Victoptics S6に激似のショートスコープ、RED WIN RW8 Kuiper 1.2-6.24IR MRB-Wのレビュー | エボログ

Victoptics S6に激似のショートスコープ、RED WIN RW8 Kuiper 1.2-6.24IR MRB-Wのレビュー

2021年8月6日

AliExpressなどで販売されている、『RED WIN RW8 Kuiper 1.2-6.24IR』を知人から借りたのでレビューしていきます。
カラーはブロンズ、レティクル形状はMRB-Wです。

箱に書かれている「赤の勝利」とか「今フィールドを取る」とか中途半端な日本語がいい感じですね。

内容物はこんな感じで、スコープ本体とバトラーキャップ、マウントリング、キルフラッシュ、樹脂製コインドライバー、スルーレバー、説明書、クリーニングクロスといった感じで割と充実しています。

付属のマニュアルはこのスコープ専用の物では無いですね。
多分、RED WINのスコープを買うと付属する共通のマニュアルだと思います。

RED WIN RW8 Kuiper 1.2-6.24IR(バトラーキャップ装着状態)はこんな感じのショートスコープです。

バトラーキャップを開くとこんな感じ。

バトラーキャップを外すとこんな感じになります。

見て分かると思いますが、以前レビュー記事を書いたVICTOPTICS S6に瓜二つな製品です。

VICTOPTICS S6

チューブ径は30mmです。

ハウジングはこんな感じで、直接摘んで操作できるエレベーテーションダイヤルとウィンテージダイヤルが付いており、左側には輝度調整ノブが付いています。

エレベーテーション・ウィンテージダイヤルはゼロロック付きで、ゼロイン調整時にはノブを引っ張ってから回す必要があります。
ノブを押し込むとゼロイン設定がロックされます。

1クリック1/5MIL動き、カチカチとしたクリック感があります。
ちなみにVICTOPTICS S6は単位がMILではなくMOAでした。

また、ゼロリセット機能も付いており、こちらを使うにはノブ上面のネジを外します。
ネジを外すには付属の樹脂製コインドライバーを使うと便利です。

このノブの内側の構造もVICTOPTICS S6と同じなんですよね…。

輝度調整ノブはこんな感じ。
電池入れの蓋にはメーカーロゴの刻印が入っています。
使用する電池はCR2032です。

イルミネーションは6段階で、カラーは赤のみ。
電源ONとOFFが交互に並んでいるタイプで、VICTOPTICS S6とは仕様が違っています。

ハウジング下部にはRoHS2、ECロゴ、FCCロゴ、Rwd Win Opticsデザインである旨の表記、シリアルNOなどが書かれています。
ロゴ類はEU圏で販売する為に入れているのだと思われます。

パワーノブはこんな感じのデザインになっています。
倍率は1.2倍〜6倍となっています。

パワーノブは3倍の位置に空いているネジ穴を使って取り付けます。
尚、本体はブロンズですがパワーノブは黒色でした。(VICTOPTICS S6も同様のデザインで、ブロンズに黒のパワーノブが付属するという仕様も同じ)

接眼レンズ側の左右には製品名とメーカーロゴが印刷されています。

視度調整ノブの形状はVector Optics Foresterシリーズによく似ている先端が窄んでいる形。
VICTOPTICS S6の形状と全く同じです。

ちなみに、接眼レンズの回転を止める為のネジが外れており、回せば接眼レンズが外れてしまいます。
尚、本来は接眼レンズをこういう風に外すと封入されている曇り止め用の窒素ガス(ニトロゲン)が抜けて「シュッ!」と音が鳴ったりするんですが、無音でした。

もしかしたら曇り止めガスは封入されていないか、直ぐに抜けてしまう構造なのかも知れません。

ちなみにレティクルはガラスエッチングだと思われます。
ロックナットで固定されているだけなので、簡単に外す事が出来そうな感じです。

どういう人が買うのか知らないですが、探してみるとレティクルだけの販売って結構見つかるんですよね…。

レンズのコーティングとレティクルについて

対物レンズと接眼レンズは共にグリーン系のマルチコート。
特に対物レンズの方は鮮やかな緑〜黄緑色になっています。

スコープを覗くとこんな感じ。(1.2倍)
レティクルはLeupold Mark6の5.56CMR-Wに似ている気がします。
右上の目盛りは距離計測用でしょうか…イマイチ仕様が分かりません。

倍率を上げるとこんな感じ。
左が3倍、右が6倍です。
SFPレティクルなので倍率を上げてもレティクルの大きさは変わりません。

イルミネーションは中央のドットのみが点灯します。

レンズの歪みチェックとパララックス計測

という訳で、レンズの歪みとパララックス計測を行ないました。
スコープとディスプレイの距離は2mです。

ピントが合っていないので大体な感じになりますが、全体的に歪みがある事は分かりますね。

視点を上下左右に動かすとこんな感じ。
ギリギリ円内に収まっていますが、像の歪みが結構気になる感じ。

屋外で覗いてみました

最後に、屋外で覗いてみた感想です。
場所は東京サバゲパークのシューティングレンジ。
明るい環境下でもイルミネーションは最大輝度にすれば一応視認出来ました。

1.2倍、3倍、6倍でそれぞれこんな感じ(写真左が1xとなっていますが、間違いです)
等倍ではなく1.2倍という倍率が付いているショートスコープですが、安価なスコープだと1倍表記でも倍率が付いている事が多々あるので、そう考えると1倍として運用する事も出来そうな気がします。
像の明るさは倍率を上げるごとに少しずつ暗くなっていく感じ。

尚、どの倍率でも気になる程度にはレンズの周囲がブレています。
中央は綺麗に写っているのですが、周囲が中央方向に向けてブレているのが分かると思います。


全体的に価格帯を考えると最近流行りなスタイルだなという印象。
というかAliExpressとかAlibabaとかを見ているとこの形状のスコープ、色々なメーカーから発売されているので、どこかの工場のOEMラインナップの1つじゃないかと思っています。

この辺りの製品はノブのチェッカリングとか、レティクルやイルミの仕様、倍率が少し違っている位で基本的な構成、価格帯があまりに似すぎてます…。
コピーしたにしては販売時期が重なりすぎていますし…。

似ているショートスコープ達

尚、これのライフルスコープ版みたいな製品も出ているようです。