VectorOptics Forester 1-5x24mm GEN2のレビュー【あの人気ショートスコープがバージョンアップ!】 | エボログ

VectorOptics Forester 1-5x24mm GEN2のレビュー【あの人気ショートスコープがバージョンアップ!】

2019年5月25日

つぼみトレードカンパニー様より『VectorOptics Forester GEN2』をお借りしたのでレビューしていきます。

VectorOptics Forester1万円台という非常に安価な値段で提供されているにも関わらず、1倍〜5倍という使い勝手の良い倍率比を持っているのに加えて、驚く程視野が広く、アイボックス・アイレリーフも長いという正直ぶっ飛んだ製品でしたが、今回はそんなForesterのバージョンアップ版(GEN2)をレビューしていきます。

内容物はスコープとレンズカバーのみのシンプルな感じ。
マウントリングは付属しません。

外観は旧Foresterと結構変わっていますが、ちょっと似てる所もあります。
当記事では旧Foresterとの違いについても紹介していきます。

Forester GEN2の外観について

まずはForester GEN2単体の外観について紹介します。
全長は260mm、重量は425gになります。

チューブ径は30mmで、対物レンズ側はこのようになっています。
対物レンズ径は24mmです。

エレベーテーションノブとウィンテージノブは共に操作がし易い大きめのノブで、可動範囲は±60MOA、1クリック1/2MOAの稼働量があります。

尚、ノブは勝手にズレないようにロックする機構が備わっており、写真左の状態でロック(ダイアルが回せない状態)、写真右のようにノブを引っ張る事でロックを解除する事が出来ます。

ワンタッチで調整が可能なのに加えて不意にズレてしまう事が無いのは、非常にありがたい仕様ですね。
これは旧Foresterには無かった機能です。

輝度調節ノブの蓋にVectorOpticsのエンブレムロゴが入っています。

相変わらずここのメーカーのロゴは種類が豊富ですよね…。
最近出たモデルは、この形のロゴが多い気がします。

輝度は旧Foresterと変わらず11段階で調節が可能です。

電池はCR2032を1つ使用します。

パワーノブはこんな感じで、2倍と2.5倍の印の真ん中にスルーレバーが付いており、倍率の調節がやりやすいデザインになっています。
これは旧Foresterには無かった機能です。

高さにして1cm程度のシンプルなスルーレバーですが、これがあるのと無いのでは使い勝手は大きく違ってくるんですよ。
スルーレバー標準搭載というのはかなり大きい仕様変更ですね。

接眼レンズ側の側面にはVectorOpticsのロゴがプリントされています。

視度調節ノブはこんな感じ。
最大まで回すと写真右側のような感じで伸びます。

Forester GEN2のレンズコーティングとレティクルについて

レンズコーティングは対物レンズ、接眼レンズともにこんな感じ。
共にマルチコートだとは思うのですが、対物レンズの方はコーティングが薄い印象があります。

レティクルは非常に細いですがシンプルな十時レティクルをしています。
ただ完全に線がクロスしているのではなく、中央のドットの周囲に隙間があるのがユニークな所でしょうか…。

そして、見てお分かり頂けると思うのですが、とにかくフチが細いんです。
この価格帯のスコープでよくやるなぁ…と関心するレベル。

尚、イルミネーションを点灯させるとこんな感じに、レティクル中央のドットのみ赤く光ります。
最大輝度にしても全然眩しくない程度の明るさでした。

尚、イルミネーションに関しては屋外では少々不満を抱く程度の明るさだと思います。
屋内や日陰であれば問題無く使えるのですが、やはり日向では意味が無くなります。

もっとも、日向なら普通に黒いレティクルを視認する事が出来るので、イルミネーションを点灯させる意味は無いんですが…。

尚、1倍の時はかなりフチが細いのですが、倍率を上げていくと徐々にフチは太くなっていきます。
とは言え、それでもかなりフチが狭い方ですがね…。

尚、「覗きやすいな」と個人的に思える倍率は3〜4倍が限界でした。
5倍はしっかり視点を安定させないと直ぐにケラレてしまいました。

アイボックス・アイレリーフ・パララックスについて

続いて、Forester GEN2のアイボックス・アイレリーフ・パララックスについて見ていきます。
まず、アイボックスとアイレリーフですが、冒頭でも軽く紹介した通り、非常に広いです。

特にアイレリーフの長さは特徴的で、1倍の状態で50mm〜120mm程度の幅があり、5倍の状態でも一応60mm〜90mm程度の幅があります。
アイボックスに関しては1倍の時はかなり広く、5倍になると極端に狭くなります。

動画で撮ってみました。
1倍の状態で撮影した動画(前半)と5倍の状態で撮影した動画(後半)に分かれています。
視点を動かした時のケラレ具合を見て頂けると分かりやすいと思います。

続いて、パララックスの計測を行います。
いつも通り2.5m離れた所からディスプレイを見ています。(倍率は1倍)

まず見て分かる通り、割と歪みはありますし、1倍が全く1倍になっていません
像が肉眼よりも小さく見えるので0.7倍とか0.8倍とかその辺りでしょうか…。
この距離においては、1と1.5の目盛りの間くらいで大体1倍といった感じでした。

旧Foresterもそうでしたが、視野を広げる為に少し無茶をしている感じがありますね。

この状態で視点を上下左右に動かします。
視点を動かすと歪みは更に大きくなりますが、レティクル自体はギリギリ2cmの円の中に収まっているようです。

レンズの歪みに関しては、価格相応な感じが出てしまっていますね…。
ただ、パララックスに関しては許容範囲内に収まっていますし、視野の広さや覗きやすさなどを考慮すると、この価格帯としてはかなり頑張ってる感じはします。

やっぱりForesterは1倍での覗きやすさ、視野の広さが最大の特徴です。
像の正確性は二の次な感じですね。(そもそもこの価格帯にそこまで求めるのは酷)

もちろん、倍率を上げたり遠くのターゲットを見た場合は歪みは抑えられるので、交戦距離によっては気にならない可能性もあります。

旧Foresterとの違いを見ていきます

最後に、ForesterとForester GEN2を比較してみます。
既に外観レビューの際に軽く触れていますが…。

写真左側がForester、写真右側がForester GEN2です。

まず、長さですが、実は微妙に違います。
旧型よりも新型の方が1cm程度短いのです。

そして、外観の大きな違いの1つとして、エレベーテーションノブとウィンテージノブの仕様が変わっているのが挙げられます。
旧型では調整するのにキャップを外す必要があったのですが、GEN2ではキャップが無く、ノブも大型な物に変わっています。

パワーノブの仕様の大きく変わっています。
旧型には付いていなかったスルーレバーがGEN2には付いていますし、滑り止め加工のデザインも変わっています。
また、旧型は倍率を窓から覗き見るという独特な仕様だったのが、一般的なパワーノブに数値が書かれているタイプに変更されています。

接眼レンズ側もデザインはよく似ていますが、視度調節ノブのデザイン(滑り止めとか)が変わっていますね。

接眼レンズのコーティングも違っています。
旧型は対物レンズと同様薄めのコーティングが施されていたのですが、GEN2ではこのコーティングが明らかに濃くなっています。

また、このコーティングのおかげか若干GEN2の方が像の鮮明さと明るさは高かったです。
交互に見比べないと分からない程度の差ではあるのですが、確かにGEN2の方が像は綺麗でした。
特に倍率を上げた際の明るさはGEN2の方が上だとはっきり分かるレベルですね。

レティクル形状やアイボックス・アイレリーフ・パララックス辺りに関してはそこまで大きな違いは感じられませんでした。
というか、多分この辺りは全く同じだと思います…。

という訳で、このように色々と仕様が変わり、バージョンアップしたForesterのレビューは以上になります。


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