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AEG SIG SAUER P320のFCU(トリガー、ハンマー周り)を分解していきます

記事作成日:2019年9月6日

以前分解レビューを行ったAEG製のSIG SAUER P320ですが、FCU(Fire Control Unit)の分解は面倒くさかったのでやりませんでした。
しかし、色々と弄ってる最中にFCU分解しないとどうにもならない問題に直面したので、分解する事にしました。

AEG P320のFCU

このFCU、パーツがぎっしり詰め込まれているので触れたくなかったんですよ…。
見た感じバネも多そうだし専用パーツだらけだろうし…。

ただ、AEG P320のハンマースプリングってやたらと硬いんですよ。
ハンマースプリングが硬いという事は、ハンマーを起こす為にブローバック時のエネルギーが余分に持っていかれてしまいますし、強く放出バルブを叩く事によってマガジンが冷えやすくなり、燃費も悪くなります。
更に、必要以上の初速を叩き出してしまう事もあります。

と、個人的にハンマースプリングを硬くするのは基本的に悪い事しか起きないと思ってるので、このP320のハンマースプリングを柔らかくしたかったんです。

なので分解しました。
分解方法については正直分からなかったので外せそうな所から順番に外していっただけで、既にどういう風に組み立てられていたのかよく覚えていません。

まあ、そこまでパーツ点数は多くないですし、ハマる所にしかハマらないので組み立てはそこまで難しくはないかなと思います。

ちなみに、外したパーツの順番は確か、

  1. セーフティーレバー
  2. トリガー周りのピンとかトリガー本体
  3. ハンマー周りのピンとか
  4. ハンマーとかシアーとかバネとか

といった感じだった気がします。

セーフティーレバーに関しては左右のレバーがイモネジで固定されている構造なので、とりあえずここから外していった感じです。

ハンマーはこんな感じで結構コンパクト。
Glockのハンマーにちょっとだけ似ている気がしますが、Glockのハンマーよりも小さいですね。

ハンマースプリングはGlock用のと似ていますが、初めて見る形でした。
これも専用品でしょうね…。

ただ、Guns Modify製品のGlock用ゼロハンマーに付属するハンマースプリングを加工する事で使えるかもしれません。

Guns Modify ゼロハンマー

まあ、ゼロハンマーのスプリングがP320のスプリングよりも柔らかいという保証は全く無いんですがね。
海外製カスタムパーツですし、硬い可能性の方が高い…。

とりあえずハンマースプリングの形状が分かっただけでも良しとしましょう。
ハンマースプリングをどうするかは追々考えます。

という訳で、これでAEG SIG P320の分解が完全に終わりました。

ちなみに、これも前回の分解レビューでは紹介してませんでしたが、マガジンキャッチを外す事が出来ました。
逆向きに取り付けてマガジンを挿す事も可能だったので、左利きの人には朗報かもしれません。