VFC MP7A1(AEG用)カスタムHOPアーム SVMH-01を買ってみた
記事作成日:2019年7月1日
VFC製電動ガン MP7A1用のカスタムパーツ、『VFC MP7A1(AEG用)カスタムHOPアーム(HOPダイアルOリング付き) SVMH-01』を買ってみました。
付属品はHOPアーム本体とOリング1つ。
この製品の特徴としては下記の通り。
- 調整がシビアな純正の直押しHOPアームを一般的なクッションラバーが使える仕様に変更し弾道を安定
- 片持ちレバー構造ゆえの「HOPチャンバーが水平に押されない」問題を独自形状で解決
- レバー部分には金属シャフトをインサートし耐久性アップ
- HOPダイアルのゆるみどめのOリング付属(ダイアルのシャフト根本に装着してください。)
説明書を見る限り、HOPアームは3Dプリンタで出力されており、材質はポリカーボネート配合のABSのようです。
溶かしたフィラメントを積層させて整形する、FDM方式の3Dプリンタで出力されているのか、積層の跡がしっかり残っています。
HOPダイアルと噛み合う部分には細い金属シャフトが埋め込まれています。
このシャフトは側面からも見えるほか、積層の隙間からもうっすら見えます。
という訳で、こちらのHOPアームをVFC AEG MP7A1に組み込んでいきます。
尚、分解レビューでも書いた通り、VFC MP7A1の分解は非常に面倒くさいというか、注意しないといけない点が多いので分解の際は十分ご注意下さい。
まあ、一度分解して慣れたら2回目以降は大丈夫だと思います。
面倒くさい事には変わりないので、あんまり頻繁に分解・組み立てしたいメカボックスでは無いんですがね…。
コロコロセッティングを変えて遊ぶ用途には適していないですね。
という訳で、そんなこんなでバレルを分離させました。
分解手順は分解レビュー記事の方を見て下さい。
チャンバーからHOPダイアルとHOPアームを外します。
そしたら『VFC MP7A1(AEG用)カスタムHOPアーム(HOPダイアルOリング付き) SVMH-01』を組み込みます。
尚、前回中身を弄った時にHOPクッションとしてSilverback SRS Hop Up Rubber Nubを組み込んでいたのですが、このHOPアームでそのままのHOPクッションを使うとHOP最低の状態でもかなりHOPが掛かる状態になってしまったので、今回はシリコンチューブに変えています。
HOPアームの寸法はVFC AEG MP7A1のチャンバーにドンピシャで、ガタつきはありませんでしたし、HOPクッションの位置もちょうど良い感じでした。
また、HOPダイアル根本に取り付けるOリングのおかげで銃の振動によるHOPの緩みも軽減されるようになるのでこれは良いですね。
ではHOPを掛けていきましょう…。
写真左がHOP最低の状態、写真右がHOP最大の状態です。
曲がってるやん…(´・ω・`)
ちなみに、指で真っ直ぐ押すとHOPの凸は真っ直ぐ降りているので、HOPパッキンがズレているという可能性は無さそうです。
なぜこうなるのかと言うと、確かに金属インサートによって押しゴムが収まっている部分の歪みは起きていないものの、HOPアーム全体がねじれてしまうようです…。
写真右側の緑色の線が金属インサート、青色の線がHOPアームを固定しているピンです。
最初のうちは良い感じで真っ直ぐ押せているのですが、流石に最大HOPレベルに強くすると歪んでしまうようです。
また、一度激しく歪ませてしまうとこのように積層されている樹脂がめくれてしまい、強度が低下、歪み安くなってしまう事も判明。
HOPダイアルに書いている数値で言うと、1〜4位までの間なら真っ直ぐ押せてますが、5〜6位で少し斜めになり7、8ではかなり斜めになってしまうような感じです。
もしこのHOPアームを使う場合はHOPが弱いからと言ってHOPを強く掛けるのではなく、HOPパッキンやHOPクッションの形状や硬さで微調整してあげると良いのかもしれません。
カスタムパーツとしてはどうなのか?と言うと、VFC純正のHOPアームよりかはHOPが斜めになりにくいのは確かですし、無加工で東京マルイ系のHOPクッションを使うことが出来るのは、これだけでもカスタムの幅が広がるので大きな利点だと思うので、VFC AEG MP7A1のHOP周りで悩んでいる方には朗報かもしれません。
HOPを強く掛け過ぎないという注意さえ守れれば優秀なHOPアームだと思います。
HOPクッションでガッツリ押し出す仕様ではなく、HOPパッキン自体にしっかり突起が付いているタイプだと問題が起きる事は無さそうなので、メイプルリーフや魔ホップのような形状のHOPパッキンとの組み合わせだと相性が良いのかもしれません。
こういったHOPパッキンであれば、少ないHOP量でもしっかり突起が出てくれますからね。
もっとも、個人的にはFIRSTが現在開発中のアルミ削り出しのHOPアームに期待してますが…。
販売価格はいくらなのか…そもそも一般販売は行われるのかが気になりますね。
持ち込み専用だったら嫌だなぁ…。
おいっさー!!製作中の人です☝️
— 【公式】FIRST製作部 (@fmdcustoms) June 25, 2019
来た来た!!最終段階のVFC MP7のホップアーム!!!!
樹脂では無く切削でつくりました!!!
コレをテストして問題なければいよいよです…
もうちょっとまっててねー!!!!! pic.twitter.com/xEjXRYAYTM