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東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック ODカラー(新ロット)を買ったのでレビューします

記事作成日:2021年3月8日

最近おもしろい銃も出てないので、何か安めのボルトアクションライフルでも弄ってみようかなと思ったので、こんなアンケートをツイートしてみました。

結果、VSR10 Gスペックが一番投票されていたので、『東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック 』を購入しました。
また、黒ストックは見飽きたのでODカラーを選択。

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外箱を空けたらサプレッサーを入れている箱が割れてました。
残念。

ちなみに、私は東京マルイ VSR10シリーズのノーマル状態を触るのは、まだGスペックが発売される前に出ていた、リアルショックモデル以降初なので、かれこれ15年以上ぶり位に触ります。

VSR10クローン系は色々触ってきたんですが、実は素のVSR10ってあんまり触れてこなかったんですよね…。

付属品の紹介

内容物はこんな感じ。
BB弾(多分スペリオール0.28g)、ボルトハンドル用のキャップ、7.62mmダミーカート、六角レンチ、説明書、サプレッサー、クリーニングロットです。

説明書に鷹の爪コラボの冊子が入っていたので、比較的新しいロットである事が分かります。
今回は検証がメインの為、なるべく新しい個体が欲しかったので良かったです。

サプレッサーはこんな感じで、ストックのカラーと同じくODになっています。

サプレッサーの中はこんな感じで、ウレタンの消音材4個と樹脂製のシールドが3枚が入っています。

東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック ODカラーの外観紹介

東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック ODカラー本体はこんな感じ。
ストックの色は成型色ではなく塗装のようです。

マズルにはマズルキャップが付いています。
マズル内側にはサプレッサー取り付け用のネジ切りが付いています。

純正サプレッサーを取り付けるとこんな感じ。

アウターバレルは短めのブルバレル。

ストックは全体的にマットなOD塗装。
商品写真だとかなり緑感が強くて光沢感もある印象があったのですが、現物を見ると結構良い色でこの色を選んで良かったなと思いました。

ストック下部には前後にスリングスイベルが付いています。

このスリングスイベルはEクリップを外す事で取り外す事が出来ます。
邪魔なので私は外しました。

マガジンは下側に付いています。
装弾数は30発。

マグウェル内側からアウターバレルやシリンダー、チャンバーを確認出来ます。

HOP調節はアウターバレル左側面から行います。
レバーを後ろに動かすとHOPが強くなり、1目盛りごとにカチカチとしたクリック感があります。

左側には色々と刻印が入っています。

レシーバー部はこんな感じで、エジェクションポートからは銀色のボルト(シリンダー)が確認出来ます。
トップレールは20mmレールが標準装備ですが、このレールはピカティニー規格では無いので注意が必要です。

ちなみにこの20mmレールは個体(ロット?)によっては歪んでいる事があるのですが、私の購入した個体は特にそのような問題は起きていませんでした。

ボルトハンドル周りはこんな感じ。
VSR-10 Gスペックのボルトハンドルはプロスナイパー/リアルショックモデルと異なり、大きく下方向に曲がった特徴的なボルトハンドルが付いています。

セーフティーレバーはボルトハンドルの脇に付いています。
Fが射撃可能状態、Sが安全状態です。

ボルトハンドルはこんな感じ。

個人的にVSR-10 Gスペックのボルトハンドルの形状が嫌い(操作しづらい)なので、これは追々プロスナイパー/リアルショックモデルで採用されているタイプのボルトハンドルに交換しようと思っています。

本当、このボルトハンドルの形状だけは慣れない…。

ちなみに、ボルトハンドルにキャップを取り付けるとこんな感じになります。
このキャップ、昔は無かった気がするんですが、いつから付属してるんでしょうか。

トリガーはこんな感じで細身のシンプルな形状。
引きやすい形状ではあるのですが、45度シアーのおかげでトリガーフィーリングが非常に微妙。

トリガーをゆっくり引くと「ググググパン!」みたいな感じで、突然ピストンが前進する感触がどうも馴染めないので、これも追々90度シアーに変更するつもりです。
やはりトリガーには「これ以上引くとシアーが開放されるよ」って感触が欲しいです。

バットプレートはラバーで出来ており、この部分は黒色。
VSRと記載されています。

初速について

という訳で箱出し状態での初速を見ていきます。
使用しているBB弾は東京マルイ 0.20g樹脂弾。

まずHOP最低の状態で92m/s半ば程度、HOPを真ん中位まで上げると94m/s後半〜95m/s前半程度まで上がります。

HOP真ん中から2クリック後ろに動かした状態が最大初速になるようで、95.5m/s程度の初速が出ていました。

もっと撃って慣らしていったら96m/s位までは上がりそうな気がします。

尚、最大初速の状態から更にHOPを強くしていくと初速は下がっていき、最大HOP状態で94m/s半ば程度まで落ちました。

ちなみに、最大初速の状態で0.28g(VSR10 Gスペック付属のBB弾)を使った場合、80m/s半ば(0.907J)でした。

よくVSR10の初速を上げるためのカスタムパーツとか沢山ありますが、これ以上初速上げて意味があるのか疑問になるレベルで初速が出てますね。

2006年で銃刀法が改正され、その直後のVSR10はものすごい初速が落ちたという話しを聞いたことがありますが、その頃に比べると初速は上がっているのかも知れません。

BB弾の保持位置と気密について

最後に、BB弾の保持位置(ノズル長)のチェックとエアダスターを使った気密チェックを行いました。

まず、BB弾の保持位置に関しては最大初速となるHOP量でドンピシャ。
特にノズル長さを調整する必要は無いような状態でした。
気密に関してもエアダスターの圧力でピストンを動かす事が出来る程度の気密が出ているので、箱出し状態でも十分すぎる気密が取れている事が分かりました。

ノズル長がドンピシャというのは正直驚きで、元々VSR10はノズル長さが短かくてBB弾の停弾位置に少し遊びがあったのですが、この個体はピッタリでした。
分解してみないと何とも言えないですが、何か変更が加えられている可能性がありそうです。

今後、箱出し状態のグルーピングを計測してみます

という訳で、今後の記事になりますが箱出し状態でのグルーピングを計測してみようと思っています。
なんだかんだ、箱出しドノーマル状態のVSR10のグルーピングって1つの基準になると思うんですよね。

とりあえず30mで撃てるようにBushnell AR OPTICS 3-12x40mmを乗せました。
スコープ取り付け時にはいつも通り、水平器で水平出し。

近々30m練習会を開催する予定なので、その時に色々見ていこうと思います。
こんな感じで、いつも通り三脚に固定して撃つつもりです。

意外とこういうシンプルなセッティングもカッコよくて良いですね。

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