ASG/MODIFY STEYR SCOUTのマガジンを調整してみました(効果の程は不明)
記事作成日:2021年8月3日
先日、『微調整したASG/MODIFY STEYR SCOUTで30mでのグルーピングを計測してみました』という記事で30mでのグルーピング結果を紹介しましたが、その時に気になった問題として、マガジンの残弾数によってHOPの掛かり具合が変わってくるという物がありました。
状況としてはフルロードの時でHOPが強めに掛かり、3〜4発程度減らした状態から弾道が安定、その後フォロワートップがL字のカーブに差し掛かる部分でまたHOPが強くなるという感じです。
単純にHOPが安定する弾数に調整したマガジンを3本用意して計測するという方法が一番簡単ではあるものの、マガジン側の調整でこれを何とか出来ないか?と思って一旦マガジンを分解してみる事にしました。
STEYR SCOUTのマガジンはAPS2形状(非互換)なので、恐らくAPS2のマガジンと同じ分解方法だとは思います。
という訳で、まずはマガジン側面に付いているピン2本を抜きます。
ピンは片側が膨らんでおり、抜き差しの方向が決まっているので注意が必要です。
これでダンパーとマガジン側を分離させる事が出来ます。
続いて、マガジンキャッチを押しながらマガジンインナーを上に引っ張る事で、インナーを外す事が出来ます。
マガジンインナーを見てみると、結構中が広い事が分かりました。
BB弾を詰めてみるとこんな感じで、リップ側は綺麗なダブルカラムになっているのですが、下側はごちゃっとしてます。
マガジンインナーも分解しました。
まず、リップの根本に付いているピンを外してリップを外します。
その後側面に付いているネジをすべて外す事でマガジンインナーを真っ二つにできます。
元々マガジンスプリングが硬すぎる事が原因だったりするのかな?とも思っていたんですが、別にそんな事は無かったです。
という訳で、唯一気になったのが内径が広すぎるのを修正する為に、マガジンインナーの左右に厚さ1mmのプラ板を貼り付けました。
このプラ板はスプリングガイド手前まで伸びています。
組み立てるとこんな感じ。
横からの残弾確認が出来なくなりましたが…。
これでBB弾がかなり綺麗に詰まるようになりました。
左がノーマル、右がプラ板を入れた状態です。
本当、1mmx2枚でピッタリですね。
元々何で広めの設計になっていたんでしょうか…。
という訳で、思う限りのASG/MODIFY STEYR SCOUTのマガジンの調整は以上になります。
とりあえず1本だけこの加工を行ない、もう1本はノーマル状態なので2本のマガジンを使って弾の飛び具合の比較をしてみようと思います。