鍛造レシーバーに内部もバージョンアップした、Wolverine Airsoft MTW FORGED EDITIONのレビュー | エボログ

鍛造レシーバーに内部もバージョンアップした、Wolverine Airsoft MTW FORGED EDITIONのレビュー

2021年2月8日

以前レビューした『電磁弁ガスライフル Wolverine Airsoft MTW』が色々バージョンアップしたようで、Wolverine Airsofの日本正規代理店でもある、シューティング苺屋さんより製品をお借りしたのでレビューしていきます。

お借りしたのは『Wolverine Airsoft MTW FORGED EDITION 10″ SBR』。
こちらは上下が分割されて箱に入っているので、箱がコンパクトにまとまっています。

内容物はこんな感じでMTW本体とマガジン、6mmホースへの変換プラグ(これは私が要望して付けてもらいました)、取扱説明書、補修用Oリング、ラバーパッチ、チャンバー用調整治具、フラッシュハイダーです。

6mmホースへの変換プラグはMTW側がそのままではサンプロのレギュレーターに繋ぐ事が出来ない形状なので、付けて貰いました。
購入時に選択する事も可能です。

付属のマガジンはSTD電動ガン互換のMTW専用仕様です。
最終弾検知ができなくなりますが、STD電動ガンのマガジンを使う事も可能です。

リップ側とマガジンバンパーはそれぞれこんな感じ。

主張控えめですが、最終弾検知のレバーが付いています。

という訳で、MTW FORGED EDITION 10″ SBRの細部を見ていきます。

マズルはこんな感じでオレンジ色の樹脂製フラッシュハイダーが付属しています。
アメリカ製品らしい仕様ですね。

こちらのハイダーは14mm逆ネジで付いている為、一般的なエアソフトガン用ハイダーに交換する事が可能です。
付属品のスチール製ハイダーに交換すると写真右のようになります。

ハンドガードはInvictus Manufacturing製のM-LOK フリーフローティングハンドガード、INVICTUS M-LOK ADVANCED RAILが付いています。
至る所が肉抜きされており、上面は20mmレールでM-LOKが左右に4ポート、下部に5ポート付いています。

刻印はこんな感じ。

アッパーレシーバーはこんな感じ。
このモデルでは鍛造レシーバー+硬質アルマイトという中々豪華な仕様となっており、重厚感が凄いです。
これは硬い…。

エジェクションポートはこんな感じでチャンバーと電磁弁ユニットであるインフェルノが確認出来ます。
エジェクションポートカバーは閉じる事が出来ませんが、リアル形状な物が付いています。

レシーバー内側には電磁弁ユニットがギッシリ埋め込まれています。
尚、給弾ルートは弾こぼれ防止のレバーが付いているタイプなので、マグチェンジ時の弾こぼれを回避する事が出来ます。

弾抜きの際はマグウェルから指を突っ込んで、このレバーを押す形になります。

続いてロアレシーバーを見ていきます。
ロアレシーバーもアッパーと同様鍛造+硬質アルマイト。
ストック基部が肉盛りされて補強されているタイプのレシーバーですね。

反対側はこんな感じです。
セレクターレバーはアンビセレクター仕様ですね。

マグウェルとセレクターレバー周りの刻印はこんな感じ。

トリガーガードはWolverineオリジナルの樹脂製トリガーガードが付いています。

グリップは無難なA2グリップ。
グリップ内側にはホースを通す為の穴が空いているだけで、基部はリアル仕様です。

ストックはこれまた無難なブッシュマスターストックです。
グリップとストックに関しては「どうせお前ら好きなのに交換するだろ?」ってメーカーの意図を感じます。

ストックチューブは6ポジションのミルスペックタイプです。

エンドプレートはQDスイベルが付いているタイプです。

ロアレシーバー側には各種スイッチが詰まっています。
尚、中央に付いている2つの銀色のバネは電磁弁ユニットに動力を伝える為の接点です。

ストックチューブ内部にコントロールケーブルとインフェルノGEN2用のプレミアムFCUが収まっていました。

このFCUはバースト、電磁弁の開放時間、連射速度の設定を行う事が出来る物になります。(FCUの使い方は後述します)

こんな感じでMTW本体から伸びているケーブルにこの基盤をつなげて、そこにバッテリーを接続します。
バッテリーコネクタは電動ハンドガン/コンパクト電動ガン用LiPoバッテリーによく付いているJSTコネクタに対応しています。

バッテリー収納スペースは2つあります。
1つはストックチューブ内部、もう1つはグリップ内部です。

基本的にバッテリー容量は300mAhあれば丸一日使えるので、特に設定を変更しないのであればストックチューブに入れるのが良いと思います。

尚、12g CO2カートリッジを使用するレイスストックを付ける場合、必然的にバッテリーはグリップ側に逃がす事になると思います。

今回はプログラムを色々弄りながらレビューしていこうと思っているので、グリップ内部にバッテリーとFCUを収納し、ガスホースをエンドプレートのQDスイベルの穴から出す仕様にしました。

という訳で、上下を組み立てたWolverine Airsoft MTW FORGED EDITIONはこんな感じです。
上下を組み立てた際のガタツキは一切無し、一体型かという位の剛性です。

重量は1851g(ガス・バッテリー無し)でした。

ここにガスを繋げます。
検証で使用したレギュレーターはサン・プロジェクト製グリーンガスレギュレーター(法改正後のモデル)で、上限0.5MPaの可変レギュレーターです。

この状態で動作を確認していったのですが、二重給弾が多発するというトラブルに遭遇したので、調整する事になりました。

という訳で、まずアッパーレシーバーからチャンバーを抜く事に。
アッパーレシーバーに詰まっている樹脂パーツを外せば電磁弁ユニットとチャンバーを抜く事が出来ます。
工具不要です。

尚、レシーバーの内径とインフェルノの外径がかなりタイトでガチガチでした。
個体差もあると思いますが、ガチガチなのは良いですね。

MTW FORGED EDITIONで弾づまりや二重給弾、気密漏れを改善するには、チャンバーの調整機能を使うのが手っ取り早いと思います。
この製品にはPhoenix HOPというチャンバーの口のサイズを調整する事が出来るチャンバーが標準搭載されているので、調整が楽です。

という訳で、付属の調整工具を使って、口のサイズを調整しました。
口のサイズを調整して、ノズルを差し込んで、弾棒を突っ込んでいい塩梅になるように調整していきます。

ちなみに、HOPはこんな感じの面タイプHOP…というか、メイプルリーフっぽい感じの扇形のHOPが付いているようですね。

ちなみに、チャージングハンドルには太いスプリングが入っていました。
最初気づかなかったんですが、このチャージングハンドル、引けます。
しかも電動ガンみたいな柔らかい物ではなく、実銃並の硬さがあります。(硬いだけで引いた時の感触がリアルな訳では無いですけど)

初速と発射サイクルについて

という訳で、調整した結果問題なく発射出来るようになったので初速や発射サイクルを計測していきます。

まず初速はHOPを強くすれば強くするほど上がっていきます。
使用弾は東京マルイ 0.20g樹脂弾、ガス圧は最大値(0.5MPa)で計測して、最低初速が79m/s後半、最大初速が86m/s前半といった感じでした。

発射サイクルは毎秒14発(これは調整する事が可能)。

動作(空打ち)はこんな感じです。
まあ、電磁弁らしい音ですね。

プレミアムFCUについて

最後に、プレミアムFCUについて紹介します。
軽く紹介しましたが、このFCUはバッテリーと基盤の間に挟み込まれる形で付いており、2つのボタン(写真右赤矢印)を同時に5秒長押しする事によりプログラミングモードに入ります。

プログラミングモードに入ると緑色のLEDと、オレンジ色のLEDが点灯します。
これがプログラミングモードです。

左側にある上下に動かせるスイッチが設定項目の選択です。
上が開放時間と発射サイクルの調整、下がセミオートセレクターの設定です。

開放時間は250マイクロ秒(μS)刻みでMAXが20000μS、最低が3000μS。
発射サイクルは1RPS刻みで最大64RPS、最低が1RPS。
セミオートセレクターの設定は1〜6点バーストと、バンプファイア防止用の設定(一度トリガーを引くと一定時間トリガーを引いても射撃されない)。

という物があります。
右側のオレンジ色のLEDがステータス表示なので、これを見て設定を把握する事も出来ますし、プログラミング中に射撃して確認する事も可能です。

設定方法は少々複雑なので、動画の方で説明します。

ちなみに、秒間64発のサイクルに夢を抱く人も居るかも知れませんが、残念ながら0.5MPaのガス圧でドノーマル状態だと18発位が限界でした。
これ以上サイクルを上げると給弾されないという問題が発生します。

このサイクルを実現するには色々と調整が必要な感じですね。

という訳で、Wolverine Airsoft MTW FORGED EDITIONのレビューは以上になります。