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Double Eagle MAGPUL Pro 700 エアーコッキング ボルトアクションライフルを買ったのでレビューします

記事作成日:2020年12月22日

Double Eagle製のエアーコッキング ボルトアクションライフル、MAGPUL Pro 700を購入したのでレビューします。
BlackとFDEの2色がありますが、今回はFDEを選択。
最近、黒い銃に飽きてきたので、黒以外のカラバリがあるならなるべく違う色を選択しています。

最近のDouble Eagle製品ではおなじみ?となっている感じの発泡スチロールで出来たガンケースが付属します。
というか、このケースに入っています。

ケースを開けるとこんな感じで銃本体とマガジン、BBローダー、書類や工具などの付属品諸々が入っています。

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付属品は説明書などの書類、ガンケース用の取っ手、L字六角レンチ、左用ボルトハンドル、BBローダー、BB弾、クリーニングロットといった感じ。
説明書は図解付きの物が付属しますが、言語は英語、パーツリストは別紙になっています。

付属のマガジンはこんな感じ。
20連相当の長さのMAGPUL風樹脂マガジンで、装弾数は50発。
この銃が届く前に予備マガジンを別途購入しました。

リップ側とマグバンパー側はこんな感じ。

Double Eagle MAGPUL Pro 700本体はこんな感じ。
ストック、グリップ、ハンドガード部がFDEで、ストック基部やレシーバー、マグウェル、バレルなどは黒色のツートンカラー。

基本的に黒い部分は金属、FDEの部分は樹脂です。

ちなみに色は実MAGPULのFDEより少し明るくて薄い感じですが、明らかなおかしな色味では無く、細かなシボも再現されているので比較的再現度は高めな方だと思います。

フラッシュハイダーは14mm逆ネジ仕様、インナーバレルはマズルギリギリの所まで伸びています。
アウターバレルやハイダーには黒アルマイトが掛かっているんだと思うんですが、ちょっと光沢感が安っぽい印象…。

ハンドガード部はこんな感じ。
側面にはM-LOKポートが5個、バレル上部にはナイトビジョンやサーマルビジョンなどをオフセットする為のマウントレールが付いています。

尚、MAGPUL製のM-LOK QDスリングスイベルっぽい物が最初から付いていますが、これはM-LOKではなく単なるネジ止めでした。

バレル上面のレールはこんな感じ。

このレールは6本のネジを外せば取り外す事が出来ます。
ただ、ハンドガード上部に6個のネジ穴が見えるようになってしまいます。

ハンドガード下部にもM-LOKポートが付いていますが、中央部分がHOP調節ダイヤルになっています。
ダイヤルはカチカチとしたクリック感のあるタイプ。

このタイプのダイヤル、HOP調節の自由度が低いのであまり好きじゃなかったり…。(ほんのちょっとの調整が出来ない)

レシーバー側はこんな感じ。
MAGPUL Pro 700はアンビ対応のボルトアクションライフルなので、エジェクションポートが左右に付いているのが面白いですね。

エジェクションポートから確認出来る通り、シリンダーはオシャレなツイストシリンダーになっています。

レシーバー上部にスコープを乗せるとこんな感じ。

マグウェルはこんな感じ。
マグウェルとトリガーガードの間にマグリリースレバーが付いています。

マグウェルにマガジンを差し込むとこんな感じ。
真下から差しこむだけ、抜く時はレバーを押しながら下に引っ張るだけなので着脱はスムーズに行えます。

マグウェル内側はこんな感じ。
Double Eagle MAGPUL Pro 700は東京マルイ M40A5と同じような感じで、銃本体側にBB弾が装填される方式で、弾抜き用のレバーが付いています。

説明書を見るとM40A5のそれとそっくりな仕様である事が分かります。

尚、M40A5と同様結構な弾数の弾が溢れます。
約22発のBB弾が溢れるので、マガジンには22発以上入れておかないと銃を使う事が出来ません。
例えばマガジンをフルロード(50発)している場合、28発程度射撃が可能という事です。
リアルカウントでこの銃を使う場合は注意が必要です。

グリップとトリガーはこんな感じ。
トリガーは一般的な三日月型、グリップは90度に近い形状のピストルグリップが付いています。

最近は角度の浅いグリップが流行りですが、それにしてもかなり極端に角度の浅いグリップだと思います。

グリップを普通に握るとこんな感じ。
グリップを握り込むように親指をグリップに乗せるのも良いですし、自然な感じに上に置いておくのも良いでしょう。

後は親指を回り込ませないスタイルも良いと思います。
ピストルグリップの場合、この握り方はガク引き防止にもなるのでこういうタイプのグリップの場合はこういう構え方も良いと思います。

グリップ底部はこんな感じで蓋が付いています。
蓋を開けると六角ネジが付いている事が分かります。

この六角ネジを緩める事によってグリップを前後に動かす事が出来ます。
自分のての大きさというか、指の長さに合わせた位置にグリップ位置を調整出来るわけです。

尚、グリップ内側には六角レンチを差し込むための穴も空いているのですが、残念ながら付属の六角レンチは長すぎてグリップ内に収まりませんでした。
どうせなら長さを合わせて欲しかった…。

ボルトハンドルとセーフティレバーはこんな感じ。
セーフティレバーは銃口側に倒すとセーフティ解除、ストック側に倒すとセーフティ状態になります。

色々パーツを外す必要があり面倒なので、実際にはやりませんが付属の左利き用ボルトハンドルを取り付ける事で、ボルトハンドルを反対側(左利き用)にする事が出来ます。
ボルトハンドルの交換方法も説明書に記載されているので困る事は無いと思います。

ボルトハンドルは86mm程度引く事が出来るので、東京マルイ M40A5程のショートストロークという訳では無さそう。
日本仕様のスプリングが入っているおかげか、ボルトハンドルの引きは割と軽めです。

尚、コッキングするとコッキングインジケーターが飛び出すので、コッキング状態かそうじゃないかをひと目で確認する事が出来ます。

ストックはこんな感じ。
ストック下部にはM-LOKポートが2個付いています。

ストック基部がヒンジになっており、上部のボタンを押しながらストックを折りたたむ事が出来ます。
尚、このヒンジ部分は少しだけガタツキがあり、気になる人は気になるかな?といった感じ。

後、個体差かもしれませんが、私の個体は90度程度曲げた時に大きな抵抗があり「これ以上曲げて大丈夫なのか?」と思うレベルでした。
ヒンジ部にCRC556を塗布して曲げたら少し改善されました。

ストックは折りたたむ事が出来る以外に、チークピースとバットプレートを動かす事が出来ます。

箱出し状態の初速は、東京マルイ 0.20g 樹脂弾を使用して95m/s程度。
割と高めの数値で安定しています。

という訳で、Double Eagle MAGPUL Pro 700のレビューは以上になります。
形が好きだったのと、内部構造が気になったので買ってみたんですが、思いの外性能的にも悪くは無さそうな印象。

まだ外で撃っていないので、弾道とかグルーピングに関する箱出し性能がどの程度なのかは不明ですが、初速を見る限りそんなに悪くは無さそうな印象があります。

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