ARCHWICK製 Accuracy International Mk13C GHOST GREYを購入、レビューしていきます | エボログ

ARCHWICK製 Accuracy International Mk13C GHOST GREYを購入、レビューしていきます

2020年6月16日

いよいよ発売となったARCHWICK Mk13Mod7とMk13Cですが、私はMk13Cを購入しました。
こちらは正規代理店を務めるG.A.W.から購入、日本国内の法律に適合させたJPバージョンとなります。

ミリタリーな装備をやってる人はMk13Mod7一択だと思いますが、私は下記理由からMk13Cを選択しています。

  • ミリタリーとか関係無しに、単にカッコいので欲しかった
  • Mod7のバレル長を活かせるカスタムが出来そうにない
  • なんだかんだ持ち運びやすい長さが欲しい

という訳で、ARCHWICK Mk13Mod7のレビューをしていきます。

まず、付属品として弾速証明書と日本語化された説明書が付属します。

操作方法や分解図・パーツリストが掲載されています。
少し独特な操作を行う必要がある箇所もあるので、慣れてる人でも一通り目を通しておいた方が良いでしょう。

それ以外の付属品としては、マガジンと工具類、ネジ、交換用HOPアジャスターになります。

ARCHWICK Mk13シリーズの中身はVSR10なので、マガジンもVSR10系の物になります。
装弾数は50発で半透明の樹脂で出来ています。

半透明なので、装填したBB弾を確認する事が出来ます。
残弾チェックが出来るので、地味にありがたいです。

ActionArmy製のマガジンと仕様が非常によく似ています。
というか、この銃の内部作ってるのってもしかしてActionArmyだったりするんじゃないですかね…。

という訳で、ARCHWICK Mk13C GHOST GREYはこのような形をしています。
Mod7との違いは「カラーバリエーションがある」「バレルが短い」といった感じでしょうか。

長さはVSR10 Gスペックとほぼ同サイズのT10Sより少し短い程度です。
ストックを折りたためば更にコンパクトになるので、本当に持ち運びの良いサイズです。

マズルはSureFire FH762RCタイプフラッシュハイダーが付いており、同社製のQDサプレッサーである『SF SOCOM762-RCタイプサプレッサー』を取り付ける事が出来るようになっています。

SUREFIREのロゴはありませんが、色や形状の再現度はかなり高そう。
当たり前ですが、スチールです。

ハンドガードは左右と下部がAccuracy International独自規格のKey-Slot(Keymod非互換)になっており、上面が20mmレールです。
非常にごっつい。

また、Key-Slotの左右と下部には予めアクセサリーが付けられており、左右には20mmレールパネル+QDスイベルが、下部にはハリスバイポッドなどで使えるバイポッドアタッチメントが付いています。

ハンドガードは樹脂製です。
Mk13Cのカラーバリエーションではこういった樹脂パーツの色が変わっている感じです。

このハンドガード部分がマガジン収納スペースになっています。
ハンドガード根本側のボタンを押し込みながらスライドさせる事で、ハンドガードを外す事が出来ます。

そしたら、こんな感じでマガジンを収納します。
尚、ロックボタンはなく、マガジン前側の凹みと噛み合うプランジャーがついています。

抜く時はマガジンの左右を摘んで引っ張る感じです。

ちなみにマガジンを差し込む時には少しコツが必要で、単に適当に差し込むだけだと刺さったように見えて刺さってないとかあります。
逆に深く差し込みすぎるとそれはそれで給弾不良になるので、「カチッ」とリップのロックが開放されてBB弾がチャンバー側に流れた音を確認し、それ以上は差し込まないようにする必要があります。

こういう構造故に素早いマグチェンジは現実的では無いですね。
銃本体も結構大きく重い部類なので、「よっこいしょ」と銃をどこかに置きながら、反対向きにして、慎重にマガジンを交換する必要があります。

尚、HOP調節方法は、チャンバー下部から2mmの六角レンチを突っ込んで調整する方法と、上面レールの穴からマイナスネジを突っ込んで調整する方法の2通りがあります。

レールの上からHOP調節が出来るような構造になっているのはありがたいんですが、ライフルスコープを載せてると対物レンズ側と干渉する位置にあるのでHOP調整の度にスコープを外す必要があるんですよね…。

マガジンを外してHOP調節を行うか、スコープを外してHOP調節を行うかの二択です。
もしくは、ショートスコープなどの短いスコープを乗せるか…ですね。

チャンバーの構造自体はActionArmy製のVSR10用チャンバーのバージョンアップモデルみたいな感のような気がします。
このチャンバー、かなり優秀なのでお気に入りパーツの1つですので、ARCHWICKのチャンバーにも期待が高まります。

Action Army Hop Up Chamber for VSR10(NO.B01-013)

レシーバーにはMK13 300WMの刻印が入っています。
かなり大きな刻印で主張が強い。
ちなみに、ボルトリリースボタンが確認出来ますが、これはダミーになります。

マガジンはスチール製で非常にリアルな質感の物が刺さっています。
マグウェルの形状が右側と左側で違っているのがこの銃の面白い所ですね。

プローン状態からでもマガジンチェンジしやすいらしいです。

ただし、ARCHWICK Mk13シリーズの、このマガジンはダミー。
どんがらです。

この辺りはAction Army T10を購入した時もちょっと残念に感じてしまったポイントですが、やっぱり残念ですね…。

エジェクションポートはこんな感じ。
エアーコッキングなのでボルトのフルート加工は浅いですが、しっかり模様が視認出来る程度には削り込まれています。

ボルトハンドルは先端が延長されており、掴みやすくなっています。

上から見るとこんな感じです。
尚、ボルトハンドル、シリンダーなどは全てスチールでした。

セーフティレバーはこんな感じ。
前側に動かして射撃可能状態、後ろ側に動かしてセーフ状態になります。

VSR10ベースなのでボルトハンドルの可動域は結構長いです。
この辺りの操作感はまんまVSR10ですね。

タナカのM700系や東京マルイ L96、M40などのボルト操作に慣れていると違和感のある長さですが、私はVSR10の方が馴染み深いので、これが普通な印象…。

グリップはこんな感じでこちらも樹脂パーツになっています。

トリガーガードの真上辺りにある突起はストックを折りたたんだ時に、ストックをロックする為のパーツで、ここはスチールで出来ています。

グリップは根本部分が細くなっており握りやすく、「あ、このグリップ疲れなくて良いわ」といった感じでした。
手の小さい人でも握りやすいグリップだと思います。

ストックはこんな感じ。

バットプレートはゴム製でかなり肉厚。
程よい弾性があり、グリップ力も高めです。
このパッドの弾性がちょっと気持ち良いというか、心地よいというか。
何か良い硬さなんですよね。

ストックを折りたたむとこんな感じです。
ヒンジは金属製でガチガチ。折りたたみストック特有のガタツキなどは一切ありません。

ストック左側に、折り畳んだ状態のストックをロックする突起が差し込まれる穴が空いています。
こちらは少し弾性のある樹脂になっています。

チークピースは上下左右に動かす事が可能です。
上下に動かすにはストック側面の六角ネジを緩めて調整、左右に動かすには一旦チークピースを外し、チークピース下部の六角ネジを緩めて調整します。

箱出し状態での初速と実射性能について

という訳で、まずは箱出し状態での初速を計測してみます。
使用している弾は東京マルイ 0.20g樹脂弾、HOPを調節して最大初速にて計測しています。

10発連続での結果はこんな感じ。
最大95m/s、最低93.2m/s、平均94m/sと少し上下のばらつきはあるものの、概ね93m/s半ば〜94m/s前半でまとまっている印象です。
箱出しドノーマルとして考えると普通にいい感じでは無いでしょうか。

先日ゲームに行ってきた時に箱出しドノーマル状態で撃ってきました。
ゲームでは使いませんでしたが。

まず、コッキング操作が少し引っかかりがあり渋い感じでした。
オイルを塗布したり研磨したりしてやると改善される気がします。
こういうすり合わせ調整はやった方がより快適な射撃を行う事が出来ると思います。

自分の理想はボルトハンドルが自重で前進する程度にスルスルだと嬉しいんですが、流石にそこまでは行かないですね…。

また、柔らかいスプリングが入っているせいかバネ鳴りが少し気になりました
そこまで酷い訳じゃないので無視出来るレベルと感じる人も居ると思いますが…。

続いて、長距離射撃です。
使用した弾はプレシジョンマックス 0.25g。
ターゲットは40m先のマンターゲットです。
当日のレギュレーションで弾の重量が0.25gまでだったので、0.28gなど重い弾では未検証になります。
尚、私は基本的にBB弾を浮かすような弾道が好きじゃないので40m飛ばすには少し射角を付ける必要があり、マンターゲットの胴体に着弾させるなら顎〜喉辺りを狙う感じになっています。(動画では喉辺りを狙ってます。)

弾道は非常に素直で、スーッと真っ直ぐ伸びる弾道を描く事が出来ます。
左右のブレは殆ど無く、非常に気持ちの良い飛び具合なのですが、若干上下にブレれてしまう感じがしました。

HOPも全然余裕があり、もっと強くしても問題は無かったので0.28のような重量弾でもしっかり飛ばす事が出来そうな感じがしました。

尚、初速がばらつき、上下に着弾がブレる原因は恐らくノズル長ではないか?と思われます。
僅かにですが、前後に弾棒が動かせるんですよね。

箱出し状態のVSR10よりかは詰まっている感じがしましたが、もっと詰めた方が良いと思うので、初速の安定と命中精度を高めるにはノズル長の調整は必要ではないか?と思われます。

ただし、これはHOPをかなり強めにすると少し改善したりします。
初速がガッツリ低下する状態までHOPを強く掛けても少し詰める余地は残されてる感じがしましたが…。

ARCHWICK Mk13Cの良いところ・悪い所

という訳で、Mk13Cの良い所をいくつか紹介します。
尚、再現度の高さとかそっち系はぶっちゃけ本家、Accuracy International Mk13をよく知らないので無視して、エアソフトガンとしての性能やサバゲー・シューティングでの使いやすさなどを主軸として紹介していきます。

剛性が高い

VSR10の構造上の問題なのですが、どうしてもレシーバーにアウターバレルをねじ込むという構造の上に、ストックからも固定されているので、かなり色んなパーツが絡み合って精度に影響を及ぼしてしまうのです。

例えばストックが貧弱だと強く握ったりレストした時に銃身が歪んでしまいますし、バレルとレシーバーがガチガチに固定されていないとこれまた歪んでしまいます。

その点、ARCHWICK Mk13はレシーバー〜バレル周囲に掛けてアルミで覆われている上に結構エグい数のネジが付いており、ガタツキを抑える構造になっています。

流石にバレルを直接掴んでグイグイ動かすと動きますが、ハンドガードやバイポッドを使ってレストする分には何の問題も無いでしょう。

VSR10互換系の製品の中ではダントツに高い剛性がある気がします。

最初からカスタムパーツだらけな状態

これは事前情報で知ったことなのですが、この銃は外装だけではなく内部も結構凄い事になっており、基本的に全てのパーツがカスタムパーツになっているような状態のようです。

トリガーASSYはスチール焼結合金の90度トリガー、ピストンもシリンダーもシリンダーヘッドもCNC切削、チャンバーもしかり。
HOPパッキンも独特な物が採用されていますね。

そういう点からも「何を変えればよいのだ…?」と悩むレベルでやる事の無い銃になってます。
本体の値段が高いですけど、後で別の金を使う必要が無い感じですね。
まあ、先述の通りノズル長は調整した方が良い気がしますが…。

思いの外重くない?いや、重い。

届いて、箱から出した時に「あれ?意外と思ってたよりも重くないな」と思ったんですが、やっぱり重いですね。
普通に構えてると腕は疲れますし、普通にVSR10の方がサバゲーで使うなら楽です。

まあ、3.5キロもありますからね…。
Mk13Mod7に至っては4.2キロですし…。

マガジンの構造が非常に残念

これは本当に残念なポイントです。
マガジン交換のやり辛さはもちろん、せっかく出来栄えの良い、本来の位置に付いてるマガジンがダミーとは…。
マルイ L96みたいな構造にして、何とかならなかったんですかねぇ…。

まあ、サバゲー用の銃としては当初から考えていないので、個人的には別に良いんですけど。
あと、1ゲーム50発も撃たないよって人なら気にする事も無いと思います。

値段がヤバい

まあ、ぶっちゃけこれが一番のハードルになると思います。
なにせ90,750円もするんですから…。

ただし、内部パーツ構成を考えると割と納得の行く金額でもあります。
カスタムパーツを買いまくってると気づいたら10万円行ってるとかよくある話ですからね。
最初からそういったカスタムパーツが組み込まれている状態という事を考えると、そこまで悪くはない金額のような気がします。


という訳で、ARCHWICK Mk13Cのレビューは以上になります。
次は分解レビューですね。