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G&P PEQ-15/DBAL-A2のIRイルミネーターとIRレーザーの見え方と性能について

記事作成日:2019年10月30日

以前、G&P製のDBAL-A2に関する記事を書いたのですが、IR周りの機能に関しては触れていなかったので、今更ながら見てみる事にしました。

尚、G&P DBAL-A2のレーザーやイルミネーターはこのように配置されています。
※G&PのDBAL-A2にはIR非対応モデルもあるので、注意が必要。

レーザー、イルミネーター共にエレベーテーション・ウィンテージノブを使って位置を調節する事が出来るようになっています。
尚、IRレーザーと可視光レーザーに関しては同じ調節ノブを使用し、基本的に可視光で合わせればIRレーザーの方もだいたい同じ位置になるようです。

という訳で、まずはIRイルミネーターから。
G&P DBAL-A2のIRイルミネーターは、レンズを回す事で大きさを調節する事が出来ます。

写真左が限界まで絞った状態で、ほぼレーザー(太いレーザー)のような見え方です。
写真右が少し拡散させた状態になります。

10m位離すとこんな感じです。
IRイルミネーターと言っても絞ればほぼレーザー(というか、G&P DBALのイルミネーターはIRレーザーを拡散させている)です。

G&P PEQ-15/DBAL-A2のIRイルミネーターと言えば「汚い」とよく言われているのですが、実際に汚いんですよね…。

更に拡散させるとレンズの汚さがよりはっきりしてきます。
写真左が5mで直径1m位の大きさになる程度に拡散させた状態、写真右が限界(レンズが外れるギリギリ)まで拡散させた状態です。

10m位の距離だとこんな感じ。
写真右の状態だとかなり広範囲に光が拡散しているので、あまりピンポイントでは照らす事が出来ていないのが分かると思います。

均等に光が広がっていないのに加えて、ボツボツと汚れみたいなのが見えるのが分かります。
汚れなのか傷なのか…人によっては「カビが生えている」と言う人も居るのですが、とりあえずG&P製のDBALのIRイルミネーターはこのような感じでお世辞にも綺麗とは言い難い代物です。

しかし、この汚れを使って照準する事が出来るのがG&P DBALの良いところかもしれません。
例えばこの赤矢印の所にある黒い点(汚れ?)でゼロインする事で、「だいたいここに狙えば当たる」という目安になるのです。

ナイトゲームのレギュレーションによってはIRレーザーは禁止なものの、IRイルミネーターはOKという場合があり、その時にIRイルミネーターの汚れを使って照準を行う事が出来るのです。

続いて、IRレーザーの方を見ていきます。

IRレーザーは、線がバッチリ視認できるので、結構見ていて面白いというか、まんまCOD4ですね。

今思えば、このゲームのナイトビジョン視点って結構リアルだったんだなぁ…と感動しています。(昔よくやってました)

IRレーザーの射程は何メートルなのか不明ですが、500m以上離れた対岸までしっかり届いていたので、相当な射程があると思われます。

動画でも撮ってみました。

このG&P DBAL-A2は2万円位で買えるレプリカ製品ですが、これなら十分に遊べますね。
サバイバルゲームではレギュレーション上使用がするのが無理でも、タクトレのような感じの的当て系なら使えるでしょうし、逆にそっちの方が楽しいかもしれません…。