PrimaryArms GLx4 4-16x50FFP ACSS-HUD-DMR-.308ライフルスコープを買ってみた | エボログ

PrimaryArms GLx4 4-16x50FFP ACSS-HUD-DMR-.308ライフルスコープを買ってみた

2019年11月1日

PrimaryArms製のライフルスコープ、『GLx4 4-16x50FFP』を買ってみました。
レティクルの仕様はACSS-HUD-DMR-.308。
その名の通り、.308弾を用いるDMR(マークスマンライフル)用のスコープになります。
https://www.primaryarms.com/glx-4-16×50-ffp-rifle-scope-acss-hud-dmr-.308-reticle

このスコープは2019年2月にアメリカ・ラスベガスにて行われたショットショーで見て、一目惚れして注文した商品だったりします。
今更ながら到着しました…。

ちなみに、最近のPrimaryArms製品の上位モデルは、製品名に等級みたいなのが記載されるようになっています。
フラグシップ/ハイエンドモデルがPlatinum Series(PLx)、ミドルハイがGold Series(GLx)、ミドルエンドがSilver Series(SLx)といった感じのようです。
ミドルエンド以下の製品もありますが、それらには特に等級は付いていないような感じがします。

今回購入したGLx4はGoldSeriesの製品です。
ちなみに、以前レビューした『Primary Arms Platinum Series 1-8X24mm』は、今はPLx8という名前になっています。

箱を開けるとこんな感じ。
永久保証だそうです。

内容物はこんな感じでスコープ本体とバトラーキャップ、クリーニングクロス、取扱説明書です。
写真に入れ忘れていたのですが、調整用のL字レンチも2本付属していました。

説明書はスコープ自体の使い方の説明が記載された物が1枚、レティクルの使い方が記載された物が1枚です。
例のごとく色々な機能が備わっているレティクルを搭載しているので、説明書のボリュームがやたらと多いんですよねぇ…。

付属のバトラーキャップはButler Creek製のものです。
取り付けると写真右のような感じになります。

という訳で、こちらがPrimaryArms GLx4 4-16x50FFP ACSS-HUD-DMR-.308です。

この通り、対物レンズが50mmもあるので、かなり大きなスコープです。
まあチューブ径が30mmなのでまだ可愛らしい方かもしれませんが…(これで34mmチューブだったらすごい威圧感)

反対側はこんな感じ。

という訳で、細部を見ていきます。
まず対物レンズ側ですが、内側にねじ切りがされているのでロングフードやキルフラッシュなどの装着が可能になっています。

もちろん、カメラ用のレンズガードを取り付ける事も可能ですね。
尚、対応するレンズガードは52mm径の製品でした。

このスコープ最大のポイントはこのハウジングだと思います。
ぶっちゃけ、スコープの性能よりもこのノブのデザインに惹かれて買った所があります。カッコいい…。

ちなみに、ハウジング下部にはこんな感じで色々書かれています。
ここで注目すべき点は生産国(MADE IN THE PHILIPPINES)。
フィリピン製のスコープって初めて手にした気がします…。

左側面には輝度調節ノブとサイドフォーカスノブが付いています。
輝度調節は10段階で調節する事が出来、電源のONとOFFが交互に配置されているタイプです。
サイドフォーカスは25ヤード〜1000ヤード〜無限といった感じになっています。

ノブの蓋を開けると電池を入れる事が出来ます。
この製品は予めCR2032電池が入っていました。(電池は三菱製でした)

エレベーテーションノブとウィンテージノブはそれぞれこんな感じ。
これまたイカツイデザインをしており、見た目だけではなくとてもユニークな機能が備わっています。

それが非常に独特なノブのロック方法と、ゼロストップ機能です。

まず、このスコープのゼロイン調節はノブの蓋を外して行います。
少々面倒ですが、蓋は3本のイモネジで固定されているので、それを外します。

蓋の中からこのようなダイアルが出てくるので、マイナスドライバーなどを使って回してゼロイン調節を行います。

写真はエレベーテーションの物ですが、ウィンテージの方も同様です。

ゼロイン調節が終わったらキャップを取り付けるのですが、その前にハウジングに印刷されている印に注目。
これはエレベーテーション側にしか付いていない物なのですが、「1」「2」「3」といった目盛りが付いているのが分かると思います。
これはダイヤルを何周させたのか?を示している物です。

キャップを取り付けた状態だと必ず「1」が隠れるような感じになり、1回転回すと「1」が表示されます。
つまり、このスコープは一度キャップを取り付けたらマイナス方向へのノブの回転が出来ないんです。(実際は5クリック程度動きますが…)
もちろんこの仕様はエレベーテーションノブのみで、ウィンテージノブに関しては右左どちら方向にでも均等に回せます。

まあ、確かに一度ゼロインした後はターゲットまでの距離に応じて着弾点を上方向にずらしたい事はあっても、下方向にずらしたい事って実銃だと特に無いですからね。

エレベーテーションノブを2回転させた時の様子はこんな感じです。

また、キャップを付けた状態で回すにはキャップに付いている銀色のボタンを押しながらじゃないと回す事が出来ません。

こういったボタン式のロックを採用しているのって珍しい…というか、私は初めてみました。

接眼レンズ側はこんな感じ。
左側面にメーカー名、右側面にレティクルの名前が入っています。

パワーノブの方も特徴的なデザインを継承していますね。

パワーノブの倍率表記はかなり飛び飛びになっており、4、5、6、8、10、12、14、16といった感じになっています。

このパワーノブもちょっとユニークで、指を引っ掛ける為の突起の位置を外したり、変更する事が出来るんです…。
ネジ穴が3箇所に空いているので、その3箇所のいずれかに凸パーツをはめる事が出来ます。

視度調節ノブはこんな感じ。
ここのチェッカリングもカッコいいですねぇ。

レンズとレティクルについて

対物レンズと接眼レンズはそれぞれこんな感じで、いわゆるグリーンマルチコートが施されています。
コーティング自体はしっかりしている印象がありますが、王道というか超無難なコーティングですね。

覗くとこんな感じで見えます。
ライフルスコープの割には縁は結構薄い方で、アイリリーフも10cm近くあり、アイボックスも割と広めなのでかなり使い勝手の良いスコープのような印象を受けました。
また、レンズ自体の色は殆ど気になりません。

私の買ったモデルにはACSS-HUD-DMR-.308という変なレティクルが備わっているのですが、本当に変なレティクルですよねぇ…。

尚、このレティクルはFFPなので倍率を上げる事によってレティクルも拡大されます。
※写真左が8倍、右が16倍

また、13倍を超えた辺りから少し縁が太くなり、16倍まで上げると結構太くなってしまいます。
アイボックスもアイリリーフも結構狭くなり、正直かなり除きづらくなります。

覗きやすいのは12倍程度が限界ですね…。

イルミネーションを点灯させると中央の蹄鉄部分が光ります。
輝度に関しては10段階中屋内で8段階程度で丁度良い明るさなので、最大輝度にしても眩しい程では無いので明るい屋外では視認できない可能性があるな…と思いました。

屋外で見てみました

という訳で、屋外に持っていって確認。
天候は晴れ、撮影地点から300m程度離れた所にある看板を見てみます。

まずは4倍から。
コントラストはそんなに高い物では無いのですが、自然な感じの像です。
順光の状態で撮影しているのですが、肉眼で覗いていてもほんの僅かな映り込み(ゴースト?)や反射(フレア?)の存在が確認出来ました。

そこまで気になる程の物では無いのですが、単純なグリーンマルチコートだとこんな感じなんでしょうかねぇ…。

販売価格が1000ドルを超えるような、更に上位のスコープだとあまりこういう事は起きない気がするのですが…。
やっぱりミドルエンドって感じの製品ですね。

8倍にするとこんな感じ。
フォーカスを看板に合わせている為、手前にある草がぼやけてしまって見えますね…。

16倍だとこんな感じ。
実はフォーカスがピッタリ合ってなかった可能性が浮上…。
すみません、看板も少しボヤケてますね…。

尚、これらの写真は全てイルミネーションを最大輝度で点灯させた状態で撮影しています。
イルミネーションが点灯してるの、分かるでしょうか…。
分からないですよね…。
という訳で、やっぱりこのスコープのイルミネーションは昼間は使え無さそうです。

もっとも、イルミネーションの役割自体、暗い環境下でレティクルの視認性を上げるための物なので、明るくてレティクルが十分視認できる状況下ならイルミネーションが見えなくても良いのかもしれないのですが…。

最後に、倍率を変えている様子を動画で撮ってみたので、紹介します。

という訳で、このスコープは基本的に30mチャレンジ用として使われると思います。
その為に買ったわけですし…。