Y Tech製 VFC AEGMP7A1用アルミ削り出しHOPアームのご紹介 | エボログ

Y Tech製 VFC AEGMP7A1用アルミ削り出しHOPアームのご紹介

2019年9月12日

VFCの電動MP7A1付属のHOPアームに悩まされている方、割といらっしゃるような気がします。
というのもVFC AEG MP7A1のHOPアームは樹脂製かつHOPクッション無しのパッキン直押し使用の為、HOPの調節がピーキーになりやすいのに加えて強くHOPを掛けようとすると右側に弾が逸れていくという問題があります。

HOPクッション対応にするには、以前レビューしたこちらのHOPアーム(SVMH-01)が使えるのですが、HOPを強くかけた際の歪みが発生してしまい、問題解決とはいきませんでした。

こんな感じで歪んでしまうのです…。

今回レビューするY Tech製のHOPアームは、そんなVFC MP7 HOPアーム問題を全て解決する事が出来そうな製品だと感じました。

尚、まだ開発段階というか試作段階で製品名は特に決まっていないようです。

この通り、アルミ削り出しのHOPアームです。
アーム上面に「YT」と入っています(会社の頭文字)。

押しゴム(HOPテンショナー)はマルイ電動ガンタイプを使用します。
マルイタイプであればたいていの押しゴムを入れる事が可能ですが、BIG OUT Hホップは窪みの幅が足りず、物理的に入りませんでした。
また、KM規格のひょうたん型HOPクッションラバーも少し窮屈な感じでした。

押しゴムを取り付ける為の窪みは、このように「H」のような形になっています。

押しゴムを取り付ける窪みの横幅は3.5mm、長さは2.98mmでした。

東京マルイ純正パッキンに付属する押しゴムを取り付けるとこんな感じになります。
ちょうど押しゴムが半分程度埋まっています。

こちらを組み込んでみました。
尚、HOPパッキンは東京マルイ純正の電動ガン用を使用、インナーバレルはPDI製です。

HOP最低の状態と最大の状態はこんな感じ。
ご覧の通り、HOPアームの歪みは一切無く、HOPを最大にしても左右が均等に、真っ直ぐ降りているのが分かります。

これよこれ、これを待ってたんですよ…。

しかし、この状態だとHOPの突起がかなり少なく、0.20gで使えるか使えないか…程度の突起しかありませんでした。

その為、厚さ0.5mm程度のゴム板を窪みの中に入れ、かさ増しする事にしました。

これで結構しっかりHOPが飛び出るようになりました。

更にHOPを強くかけたい場合は押しゴム自体を大きくすると良いと思います。
例えばマルイ純正のムシゴムの中に細めのシリコンチューブを入れて太くしてみました。

かなり強くHOPが飛び出ますね。
それでも真っ直ぐな、綺麗な突起になっているのがこのHOPアームの素晴らしい所です。

尚、メーカーの中の人は「メイプルリーフのΩ HOP UP テンショナーが良いよ」と言っていたので、それも試してみました。

こちらのHOPテンショナーはこのようにHOPパッキンに沿う形のアールが付いているのが特徴です。

このHOPテンショナーはスリックパッキンと組み合わせる事で、Rホップのような感じで押す事が出来ますし、同社製のHOPパッキンとの相性も良いです。

このHOPテンショナーを使う事でもしっかりとHOPの突起を出す事が出来ました。
HOPの突出量としてはマルイ押しゴム+0.5mmゴム板と同じような感じでしょうか…。

という訳で、こちらで実際の弾道を確認する為に組み立てていきました。
最初分解・組み立てを行った時は「二度と分解したくない」と思ってたんですが、何度も分解してるうちに慣れてきましたね…。

だんだん効率も良くなってきた気がします。

という訳で、DEFCON1のレンジでグルーピングを撮ろうと思って持っていったのですが…すみません。
全く別のトラブルが発生し、ちゃんとグルーピングの計測が出来ませんでした。

原因はタペットプレート。
タペットプレートの動作不良(閉鎖不良)による、エア漏れ、2重給弾、給弾不良が発生…。
ちゃんと撃てる時はしっかり初速も出て真っ直ぐ飛んでくれるんですが、突然異音が発生しておかしな事に…。

なので、グルーピングに関しては同タイミングで検証している石岡さんの30mチャレンジの結果を載せさせていただきます…。

30mでこれだけのスコアを出せるのであればかなり優秀だと思います。
ノーマルVSR10 Gスペックで200mm程度なので、それ以上にまとまっているという事になりますからね。

私も正式販売までに給弾のトラブルを解決してもう一度計測したいです…。

尚、タペットプレートの問題が起きていなかった時に限って…ですが、弾道に関しては少なくともちゃんと飛んでおり、HOPを強くしても弾道が逸れるような事は無く、非常に安定した素直な弾道でした。

今まではHOPを強くするとあからさまに弾道が逸れてしまってたので、それが改善されている事は間違い無いでしょう。

当製品の問題点について

ただ、当製品は試作品故に少し問題もありまして…。
開発元には既に共有させて頂いているのですが、HOPダイヤルに引っかかる、HOPアームから突き出ている棒状の部分のアール面が上下逆ではないか?という点。(情報提供:石岡さん)

このままだとHOPダイヤルの内側がHOPアームによって削れていってしまう恐れがあります。
その為、このアールを上下逆にして、こうしたらどうか?と開発元には連絡しています。

また、HOPクッションを入れる為の窪みを0.5mm浅くしてもらうようお願いしました。
今のHOPアームだとどうしてもノンHOPの状態が多すぎる気がしたので…。
これできっと0.20g〜0.28gまでの重量の弾でも問題なく使えるようになるはずです。

という訳で、Y Tech製 VFC AEGMP7A1用アルミ削り出しHOPアームのご紹介記事は以上になります。

現在、改良版を製作中との事で、改良されたHOPアームの流通が楽しみです。
ちなみに、今は販売店を探しているらしいので、居るかは分かりませんが、「このHOPアームを仕入れたい」という業者の方が見ていたら、Twitterなり当記事のコメント欄でお声がけ下さい…。