Wolverine REAPERのシリンダー容量を減らすパーツを作ってみた(試作) | エボログ

Wolverine REAPERのシリンダー容量を減らすパーツを作ってみた(試作)

2020年3月10日

3DプリントでWolverine Airsoft REAPERで使える、シリンダー容量を削る減らす為のパーツを作ってみました。
DMM.makeの3Dプリンターサービスで出力、材質はナイロンです。

尚、当記事で紹介するのはとりあえず出力してみた試作品で、寸法の微調整と更に容量を減らしたバージョンを作成、現在出力中です。

【追記】BOOTHにて販売中です。

以前、データ集め記事を書いた時にゴムワッシャーを大量に埋め込んで容量を削る措置を取りましたが、基本的にはそれと同じです。
専用パーツを作る事によって、組み込みが楽になるというだけですね。

こんな感じで、シリンダーにはめ込みます。
尚、入れる時は向きに注意が必要です。(後ろ側を空きスペースにする必要がある)

これを左右に取り付けて完成です。

計算上これで60%程度の容量カットが出来るはずです。
こうする事によるメリットとしては、

  • 一定以上のパワーを出せなくなる
  • ガスの燃費が向上する
  • ガス圧を下げた状態でもシリンダーにガスが充填される時間が短い(連射向き?)

デメリットとして長過ぎるバレルに対応出来ないという問題もありますが、私は長くてもせいぜい300mm程度のバレル長しか想定していないので大幅に削ってしまっても問題は無いでしょう。

国内のジュール規制において、海外製電磁弁ユニットのシリンダー容量を活かしきるのは不可能に近いと私は考えており、少なくとも半分以下にした方が良いと思ってます。
何なら80%近く容量を減らしても十分な初速を保つ事は可能です。その場合、燃費が逆に悪くなりますが…。

ゴムワッシャーを使って色々試した感じ、150mm〜250mm程度のバレル長であれば、60〜65%程度容量を減らすのが燃費と初速のバランスが取れているという結論に至ったので、今回3Dプリントで出力する事にしました。

という訳で、60%容量を削った状態で組み込み。

ついでに、元々組んでいたタクトスイッチの接触不良が頻繁に起きるようになってきたので、交換する事にしました。
当初から「壊れるんじゃないかなぁ…」と思ってたんですが、やっぱり無理だったっぽい

で、FETを組むかどうしようかちょっと悩んだんですが、とりあえずマイクロスイッチに交換するだけにしました。
ただ、いくつかパーツを買い忘れてしまっていたのでまた別の記事に回します。(現在出力中の新バージョンのテスト時にやろうかなと)

メカボックスに組み込むのですが、以前はシリンダーのガタとりの為にシールテープを巻いていたのですが、Oリングでも良さそうだったので今回はOリングにしてみました。
今まで以上にガッチリ固定出来るようになった気がします。

後は組み込み。
検証の為に動作させるのに必要な最低限のパーツのみ組み込んでいる為、スイッチはボルトリリースボタンのところから外側にタクトスイッチを伸ばしてここを押して射撃する仕様にしています。

結果はこんな感じ。
初速への変化は殆ど無いですね。予想通り。
※ガス圧は5気圧程度の設定、弾は東京マルイ 0.20g樹脂弾

発射弾数に関しても12gカートリッジ1本で普通に200発程度は問題なく撃つ事が出来ます。
ただし、10発刻み位でじわじわと初速は低下していってしまいます…。

ちなみに、5気圧縛りをしないなら10気圧位まで上げる事で一番初速の安定性が高い仕様にする事が出来ます。
また、指切り連射時の安定性もガス圧を上げた方が高いです。

10気圧程度での動作について

これも記事化していない所で色々試してみた結果ではあるのですが、レイスCO2ストック+リーパーの組み合わせの場合(それ以外の電磁弁ユニットでも似たような物だと思いますが)、ガス圧が低かったりシリンダーが大きすぎるとシリンダーが満タンになるのに時間が掛かってしまいます。

ガス室が満タンになっていない状態で電磁弁を動かすと少ないガス(十分な圧力が無い状態のガス)が放出され、初速が低下、動作が不安定になります。
専門家では無いので、科学的な説明は私には出来ないのであくまで体験談に基づく話ですがね…。

という訳で、ガス圧を上げるのですが、レイスストックでこれをやるとホースが抜けてしまうトラブルが起きる場合があります。
その場合は適当な大きさの真鍮パイプをホースに被せ、ホースが曲がって抜けないようにしてやるのが良いと思います。

ホースは単にストックに刺さってるだけですからね…。
引っ張れば簡単に抜ける程度の保持力しか無いので、ガス圧には勝てないのです…。

これで初速を0.20gで84m/s〜85m/位まで上げました。(常温での調整なので、安全マージンを大幅に取ってます)
そして、100発連射した時の状態がこちら。

1発目とかじゃなくて100発目です。
弾速計のカウントが「0」になっているのに注目して欲しいです。
X3200 MK3は発射回数99回でカンストして0になります。

途中マガジンが空になった時に何度か空打ちしちゃってるので、実際は110発目位なんですがね…。

そのまま打ち続ける事130発目(実際は140発目くらい)、この時急に初速が70m/s台に落ち、138発目(実際は150発目くらい)に37ms/まで落ち動作不良(ノズルが動かなくなる)になりました。

つまり、ガス欠になるギリギリの瞬間まで同じ初速を維持する事が出来る仕様になったという訳です。

5気圧の時みたいに200発撃てる訳ではありませんが、100発の連射ですら初速の低下が起きていた事を考えると、

という訳で、これからは5気圧相当で合わせるのではなく、10気圧相当の圧力に合わせて調整していこうと思いました。
その為に寸法調整した再出力データ待ちなんですがね…。