SOTAC GF-1(レプリカWILCOX 5/8インチ ライザーとスイングマウントのセット)を買いました
記事作成日:2020年4月8日
SOTACから出ているWILCOX製ライザーマウントとスイングマウントのセットの黒色を買ってみました。
製品名はSOTAC GF-1 Mount JQ-029 BKというみたいです。
Wilcoxタイプ サイドフリップ ライザーマウント 5/8 BK 20mm対応 ライザーセット ブラック BK
簡素な厚紙パッケージに入っていますが、しっかりSOTAC製品でおなじみのシールが入っています。
ショップによってはSOTACの名前を出さずに、ノーブランドとして売られている事もあるようですね。
という訳で、内容物はこんな感じ。
スイングマウントとライザーマウントのセットになっています。
この形、このセット、見覚えのある人も居らっしゃると思いますが、Evolution Gear製レプリカと同じ奴のような気がします…。
そういえばEvolution Gear製の初期ロットではマウント側に差し込むL字の板が同梱されていないらしいんですが、改善されたんですかね…?(初期以降の話はあまり聞かないのでどうなったのかよく分からず)
という訳で、そんなSOTAC製のライザーマウントとスイングマウントの紹介をしていきます。
まずはスイングマウントの方から。
スイングマウントはこんな感じで、細かい刻印もしっかり入っています。
上面には同社製のシュー付きの専用マウントが装着されており、裏側は20mmレールに取り付けられるようになっています。
スイングマウントを倒すとこんな感じになります。
ヒンジ部分はかなり硬く、グッ!とかなり力を込めないと動かない位です。
ロックもガッチリしており、ガタツキは皆無と良いって良いでしょう。
シュー付きの専用マウントは後部のレバーを押し下げる事で外す事が出来ます。
シューにもしっかり刻印が入っていますね。
取り付けると見えなくなる部分なんですが、本当に細かい…。
続いて、ライザーマウントを見ていきます。
ライザーマウントはこんな感じでレール上部に4箇所イモネジが付いており、別パーツで金属製のL字状のパーツが付属します。
もちろん、ライザーマウント側の刻印もバッチリ。
C&C Tac製のWilcoxライザーを持っている人は違和感を感じると思いますが、SOTAC製の方が分厚いです。
比較するとこんな感じ(私はC&Cのライザーを加工しており、溝が増えています)
これはC&Cが0.410インチ(約10.4mm)のライザーなのに対し、SOTACは5/8インチ(約15.9mm)のライザーだからです。
Absoluteを1/3 lower co witnessにするなら、C&Cで丁度良い感じかもしれませんが、更に高さが欲しいという場合はSOTAC(EvolutionGear)製を買うのが良いかと思われます。
今回は少し高めのライザーが欲しかったので、このSOTAC製品を選んだ次第です。
ぶっちゃけ、高ささえ確保出来てれば何でも良いんですがやっぱり見た目は重要ですのでなるべくカッコいい製品が欲しいんですよ…。
ただ、安かろう悪かろうなのか、中々いい感じの製品が無いんですよねぇ…。
という訳で、ライザーを取り付けていきます。
取り付け先の銃はARES M45です。
ライザーは20mmレールの端からスライドさせて取り付けるタイプなので、レールの構造によっては取り付けが面倒だったり、取り付け自体が不可能だったりする事もあるので、注意が必要です。
とりあえず、装着。
本来の用途と前後が逆にしていますが、ちょっとオフセットマウントみたいな感じで使いたいなと思ったので、こういう形にしています。
というのも、このライザーマウントはPVS14を頭に装着した状態で使う為に買った物なので、ドットサイトとPVS14の干渉を防ぐ為になるべくドットサイトを前側に置きたかったのです…。
ライザーが適切な位置に来たら、側面からL字状の板を差し込み、上からイモネジで固定します。
これにより、レールを傷つける事なくライザーをしっかり固定させる事が出来ます。
Evolution Gear製の初期ロットはこのL字状の板が付属しない事から、イモネジが20mmレールを直接押し付けて傷を付けてしまう上に、あまりガッチリ固定出来ないという問題がありました。
という訳で、こんな感じで少しハンドガードの上に飛び出すような形でライザーが付きました。
ドットサイトを取り付けるとこんな感じ。
このレイアウトだとT1系が合う気がします。
約16mmも高さが上がっている事もあり、サイトの位置はかなり高い位置に来ます。
これにより、構えた時にあまり前かがみにならなくて良いので、楽な姿勢で構える事が可能です。
マグニファイアやPVS14を取り付けるとこんな感じになります。
一応、ホロサイトのようなごっついヤツ+マグニファイアの組み合わせだとこんな感じ。
ちなみに、この状態だと付属のスイングマウントをライザー側に取り付ける事が出来ませんが、こういう風にハンドガード側に取り付ける事で、NVGやサーマルビジョンとのタンデム用として使う事は出来そうです。
マウントの高さも合ってる感じしますし…。
尚、ちゃんとした向きというか、正しい向きでライザーマウントを取り付けると問題なくスイングマウントを取り付ける事も出来ます。
このマウントはEoTech G33で採用されている形状と互換があります。
汎用規格なのか何なのか不明ですが、私が持っている個体だとVortex MICRO3Xマグニファイアで使う事が出来ました。
ドットサイトと組み合わせるとこんな感じ。
構えた時はこんな感じで見えます。
という訳で、見た目もよし、機能性も良しないい感じのレプリカ商品ですね。
これは。
流通数が少ないのか、売られている所を見かけないのが残念ですが…。(私は偶然Amazonで見つけました)