半ば程度で安定。
元々92m/s後半くらいの初速が出ていたので、それに比べると1m/s程度落ちていますが、まあこれでも良いかなと。

最近は0.20gで92m/sを初速の目標値にしてたりしますからね…。
94m/sだと環境や弾速チェック時のBB弾の影響で若干初速が上がった時に想定以上の初速になってしまい、ヒヤッとする事が希にありますので…。

という訳で、MCXの調整もこれで一段落です。
既に何度かゲームで持つかっており、十分な飛距離と精度もあったので、暫くはこのまま使っていこうと思います。