東京マルイ Glock 17 Gen.4 GBBの分解レビュー(完全分解) | エボログ

東京マルイ Glock 17 Gen.4 GBBの分解レビュー(完全分解)

2020年5月29日

早速、東京マルイ Glock 17 Gen.4を分解していきます。
尚、Glock 17 Gen.4の開封レビュー記事はこちらをご参照下さい。

という訳で、まずは通常分解まで進めます。
この辺りは説明書にも記載されているレベルの分解です。

基本的な分解方法は従来のGlock系と同じなので特に困る事は無いですが、こまった時はパーツリストを見れば解決すると思います。
こういう時にパーツリスト付きの製品は安心して分解が出来ます…。

リコイルスプリングについて

まずはリコイルスプリングから。
Glock 17 Gen.4のリコイルスプリングは実銃のそれと仕様が似ている、2重のリコイルスプリングになっています。

こちらのリコイルスプリングガイドは2つのパーツで構成されており、チャンバー側を外す事が可能です。
チャンバー側には2つのゴムパッキンが金属製のワッシャーで挟まれている形のダンパーが入っています。
リコイルスプリングは太くて短いスプリングと、細くて長いスプリングの2種類です。

最近の東京マルイ製品はブローバック速度がえげつないせいか、しっかりダンパーが仕込まれている製品が多い印象です。
この2重リコイルスプリングに関しても、ブローバック速度を安定させる為と、衝撃緩和の効果を兼ねているような気がします。

ちなみに、上から順に旧Glock 17(17、18C、34、22など)、Glock 19、Glock 17 Gen.4のリコイルスプリングです。

リコイルスプリングはどんどん進化していってますね。

バレル・チャンバーについて

続いて、バレル周りを見ていきます。
まず、アウターバレルとインナーバレルは工具なしで分離させる事が出来ます。
Glock 19 Gen.3と同じ方式ですね。

チャンバーもGlock 19 Gen.3仕様ですが、形状が異なっているので互換性はありません。
また、Glock 17 Gen.4の内部パーツには至る所に「174」という印西がされており、恐らくこの印字の入っているパーツは全てGlock 17 Gen.4専用品なのだと思われます。

HOP調節ダイヤルは緩みにくさに定評のある2重式。
また、緩み防止のOリングも入っていました。
尚、写真左のように組み立てる時はダイヤルに記されている線を合わせて組むと良いでしょう。

ちなみに、チャンバーを分解するにはHOP調節ダイヤルを外す必要は無く、チャンバー前側に付いているネジを外し、HOP調節ダイヤルを写真右の位置まで動かした時にアクセス出来るようになるネジを外せばOKです。

正直、HOPダイヤルは外さないほうが分解が楽ですね。
チャンバーを開くとこんな感じ。

インナーバレルとチャンバーパッキンは普通のGBB互換。
HOP窓は最近の東京マルイ製品で一般的な、窓が広くアールが掛かっているタイプになっています。

スライドに付いている補強パーツについて

Glock 17 Gen.4は色々と補強パーツにも調整が加えられているようで、まずスライド前側にはめ込まれているリコイルバッファーとスライドの間に隙間が設けられており、リコイルバッファーに伝わる衝撃がスライドに届きにくい仕様になっています。
これはGlock 19でも採用されていた仕様ですね。

このパーツを外そうとしたんですが、ガッチリ固定されており外す事ができそうに無かったです。
そういえばGlock 19でも外そうとして諦めました気がします。

続いて、スライドストップがスライドを傷つけないようにする為の補強材も従来のGlock 17系とは大きく異なっていますね。
スタイリッシュな形状の別パーツになっており、小さなネジ2本でスライドに固定されています。

記事書いてる最中にエキストラクター外すの忘れていた事に気づきましたが、これはGlock 19と同様に金属製の別パーツになっています。

ブリーチ・ローディングノズルについて

続いて、ブローバックエンジンを外していきます。
Glock 17 Gen.4のブリーチは従来のGlock系と同様にリアサイトを固定するネジと、スライド左右の挟み込みによって固定されています。
その為、スライドを引っ張りながらブリーチを抜く必要があり、少しコツが必要です。

Glock 19の時に何度かこの作業を行いましたが、従来のGlock 17系と比べると本当に面倒くさいんですよね…。

ブローバックエンジンの全体像はこんな感じで、Glock 19そっくりです。

ブリーチからローディングノズルやピストンヘッドを取り外します。
ピストンヘッドはカップ型で、ローディングノズルはGlock 19系ですね。
また、スライドバックプレートはGlock 19と同様、着脱可能な樹脂製でした。

この辺りのパーツを見た感じ、Glock 19と互換がありそうな気がします。

シリンダーの内径は15.2mmと大口径なタイプです。
また、フローティングバルブ周りの仕様もGlock 19と同じで、ローディングノズル内で回転しないようになっています。

フローティングバルブを取り付ける際は上下方向に注意ですね。

この辺りのパーツはGlock 19と互換がありそうですね。

グリップ側に付いているパーツを外していきます

続いて、グリップ側のパーツを諸々外していきます。

まず、マガジンキャッチです。
こちらは左右入れ替え可能な仕様という事もあって、従来品よりも外しやすくなっている気がします。
特にマガジンキャッチのスプリングの形状変更が大きいですね。

また、マガジンキャッチには補強用の金属パーツがはめ込まれているのですが、これがピンで固定される仕様になっていました。
また、マガジンキャッチの向きを入れ替えても使えるように、スプリングが引っかかる部分の切り欠きが上下に設けられていますね。

続いて、シャーシを外すためにスライドロックレバーと、シャーシを固定しているネジを外します。

続いて、トリガー上部のピンを2本外します。
これでシャーシをグリップから取り外す事が出来ます。

シャーシとスライドストップについて

シャーシ、セーフティレバー(シリアルNOのプレート)はGlock 19と似た仕様、スライドストップに関しては恐らく従来のGlockシリーズと同じ感じがします。

こちらがGlock 17 Gen.4のスライドストップです。

トリガーとハンマー周りについて

続いて、ハンマーASSYを固定しているピンとネジを外し、ハンマー+トリガーを取り外します。
この着脱については従来のGlock系と同様ですが、ピンはGlock 17 Gen.4専用仕様になっているので、注意が必要です。

こんな感じで、Glock 17 Gen.4のピンは真ん中に凹みがあり、ここでロックする仕様になっているのです。

トリガーはこんな感じで一見従来品のGlock用と同じ感じがするのですが、トリガーバーの形状が少し違っていました。

何が違うのかと言うと、写真左側のブリーチに干渉する山の部分(写真左側)と、厚み(写真右)が全然違っています。
従来品からかなり強化というか補強されている印象を受けました。

また、トリガーのリターンスプリングも少し変わった形になっており、トリガーバーに引っ掛ける側が楕円形の輪に、シャーシに固定される側が円形になっていました。

ハンマーASSY側は特に従来品との違いは感じられませんでしたが、微妙な仕様変更までは流石に気づけ無いので、完全互換かどうかは不明です…。

少なくとも、パーツリストの「GBB9-32(ピンロックパーツ)」というのは従来品には無い物なので、そこは非互換要素でしょう。
ただ、見た感じスプリングの配置やシアー・ハンマーの形状はそっくりでした。

グリップに仕込まれている錘

最後のパーツになりますが、グリップに仕込まれている錘を抜きます。
従来品は両面テープで貼り付けられているこの錘ですが、Glock 17 Gen.4ではネジ止めになっています。

このネジを外すと、錘と一緒にバックストラップ固定用パーツが外れます。

バックストラップ固定用のパーツは下部からネジ2本で固定されています。

錘単体の重量は38g、バックストラップ固定用のパーツを足すと40gです。

このパーツが無くても銃の動作には影響を及ぼさないので、軽くしたい人は外してしまっても良いと思います。

というか、このパーツを外す事によってマグウェルに取り付ける系のアタッチメントが使えるようになるので、そういう製品を取り付けるつもりがあるなら、外す必要がある気がします。(錘ごと外さなくとも、バックストラップ固定用のパーツは外す必要があるかと)

という訳で、東京マルイ Glock 17 Gen.4を一通り分解する事が出来たので、これで一段落です。

相変わらず特に内部をあれこれ弄る要素が無いと思うので、外装を弄っていこうかなと思ってます。
今回は特にステップリング(ステッピング)とかはせずに、フロントセレーションだけ追加したりするのも良いかな〜と。

まあ、この仕様を実現するなら、刻印埋めて彫り直しが必要なので、大分骨が折れそうですけど…。

オマケ

スライドストップを外した時に気づいたんですが、スライドストップに隠れてる部分に何か四角い跡が残っていました。

何なんでしょうかね…。