SIG SAUER TANGO6 1-6x24mm Hellfire MRAD Milling (SOT61017)を買いました | エボログ

SIG SAUER TANGO6 1-6x24mm Hellfire MRAD Milling (SOT61017)を買いました

2019年10月2日

ヤフオクでTANGO6が99000円で売られていたのを見かけたので買ってみました。
実はこの出品をソコソコ前からウォッチしており、どんどん値段が下がっていったので「そろそろ落札する人現れるな」と思ったので、このタイミングで落札しちゃいました。

OpticsPlanetで見ると、$1,017.79で売られている製品なので、ここよりも安く手に入れられてラッキー。(私はよくOptics Planetの価格を参考値として使ってます)

出品説明を見る限り、検品の為に開封したのみで新品のようです。

今回落札したTANGO6はSOT61017というモデルで、今現在販売されているいわゆる「現行モデル」になります。(SIG SAUERのウェブサイトを見ると、SOT61016とSOT61017が2019年現在販売されいてるモデルの模様)

話によると米軍のトライヤルを受けている(受けていた?)TANGO6Tと中身は同じ何だとか…。
本当かどうかは不明ですが…。

という訳で開封。
色々なパーツが袋詰されて入っています。

この時点で未使用オーラーが凄い。
本当に開封チェックしただけのような感じがします。

内容物はこんな感じで、スコープ本体とレンズカバー、スルーレバー、電池、説明書類です。
スルーレバーが付属するの、すごく嬉しいです。

ちなみにスコープを包んでいるビニール袋の中にはシリカゲルが入っていたのですが、日本語表記でした。
TANGO6は日本製のスコープですが、付属品(シリカゲル)も日本製という訳ですね。

まあ、どうでも良いんですけど…。

という訳で、まずはレンズカバーから紹介。
付属のレンズカバーにはSIGの刻印がバッチリ入っており、デザインも拘ってる感じですね。

TANGO6に取り付けるとこんな感じになります。
少しゴムの部分が長くて緩いので、ピッタリ付けるなら少しねじるかウィンテージノブと輝度調節ノブの上を這わすように付けると良い感じになりそうです。


レンズカバーを外した状態のTANGO6はこんな感じです。
黒とグレーのツートンカラーがSIGの光学サイトらしい独特な雰囲気を醸し出しています。

後色々な部分のゴテゴテ感がとてもいい感じ。
至る所にSIGのロゴが付いてるのも、ポイント高いです。

やっぱりSIGの製品はかっこいいですよ…。
機能美+αみたいな感じ。

対物レンズ側も単なる筒ではなく、しっかり装飾が施されています。

ハウジング左側面は輝度調節ダイヤルになっており、ロゴの部分を回して蓋を外すと、中にCR2032電池を入れる事が出来ます。

電池を入れる向きもしっかり記されているので困る事は無いと思います。
尚、電池が結構奥まった場所にハマってしまうので、外すのが少々面倒。

輝度調節ダイヤルは電源ONとOFFが交互になっているタイプで、四角形の大きさが明るさに比例しています。

四角形が大きいと明るく、小さいと暗いです。
塗りつぶされている四角が電源ON、線だけの四角が電源OFF、IRモードは「IR」と書かれています。

エレベーテーションノブとウィンテージノブにはキャップが付いており、このキャップを外す事でノブが操作出来るようになります。

エレベーテーション・ウィンテージ共に1クリックで0.2 MRADレティクルが動き、1回転させると20 MRAD動きます。
共に最大で31 MRADレティクルが稼働します。

光学サイト界隈もMARDとかMILとかMOAとか色んな単位が出てきてややこしいですよね。
真面目に考えると、三角関数を再勉強する事になるので、基本はスルーしたい話なんですが、一応カタログスペックなので紹介しておきます。

ハウジング下部にはシリアルNOが入っており、製造に関する情報も入っています。
デザインはSIG SAUER、組み立ては日本といった感じです。

パワーノブはこんな感じ。
ステッピングツールもとい大根おろしみたいな鋭い凹凸が付いており、グリップ力はかなり高いです。

目盛りの表記は1、1.5、2、2.5(線のみで数値は書かれていない)、3、4、5、6といった感じ。
そして、「今この倍率だよ」と指す部分には集光アクリルが2本付いています…2本付いてるはずなんです…。

何故か1本しか無かったです。
箱の中とか一通り探したんですが、見つからず…。

多分…製造ミス…かな…。
まあ、たかが集光アクリルなので無問題です。適当に細いの探して買ってくればいい。

この倍率調節ノブの使用が中々ユニークで、パワーノブがぴったり180度回転する仕様になっています。
1倍がスコープ右横、6倍はスコープ左横です。

こういう仕様なら中央は3倍にして欲しかった所なのですが、中央は2.5倍です。

また、このパワーノブには付属のスルーレバーを取り付ける事が可能です。
このスルーレバーにもしっかりSIG SAUERのロゴが入っています。

スルーレバーの型番は「1966SV」。
何か聞いたことのある型番と形だな…と思ったらSwitchview社製品の型番みたいですね。
OEMでしょうか…。

こちらのスルーレバーを取り付けるとこんな感じになります。

接眼レンズ側には視度調節ノブ(ディオプター)が付いています。
目印として緑色の点が付いているのが面白いですね。

限界まで-方向に回した時と、+方向に回した時はそれぞれこんな感じ。
視度調節可能な範囲はかなり広そうな感じがします。

TANGO6のレンズコーディングとレティクルについて

対物レンズと接眼レンズは共にこんな感じ。
対物レンズは青〜緑系の反射、接眼レンズはかなりカラフルで緑、オレンジ、紫といった感じ。

レンズコーティングは「LensShield Mil-Spec Oleophobic Coating」という物が施されているようです。

レティクルはHellfire MRAD Millingという形状になります。
ミルドット付きのT時型レティクルという少々独特なレティクル形状をしています。

1倍の状態

Hellfire(地獄の業火)って何か凄いレティクル名ですよね…。
どういう意図があってこういう名前にしたんでしょうか…。

尚、こちらのTANGO6はSFPモデルなので、倍率を上げてもレティクルの大きさは変化しません。
3倍と6倍のだと、それぞれこんな感じになります。

しかし、写真を見て分かる通り、レンズのフチの大きさがほとんど変わらないのが中々凄い。
そして、アイリリーフやアイボックスは狭くなるものの、ほぼ同じ位置でずっと覗いていられるのがTANGO6の良い所だと思います。

また、6倍の状態でもアイリリーフは10cm程度と、かなりの長さがあり非常に覗きやすいです。

レティクルを点灯させるとこんな感じで、中央のみ赤く光ります。
かなり大人しいイルミネーションですね。

尚、NVモードでも中央のみ光っていました。
ちょっと上手い事撮影する事が出来なかったので、写真は無いですが…。

TANGO6のパララックス計測

最後にいつものパララックス計測を行ってみます。
いつも通り1倍にして約2.5m先からディスプレイを覗いてみます。

この距離だとレンズ周囲に少し歪みが感じられますし、微妙にピントが合いにくいです。
もう少し距離が取れればしっかりピントを合わせる事が出来そうなのですが、部屋のスペース的に限界があるのに加えて、今更計測方法を変えると結果の比較が出来ないので、このまま計測します。

この状態で視点を上下左右に動かしてみます。
結果、グニグニ像は歪んでしまうものの、かなりギリギリまで視点を動かしてもレティクルは円の外側に出る事は無く、しっかり円の内側に留まっていました。

グリッドが変形しているので、像が歪んでいる事が分かる

先日、ELCAN Specter DR 1-4xをレビューしましたが、これと同じで歪みはするもののレティクルのズレを抑える仕様になっているようです。

個人的な感想としてはショートスコープとしては大変優秀な部類に入る製品だと思います。
ただ、問題は国内相場ですね…。

現在流通しているTANGO6は並行輸入品がほとんどなので仕方がないのですが、TANGO6の新品は20万近い値段で取引されている事が多いです。
安く買えても15万とか16万とかでしょうか…。

15万円位で購入が出来るなら割とアリな製品だとは思うのですが、流石に20万まで行くともう少しお金を貯めてRAZOR HDを買った方が良いのでは…?思ってしまいます。
というか、20万超えだとDEONのMarch-F系も視野に入る値段ですからね…。

今後、LayLaxがSIGのエアソフト製品や光学サイトの代理店となるらしいので、LayLaxがいくら位で販売するかが気になる所ですね。
巷では「LayLax税」なる物が話題ですが…。