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ARROW ARMS APC9-KでMP5のマガジンを使えるようにしてみた

記事作成日:2020年7月17日

ARROW ARMS APC9-Kですが、開封レビューで紹介した通り現状(2020年7月現在)予備マガジンの販売がされておらず付属のショート、ミドル、ロングの3本のマガジンでやりくりする必要があります。

付属マガジンだけでも装弾数的には合計で255発分もあるので個人的には十分なのですが、装備に入れる際に長さがバラバラなので使い勝手や見た目が微妙な感じになってしまうのが個人的には問題かなと思っています。
やっぱりマガジンの種類とか長さとか、揃えたいじゃないですか…。

待ってればマガジンの単品販売が開始される事を祈りながら、それまでの繋ぎとしてMP5用のマガジンを使ってみる事にしました。

という訳で、今回使うのはAngel Custom製のMP5用シースルーマガジンです。
友人から貰って一度も使わず数年放置されていた物を活用します。
3本もあるのにずっと腐らせてるのは勿体ないかなと。

こんな感じのマガジンで、ダミーカートがうっすら見えている半透明のポリマーマガジンです。
APC9にそのまま(無加工の状態で)差し込むと、写真右のような感じになります。

無加工状態だとマガジン上部のリブがマグウェルに干渉して奥まで入り込んでいないのですが、見た目的には意外と問題無さそうだという事が分かりました。

という訳で、マグウェルに干渉する部分を剥いでいきました。
ダブルマガジン化するロックパーツは残そうと思ってたのですが、これもマグウェルに干渉してしまっていたので、これも削ぎ落としました。

写真左が元の状態、右が加工後

尚、マガジンの長さはロングマガジンと同様ですね。

差し込むとこんな感じになります。
結構奥の方まで入り込むようです。

尚、差し込み具合は削ったマグウェルでも少しタイトめ(純正ロングマガジン並)なので、スムーズに抜き差ししたいならもう少し加工する必要がありそうです。

また、この状態だとマガジンキャッチが機能せず、単にマグウェルに差し込まれているだけの状態なので、マガジンキャッチの溝を設けました。
マガジンキャッチの溝は単にマガジンのガワを削るだけです。

という訳で、こんな感じになりました。

で、肝心の給弾とかは?と言うと、何の問題もありませんでした。
セミ・フル共に給弾されていますし、初速の安定性も問題無し。

今回使ったマガジンがAngel Custom製のシースルーマガジンだったので、リブを削るという面倒な加工が必要でしたが、通常のMP5用マガジンであれば恐らくマガジンキャッチを追加する加工のみで済む気がします。

尚、普通のMP5よりもマガジンがマグウェルに深く入り込むという構造上、こういった形状のマガジンを使う事は出来ないと思われます。