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UNITY FAST MICRO MOUNT実物レプリカ比較(実物、EvolutionGear、6mmタクティカル)

記事作成日:2021年1月28日

UNITY FAST MICRO MOUNTの実物とレプリカ2社(EvolutionGear6mmタクティカル)を比較してみました。(スマホでの撮影なので所々色がおかしい写真もありますが、ご了承ください…)

レプリカ2社は共にフル刻印レプリカで、再現度の高さが有名という事もあり、実物とレプリカでどのような差があるかを細かく見ていこうと思います。

まず全体の感じですが、実物とレプリカでは色、質感が異なっています。
実物は若干の光沢がある、ハードアルマイト感漂う硬い質感の塗装、EvolutionGearと6mmタクティカルとは共にマットな普通の黒アルマイトな感じです。

材質、塗装の違いに関しては流石に実物とレプリカで大きな差が出ますね。

気になる人も多いと思われる刻印部分はこんな感じ。

まず、左側に入っている「UNITY」の文字に関しては実物と6mmタクティカルはよく似たサイズで、EvolutionGearは少しだけ大きいです。
そして、パテントとCAGEコードの表記は実物とEvolutionGearが非常によく似ていますが、6mmタクティカルは明らかにフォントが違っています。

尚、実物とEvolutionGearは同じCAGEコード(81C38)、6mmタクティカルだけ異なるCAGEコード(93C11)でした。

そして、右側に入っているUNITYのロゴはレプリカ2社共に実物よりもかなり大きなサイズになっています。

続いて、正面に付いているフロントサイトと←+Uの刻印はこんな感じ。
実物のフロントサイトは丸い棒、6mmタクティカルは角張った棒、EvolutironGearにはフロントサイトがそもそも付いていません。(ショップの情報でフロントサイトは付属しない仕様である旨の記載あり)
←とUの刻印は実物よりもレプリカ2社の方が少し大きく、太い
です。

リアサイト側の手前に作られている乱反射防止用の段差は実物もレプリカもよく似ていますが、実物の方が若干細かい感じです。

UNITY FAST MICRO MOUNTにはいろんな所にデザイン的な窪みが設けられているのですが、この窪みの感じも実物とレプリカで違っていました。

実物は浅い窪みの周囲に僅かな面取りがされており、滑らかです。
EvolutionGearは浅い窪みは再現されていますが、面取りがされておらずエッジが鋭いです。
6mmタクティカルは溝自体がかなり深く、深めの面取りがされています。

別の所の窪みも同様ですね。
6mmタクティカルはかなり窪みが深い事が分かると思います。

マウント部に関しては実物の方はAmericanDefenceのQDレバーが付けられているので、ネジ止め式では無くなっているのでそこ以外を見ていきます。

まず、大きな違いとしては実物とEvolutionGearは共によく似ていますが、6mmタクティカルは下側左右の面取りがありません。
また、EvolutionGearで使われているネジはマットな黒色ですが6mmタクティカルの方は光沢感のあるネジが使われています。

反対側はこんな感じ。
実物はスチールでしょうか、本体とは異なる材質でかなり硬かったです。
EvolutionGearは形こそ似ていますがアルミで、本体と同じ質感です。
6mmタクティカルはクランプ部分の各部が角ばっています。

という訳で、パット見の外見はよく似ているものの細部を見ていくと微妙な違いがちらほら見受けられる事が分かります。

尚、レプリカのT1/T2系マウントだと稀にマウントの規格がT1/T2互換では無い、謎規格になっている事があるのですが、EvolutionGearと6mmタクティカルは共にちゃんとT1/T2互換のマウントになっていたので、T1/T2系のドットサイトを乗せて使うという当たり前の使い方は、当たり前のように出来るので実用性的な問題は無いです。

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