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ActionArmy T10シリーズ専用のサムレスト(左用)を買ってみた

記事作成日:2020年6月2日

ActionArmy製ボルトアクションライフル、T10/T10S用の純正オプションパーツであるサムレスト レフト(T10-041 T10)を買ってみました。

右利きの私がなぜ左用のサムレストを買ったのかは詳しく後述します。

という訳で、内容物はこんな感じでサムレスト本体とネジです。

サムレストの色はグレー。
形状は先日レビューしたAAP01用のサムレストと雰囲気がよく似ています。
まあ、同じメーカーの製品ですしね…。

サムレストの裏側はこんな感じで、角度の調節が出来るようになっています。

はめ込む穴の位置を変えたり、ズラしたりして、かなり幅広い角度で調節する事が出来るようになっています。
実際に何度か握ってみて自分の構え方に合う角度を見つける必要があります。

という訳で、こちらのサムレストをT10Sに取り付けます。
取り付け箇所はこちらのグリップ根本に付いているQDスイベルマウント部。

まず、該当箇所のQDスイベルマウントを外します。
結構ガッツリネジロック剤が塗布されていたので、内側からペンチでナットを掴みながら、六角レンチを突っ込んでネジを回す必要がありました。
ペンチ無しだとナットが空転してしまいます…。

後は元々QDスイベルマウントが付いていた所にサムレストを差し込んでネジ止めするだけです。
最後に、サムレストの角度を調整して完成。

握るとこんな感じです。
T10は親指を回り込ませない握り方が標準だと思うので、こういうサムレストによる射撃の安定性向上は結構効果が高いと思います。

で、私は右利きなので右手で握る事が多いのですが、なぜ左のサムレストを買ったのかと言うと、まず右で握る時は写真赤矢印の部分の凹みが親指にジャストフィットして、十分な安定感と安心感があるのでサムレストの必要性を感じなかったんですよね。

一方、稀に左手で握る時には少し不安定さが否めず、サムレストが欲しくなる事があったので、今回買ってみました。

また、左側のサムレストであればボルト操作に一切干渉しないのですが、右側にサムレストを付けた場合、私のボルト操作では色々問題が起きそうだったのです。

左手でグリップを握り、右手でボルトを引く分には問題が無い

私はT10に限らずこういったボルトアクションライフルをコッキングする時は必ず人差し指でボルトハンドルを跳ね上げた後、最短距離でボルトハンドルを握ろうとしてしまう癖があるので、QDスイベルの位置にサムレストがあると確実にボルトを操作しようとして動かした指がサムレストに当たってしまうんですよね…。
絶対痛い。

動画だとこんな感じ。
最初に通常速度でボルト操作を行った後、動きが分かりやすいようにゆっくり動かしています。

ボルトアクションライフルを使う時は昔からずーっとこの操作方法なのでもう無理ですね。
ちなみに、VSR10 Gスペックを私が使うと9割形指を痛めます。
あの屈折したボルトハンドル、マジで苦手。

おまけ

無理やり親指を回せば右手の親指をサムレストに当てる事も不可能ではない。(まともに構えられるとは言ってない)